【40代男性向け】未経験職種への転職の注意点と狙い目の職種を紹介

40代になると、定年を意識したりして「新たなチャレンジをしたい」「このまま今の会社にはいられない」と転職を考える男性もいますよね。

しかし40代での転職は、想像以上に厳しいもの。特に「未経験」での転職は、即戦力が求められる転職において一層ハードルが高いです。

また40代での転職を「最後のチャンス」と考える人が多い中、転職後は予想外のギャップに悩まされる40代男性も。

この記事では、40代で転職した男性へのアンケート回答を交えて、後悔しないために知っておきたい「40代での転職の盲点」や、転職成功のポイントなどをお伝えします。

40代男性・未経験で転職しやすい職種についても紹介するので、転職するかどうかを含め、考えるヒントにしてください。

『40代男性が未経験の職種に転職するのは難しい』は事実

40代が転職する1番のデメリットは、やはり「年齢の壁」。未経験の場合、さらに厳しい現状が待っています。

平成29年3月発表の(独)労働政策研究・研修機構による、中小企業への転職者についての調査結果から、業界・職種ともに未経験で転職した人の割合を見てみました。

転職者のうち「未経験職への転職」の割合を年代別に見ると、21~40歳が「74%」なのに対し、41~50歳は「16.8%」とかなり低い比率です。

また、当サイトが「40代で転職したことのある男性」に行ったアンケートにも、次のような回答が多く寄せられました。

・若手の即戦力を求める企業が多く、魅力ある求人数が極端に少ない。
(42歳で転職/商社の営業からメーカーの営業へ)
40代で未経験職に転職するということは、企業が求める「若手の即戦力」の真逆を行く形なんですよね・・・。
なんだよ、じゃあ40代は転職するなっていうのか?
いえ、そうは言っていません。「転職しないことが逆にデメリットだ」という人もいます。

本当に転職すべきかどうか、未経験職でないとだめなのかをよく考えた上で行動することが大切なんです。

では次に、転職後に気づきがちな、40代男性の転職の盲点を確認しておきましょう。

40代で転職する前に知っておきたい!入社後の『意外な盲点』

ある程度の社会人経験がある40代男性。転職した場合、入社して初めて気づきがちな「予想外のギャップ」に悩まされる可能性があります。

それは、20代や30代の頃よりも、職場や仕事への適応に時間やストレスがかかったり、プライドが邪魔をしてしまったりすることです。

未経験の業界・職種では、仕事内容や進め方を覚えるのはもちろん、人間関係も1からやり直し。

組織になじめずよそ者扱いされたり、嫌がらせを受ける人もいます。

40代、特にプライドの高い男性には、これが予想以上に負担となる可能性が高いのです。

筆者が勤めていた会社にも、40代で別の業界から転職してきたものの、ストレスで「ある日突然、会社に来なくなった人たち」が数人いました。

40代の男性で、転職後すぐ職場になじんでいた人はみんな「大らかで人見知りせず、誰にでも腰が低くて謙虚」だったという印象があります。

でも、転職した先に若い社員が多く、「気分がリフレッシュして仕事へのモチベーションが上がった」という人もいるんですよ。

心と頭を柔軟にし、新たな環境に適応しようとする「謙虚な姿勢」を持つことが上手くいくカギだと言えそうです。

次は、40代男性・未経験での転職を成功させるには何をすべきかを見ていきましょう。

40代男性が未経験で転職するためにおさえるべきポイント

40代男性がおさえるべき、未経験職種への転職ポイントは主に2つ挙げられます。

40代男性・未経験での2つの転職ポイント
  • 「どこでも通用するスキル」を武器にする
  • 「最後のチャンス」と心して転職先を吟味する

それぞれ見ていきましょう。

40代男性の転職では『違う業界・職種でも役に立つスキル』を武器にする

40代の転職では、「企業が40代男性に求める条件」と「自分のスキルや希望条件」にズレがないことが成功のカギ。

未経験の仕事に40代で転職するには、「業界や職種が違っても活かせる経験やスキル」を持っているかどうかが重要なポイントです。

通常、40代で転職する一番のメリットは「これまでの経験やスキルが活かせること」。企業が40代の転職者に求めるのも、主に「即戦力となる専門的な知識やスキル」です。

しかし未経験職種の場合、前職の業界・職種の経験や専門スキルを活かす機会はほぼないでしょう。

そのため、40代の男性が未経験職種に転職するには、専門スキルや経験以外で転職先で役立つ「何か」、20代~30代のライバルを超える「何か」を持っている必要があります。

