美容師の転職は給与・条件・集客力を意識すべし!ポイントを徹底解説

美容師のあなたが「転職したい」と思うのは、どんなときでしょうか。

深夜残業で疲れ切って帰ってきたとき?

人間関係に悩んでしまって、どうしたらいいのかわからないとき?

そんなふうに体や心をすり減らしながら働くのは、とてもつらいですよね。

体や心が悲鳴を上げてしまう前に、新しい職場や職種を探してみませんか?

今回は、美容師の皆さんにリサーチした「仕事を辞めたい」と感じるタイミングをご紹介。

さらに、転職の際に求人情報でチェックすべきポイントや、美容師からの転身に向いている職業を解説します。

美容師を「辞めたい」と思ったのはこんなとき!理由も解説

「転職したい」と思うきっかけは人それぞれですが、美容師ならではの苦労も多いものです。

美容師の皆さんは、どんなときに転職を考えるのでしょうか。

当サイトでは、美容師を辞めたいと思っている(または辞めた)人にインターネット上でアンケートを行いました。

「美容師を辞めたい」と思った理由は・・・
・スタッフ間のいじめや上下関係の厳しさなど、人間関係の悪さが一番の理由です。(31歳・女性)

・仕事が激務で、体を壊しても予約があると休めないこと。急な休みは絶対できませんでした。(34歳・女性)

・給料が安いのと、このままこの職業で将来食べていけるのかが不安だった。(23歳・男性)

給与については次の章で詳しく解説するとして、まずは仕事の大変さやつらさについて見てみましょう。

美容師に多い転職理由は、次のとおりです。

美容師に多い転職理由
  1. 人間関係による悩み
  2. プライベートの時間がない
  3. 体調不良でも休めない
  4. 立ち仕事などによる体の不調
  5. イメージと現実とのギャップ
  6. 下積み期間が長い
  7. 将来への不安

それぞれ詳しく説明していきますね。

美容院の先輩、同僚・・・人間関係による悩み

どんな職業でも人間関係に悩むことはありますが、小さな店内で長時間一緒に働く美容師にとって、人間関係はとくに大きな悩みに発展しやすいものです。

美容師は個々のセンスを活かす技術職。客からの指名数で給与が上下するケースも多いです。

このため、お互いが仕事仲間でありつつライバルでもあるという、複雑な関係になりやすいと言えます。

2012年に発表された「美容師の社会的スキルレベルと離職の関連性」(日本大学大学院総合社会情報研究科紀要)によると、他人と良い関係を築く「社会的スキル」の高さは、美容師の離職確率に深く関わっているとのこと。

難しくてよくわかりません・・・。社会的スキルって何ですか?
会話力や対応力など、他人と良い関係を築くためのスキルのことです。

このデータからは、そのスキルが低い美容師ほど離職しやすいことがわかります。

ただ働き続けるためだけに高水準の社会的スキルが必要ということは、それだけ「美容師にとって職場の人間関係が大きな意味を持つ」ということの表れです。

美容師は時間外業務に深夜残業・・・プライベートの時間がない!

美容師は、営業時間外のミーティングや講習などもあり、拘束時間が長い職業です。

中には、深夜残業や1日12時間以上の労働が当たり前になっている職場も。

とくにアシスタント期間は閉店後にカットやシャンプーの練習をすることも多く、「プライベートの時間がない」と感じます。

美容師は体調不良でも休めない

予約が入れば休日出勤することもある、美容師の仕事。お客様第一とは言え、貴重な休みが帳消しになってしまうのはつらいものですよね。

ましてや急な休暇申請は出しづらいものです。

体調不良や急用で休みたくても「無理にでも出勤しなくては」というプレッシャーは、苦痛に感じる人も多いでしょう。

美容師は腰痛、手荒れ・・・体の不調がケアしきれない

美容師の仕事は、立ち仕事。しかもまっすぐ立っているだけでなく、前傾姿勢や中腰で作業することも多いですよね。

無理な姿勢を長時間続けることで、腰を痛めて辞めていく美容師も多いです。

また水仕事によるケアが追いつかないほどの手荒れも、美容師の職業病と言えます。

美容師のイメージと現実とのギャップについていけない

実際仕事を始めたことで「美容師に対するイメージが変わった」という人もいるでしょう。キラキラしたイメージを持っていた人は「こんなはずじゃなかった」と感じるかもしれません。

実際の美容師の仕事は激務ですし、想像以上に地道な作業が多いもの。

お客様と関わる上でも、嬉しいことはもちろんたくさんありますが、ときには嫌な思いをすることだってあります。

美容師の数年に渡る下積み期間・・・長すぎて疲れてしまった

美容師の多くは、アシスタントとして数年ほど経験を積みながらさまざまな条件をクリアして、初めて一人前のスタイリストとしてデビューできます。

下積み期間は勤務先や個人の能力にもよりますが、短くても2〜3年、長いと5年以上かかることも。

アシスタントは簡単な作業や雑務しか任せてもらえないことが多く、閉店後の練習など残業も多くなります。給与もスタイリストに比べ少ないケースがほとんどです。

時間的にも経済的にも「割に合わない」と感じ、転職を決意する人もたくさんいます。

美容師として何歳まで働ける?将来への不安が大きい

美容師の仕事には、体力面や勤務時間の面でさまざまな課題があります。

将来を考えたとき、「この働き方をいつまで続けられるのだろう?」と不安になってしまうこともあるでしょう。

何歳になっても続けられる技術職ではありすが、1日12時間の労働や深夜に及ぶ残業は、長年続けられるものではありません。

そう考えたときに、独立をめざして計画を立て始める人もいれば、転職を視野に入れ始める人もいます。

独立して自分の店を持つという目標には、なんだか憧れます!でも、それにはある程度の経験が必要ですよね?
そのとおり。ですから実際には、転職を考える美容師も多いんですよ。

