編集者の仕事内容を、主な業務の流れや働き方から詳しく紹介します

雑誌や文芸、漫画や実用書まで、世の中はたくさんの本で溢れていますよね。

それら1冊1冊、企画から完成にいたるまで、本にまつわる様々な業務にたずさわるのが編集者の仕事です。

クリエイティブなイメージで人気のある編集者ですが、具体的にはどんな仕事なのか、イメージしづらいのではないでしょうか。

この記事では編集者の仕事に興味がある人のために、編集者の詳しい仕事内容を紹介します。

編集の仕事に興味がある人のほか、本がどうやって作られるのかを知りたい人も、ぜひ読んでみてください。

編集者の仕事内容とは?本ができるまでの主な業務を紹介

編集者の仕事は、雑誌や文芸、漫画など取り扱うジャンルによっても多少異なります。まずは共通する仕事内容を、次の流れに沿って見ていきましょう。

編集者の主な仕事の流れ
  1. 企画する
  2. 予算を立てる
  3. ライターやカメラマンなどに仕事を依頼する
  4. レイアウトを考え、体裁を整える
  5. 原稿を印刷会社に印刷してもらう
  6. 売るための宣伝方法などを考える

大まかな段階に分けて説明していきますね。

編集者の仕事:まずは「企画」が肝心!アイデアがベストセラーに!?

本を作るのに、まず大切なのは企画です。いくら丁寧に仕事をしても、多くの人が「面白い!」と思える内容のものでなければ、よい本は生まれません。

そのため編集者は街の風景や流行、新聞や雑誌、テレビや広告など目にするものに常にアンテナを張り、本になるネタを探している人が多いです。

好奇心が旺盛で、アイデアを考えるのが好きな人に向いている仕事と言えるでしょう。

本にするまでにはまず企画書を作り、社内会議で通れば作成に取りかかります。

企画が通らなければ本になりません、そのため、企画書の段階で、本の魅力を的確に伝える必要があります。

どんな本でも、まずは企画書から始まるのですか?
小説や漫画の場合は、原稿が持ち込まれることもありますね。

その場合はよく原稿を読み、出版できるレベルのものか判断するのも編集者の仕事です。

編集者の仕事:予算立てや仕事の手配、良い本にするための青写真を描く

企画が通ったら、その本を作るのにどのくらいお金が必要か、予算を立てます。

また、その本にふさわしいイラストレーターやデザイナー、ライターやカメラマン、モデルなどに仕事を依頼します。

頭の中である程度の完成図を作り、どこにどんな人材を配置すればベストなのか。

そういった青写真を描くのも、編集者の大切な仕事です。

編集者は仕事を頼むだけなんですか?

自分で文章を書いたりはしないんですか?

いいえ。雑誌などの場合は自分で取材し、記事を書くこともあります。

そのため、編集者には文章力も必須です。また、撮ってほしい写真をカメラマンに説明するため、詳しいスケッチを描くこともあります。

かなりマルチな能力が必要になりますね。

編集者の仕事:文章や写真のレイアウトを考え、出版に向けて体裁を整える

依頼した文章や写真ができ上がってきたら、修正の必要がないかチェックします。

どの写真を使うか決めたり、文章や写真をどのように配置するかを決めるのも編集の仕事です。

雑誌などではデザイナーに指示が分かりやすいよう、ラフを描いて仕事を進めます。

「ラフ」って何ですか?
ページのどこにどのキャッチコピーや文章、写真が入るかを具体的に指示した、たたき台となる図面のことです。
絵が上手くないといけないんですか?
いいえ。あくまで「どこに何が」「どのぐらいの比率で入るか」がわかればいいので、簡単な手描きのスケッチで構わないんですよ。

それを元に、デザイナーが実際に紙面を作っていきます。

編集者の仕事:原稿を印刷所へ渡し、できた本の宣伝方法を考える

原稿が出版できる状態に整ったら、印刷所に渡して本に仕上げます。

本ができた後も、編集には宣伝にまつわる様々な仕事が待っています。

帯文やあとがきを誰に頼むかを作者と一緒に考えたり、宣伝方法や販促イベントの考案、広告を打つ際のキャッチコピーや、紹介文を作成したりもします。

編集者の仕事内容は、働き方や分野によって異なる

こうして見ると、編集者って本当に何でもやらないといけないんですね。
ええ。ただ、編集者が行う業務の範囲は、所属会社などによって異なります。

編集者の働き方は大きく分けて、次の3つに分かれます。

編集者の働き方
  • 出版社勤務
  • 編集プロダクション勤務
  • フリー編集者

出版社勤務の場合は、企画から販売にいたるまで一貫して携わります。

しかし編集プロダクションの場合は、出版社から依頼を受け、編集にまつわる実務のみ行うのが一般的です。

フリーランスの編集者も、一部の業務にしか関わらない場合があります。

また、大手出版社では仕事が細分化されており、予算や発行部数、宣伝などにまつわる仕事は、営業など他部署が行う場合もあります。
分野によって、重点を置く仕事が異なるのも大きな特徴です。
どう違うんですか?
例えば文芸の編集者なら、作家から原稿を貰うのが一番大切な仕事です。

雑誌編集者の場合は、企画内容や見せ方に重点が置かれます。

漫画編集者は、作者と一緒にストーリーを考えることもありますよ。

編集者になるのに必要な資格や、有利な資格はあるのか

編集者になるのに、必要な資格や有利な資格はあるのですか?
いいえ。編集者になるために有利になる資格は特にありません。

ただ、応募資格としては、大手出版社の多くが「大卒」を挙げています。どこの大学やどこの学部が有利といったことはありません。

また、編集者に有利な資格というのも特にありません。

とは言え、作家や漫画家、学者など、仕事を一緒にする相手はその分野のプロの人たち。

ですので、編集者の知識量も、豊富なのに越したことはありません。

文芸や漫画を担当する編集者には、かなりの量の本や漫画を読み込んでいる人が多いです。

また、出版はあらゆる分野の書籍を扱うため、ファッションや美容、料理やスポーツなど、何か得意分野があることも強みになります。

特定の希望する分野があるのなら、専門家並みの知識を持っておくと就職にも役立つでしょう。

編集の仕事は、出版不況の今こそ熱意と行動力のある人材が必要

編集者の仕事は楽ではありませんが、とても夢のある仕事です。

自ら企画して著者などとともに工夫を重ね、1冊の本が完成した時の感動。これは、ほかの仕事ではなかなか味わえないものでしょう。

やりがいがある分、仕事はハードです。締め切り前には長時間勤務が続きますし、常識にとらわれないアーティストとの仕事は、精神面で消耗することも。

そのため、編集の仕事は誰にでもできるものではなく、狭き門とも言われているのです。

スマホやゲームの台頭で出版不況とも言われている昨今。高い競争率を勝ち抜いて編集者になっても、将来が安泰というわけではありません。

しかそんな時代だからこそ、高い発想力と行動力を持った編集者が求められています。

 

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