「40代の現時点」での自己分析やキャリアの棚卸しをして、希望の業界・企業・職種に役立つ経験やスキル、資質などがないか、洗い出してみてください。

自己分析については、こちらの記事で解説しています。

たとえば、40代ならではの「マネジメント経験」や「問題解決能力」をアピールできれば、未経験職でも歓迎される可能性はあります。

しかし、ある程度の業界知識や職種に関する理解は不可欠なので、業界研究や企業研究もしっかりしておきましょう。

業界研究や企業研究について詳しく説明した記事もあります。

もし「業界や職種を問わずアピールできるスキル」が何もなければ、未経験職への転職は考え直したほうがよいかもしれません。

転職は、これまで「どのように仕事に向き合い、何を得てきたか」、それが試される機会と言えますね。

40代は転職の最後のチャンス?自分の意思や希望を明確にする

40代で未経験の職種に挑戦するには、キャリアを1から作り直す覚悟が必要です。

アンケートでは、40代での転職を「最後のチャンス」と考える人が多く、「後戻りできない」という声も。

同じ職種に転職した人からも、次のような意見が寄せられています。

・転職先を間違えると、仕事がきつくなり、身体が辛くなり、収入も減るという負のスパイラルに陥ってしまう。
(44歳で転職/飲食業界の営業から人材派遣業の営業へ)

失敗を避けるには、自分の意思や希望を明確にして、転職先を吟味する必要が。

社会人経験の長い40代だからこその知識や判断力を、未経験の転職にも活かしましょう。

・社会のしくみや自分の能力などをある程度把握して、本当にやりたいことや自分の望むことを踏まえた転職活動ができる。
(40歳で転職/出版業界のデザイナーから広告業界のWebディレクターへ)
これからの人生を見据えて、情熱を持ってやれそうなことや、自分に必要なものとそうでないものなど、転職先を決める上での希望条件をはっきりさせておきましょう。

ただし40代での転職は、給与などの希望にこだわりすぎると、状況はますます厳しくなります。

特に勤続年数の長い人や役職手当が付く人の場合、未経験職に転職すると収入が大幅にダウンする可能性も高いです。

また、厚生労働省の「雇用動向調査(平成28年)」によると、経験を問わず、40代は「転職後に収入が減った」率が20代~30代よりも高いという結果が。

自分の市場価値に合った条件を決め、妥協できる範囲も決めておくことをおすすめします。

自分の市場価値を知るため、転職エージェントを利用するのも1つの手です。キャリアアドバイザーに相談すれば、自分に合う仕事を紹介してくれます。

経験やスキルによっては、「紹介できる案件がない」と転職エージェントへの登録を断られてしまうことも。

複数の転職エージェントで登録できないようなら、転職はかなり難しいと言えそうです。

また、40代の転職には家族の理解も欠かせません。家族に知らせずに進めてしまうと、「嫁ブロック」、つまり妻の猛反対を受けてしまう可能性が高いです。
 
「嫁ブロック」について詳しくは、こちらの記事で説明しています。

40代男性が未経験で転職した職種の実例と『狙い目の職種』

40代男性が未経験の仕事に転職するなら、すでに自分の中に「強く希望する職種」があるのがベストです。

しかし「少しでも可能性の高い職種を狙いたい」「ほかの40代男性がどんな職種に転職したかが知りたい」という人もいますよね。

この章では、40代男性が未経験で実際にどんな職種に転職したかを紹介し、比較的転職しやすいのはどんな仕事かを説明します。

40代男性はどんな業界・職種に未経験で転職したのか

まずは、当社のアンケート回答者のうち、未経験の業界・職種に転職した人の例を見てみましょう。

40代男性・未経験の業界・職種への転職例
転職前の業界・職種 転職後の業界・職種
自動車販売・サービス 運送業・運転手
飲食・キッチンスタッフ 官公庁・非常勤職員
エネルギー業界・営業 経営コンサルタント
IT業界・コンサルタント 化学業界・人事
飲食業界・店長 兼 接客講師 建築業界・営業
通信業(携帯電話)・販売 人材派遣会社・営業
通販業界・カタログディレクター 水産業界・営業企画
官公庁・福祉職 美術館経営・事務
損害保険業界・営業 公益団体・企画事務
独立系コンサルティング・コンサルタント 飲食業界・CIO

このアンケート結果では、異業界・異業種から転職した業界はさまざまです。職種は「営業」がやや多めでした。

未経験で採用された人は、「前職の実績を高く評価してもらえた」「挑戦を良しとしてもらえた」など、これまでの成果や意欲を汲み取ってもらえたケースが多いようです。

では次に、40代で未経験の男性が一般的に採用されやすいと言える仕事について説明します。

40代男性が未経験で転職しやすい業界・職種とは?

40代男性で未経験でも、比較的転職しやすい職種とは、どんな仕事なのでしょうか。

求人情報に「40代~50代歓迎」「40代活躍中」などと謳って募集されている仕事は、たいてい次のいずれかの特徴に当てはまります。

40代・未経験の男性が歓迎される仕事の特徴
  • 人生経験や落ち着いた人柄、高いコミュニケーション能力が必要
  • 特別な資格が必要ない、あるいは入社後に取得可能
  • 高度な専門技術や知識が必要ない

具体的には、次のような職種での募集が多いです。

40代男性・未経験が転職しやすい職種
  • 営業
  • セレモニー(葬祭)スタッフ
  • 人材コーディネーター
  • 介護職員
  • ビル管理技術者
  • タクシードライバー
  • 配達ドライバー
  • 警備員
  • 飲食店のホールスタッフ
  • 構内作業員(簡単な部品などの組み立てや製造・管理など)

「40代以上」「未経験OK」で求人を検索すると、求人数が最も多いのは営業職です。接客が苦手でなければ、コミュニケーション能力や提案力を活かして活躍できます。

ただし一口に「営業」と言っても、業界や営業スタイルはさまざま。

「生命保険営業」なのか「不動産営業」なのか、「新規営業」なのか「法人営業」なのか、など、自分に合った仕事内容を選んで応募してください。

警備員やタクシードライバー、ビルなどの設備管理者は、多くの会社で研修制度が整っており、40代未経験者も歓迎されます。

介護職は、仕事をしながら資格を取ってステップアップしていく人が多い職種の1つ。

体力が必要な仕事が多かったり、パートなどの非常勤で働く女性が多かったりすることから、男性の介護職の需要は高いです。

リーダーシップのある40代男性なら、介護で未経験から働き、資格を取って管理職を目指せます。

介護業界は人手不足だっていうもんな。ほかはどんな業界が狙い目なんだ?
保険や不動産業界のほか、運送業や警備業、飲食サービス業なども慢性的に人材不足だと言われています。
なんかどれも大変そうだな。
ええ。社会的にニーズの高い業界ではあるのですが、仕事の忙しさや厳しさに耐えかねて辞めてしまう人も多いんです。

応募する前に、業界についての知識や情報の収集を怠らないでくださいね。

後悔しない転職のために、こちらの記事もおすすめです。

40代男性が未経験で転職するのは難しい、でも可能性はある

企業が転職者に「即戦力」と「若さ」を求める中、40代男性が未経験職種に転職するのは、かなり厳しい道だと言わざるを得ません。

転職成功のためには、「自分」と「企業の求める人材」との共通点を見つけましょう。そして、業界や職種に関係なく役立つスキルを売りにしてください。

20代や30代より役に立つこと、企業側のメリットとなることをアピールできれば、40代・未経験でも採用される可能性はあります。

転職して後悔しないように、業界や職種、企業の情報をできるだけ手に入れ、転職先はしっかりと吟味しましょう。

転職後は、年下の上司や異なる企業風土にもなじむよう、謙虚で柔軟な姿勢で臨むことをおすすめします。

 

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