給料が低いことも、美容師の転職に多い理由のひとつ

美容師の給料の安さも、「仕事を辞めたい」と思うきっかけのひとつです。

美容師の給与水準は、決して高水準とは言えません。

とくにアシスタント時代の給与は月収が20万円に満たないケースも多く、「働く時間は長いのに、お給料が見合わない」と感じて離職する人も多いのです。

当サイトの独自アンケートでも、美容師の給料については次のような意見が見られました。

美容師の給料について
・安いと思います。時給に換算すると他のアルバイトをしたほうが確実に稼げます。(アシスタント・女性)

・レッスンや会議が営業時間外にあるため、拘束時間と比較すると少ない。(アシスタント・女性)

・とても安いと思う。労働内容、労働時間に見合った給料ではない。(アシスタント・男性)

アンケートでは、なんと回答者全員が「給料は安い」と感じていることが判明。

もちろん、独立して売れっ子になるなど高収入を得られるチャンスもありますが、多くの美容師にとって給与は悩みのタネなのです。

ちなみに2018年の美容師の平均年収は、従業員数99人以内の店舗で約297万円、従業員数1000人以上の店舗で336万円です。(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より当サイトで算出)

年収350万円なら、そこそこ良い金額と言える気もしますが・・・。
これは年齢や経験年数に関わらず、美容師すべての収入を平均にしたものです。

ベテラン美容師や、飛び抜けて高収入の人気美容師も含まれているんですよ。

なるほど。もっと低い金額のケースも多いんですね。
そのとおり。アシスタントや若手スタイリストなら、年収200万円以下というケースも珍しくないんです。

美容師の給料については、「美容師の年収はどれくらい?政府統計の結果と求人情報から徹底解説」 の記事も読んでみてください。

美容師をはじめサービス業では離職・転職が当たり前?

さまざまな悩みがある、美容師という仕事。もちろん素晴らしい仕事なのですが、「このままではやっていけない」と転職を考えることもあるでしょう。

厚生労働省「平成29年雇用動向調査結果」によると、美容師が含まれる「生活関連サービス業」の入職率(仕事を始めた人の割合)は21.4%です。

それに対し、離職率(仕事を辞めた人の割合)は22.1%。

なんと、職に就いた人よりも辞めた人の割合の方が多いのです。

この数字はあくまでも「生活関連サービス業」全体のものであり、美容師のみのデータではありませんが、ひとつの目安にはなるでしょう。

せっかく夢を叶えたのに離職してしまうのは、なんだかもったいないような・・・。
でも、転職そのものは決して悪いことじゃないんですよ。環境を変えてイキイキと働けるようになるなら、むしろ良い選択だと言えますよね。

美容師の転職成功へ!緻密なチェックとスキルの棚卸しは必須

美容師の転職先は、大きく分けて次の2種類です。

  1. 美容師として他の職場へ転職する
  2. 美容師を辞めて、他の職業に転職する

それぞれについて、転職を成功させるポイントについてご紹介していきましょう。

美容師として他の職場へ転職する場合

「美容師の仕事は好きだけれど、今の職場には問題がある」という場合、まずは別のお店に移ることを考えてみましょう。

美容師として別の職場へ転職する場合、チェックしたいのは次の3つです。

  • 給与が安すぎないか
  • 希望する条件と合っているか
  • サロンに集客力があるか

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。

チェック1:給与が安すぎないか

美容師の給料は、月額や年俸など固定給の場合もあれば、完全歩合制の場合もあります。

いずれにせよ、求人募集でチェックすべきは給与の最高金額ではなく、むしろ最低金額のほうです。

経験年数などによっては、記載されている最低金額が実際の給与額となる可能性もあります。必ず両方の金額をチェックしましょう。

チェック2:希望する条件と合っているか

今の職場を「辞めたい」と思った理由をじっくり考えてみましょう。

辞めたい理由を裏返すと、それが「自分が転職先に対する希望条件」となります。

「派閥争いのない職場がいい」「できれば定時で帰りたい」など、条件を書き出してみてください。

そして「これだけは譲れない」という優先順位をつけるのです。

この作業が、より良い職場を見つける手助けになります。

チェック3:希望するサロンに集客力はあるか

よほど腕に自信があるなら別ですが、新しいサロンで自分を指名してくれるお客様を見つけるのは大変なことですよね。

自分にまだ固定客がつかないうちは、お店の集客力が給料にそのまま影響します。

求人情報だけでなく、そのサロンを訪れるお客様の口コミなども合わせてチェックしてみましょう。

求人探しのポイントはわかりました。でも、実際どこで探すのがいいんでしょう?
忙しい仕事の合間にもスマホで転職活動できるwebサイトがおすすめです。美容師に特化した求人サイトもありますよ。

美容師の転職には、次のような美容師専用の求人サイトを使うと便利です。

転職サイト名 特徴
リジョブ サロン情報が見やすく、雰囲気がわかりやすい求人サイトです。お祝い金やスカウト機能などの嬉しいシステムも充実しています。
リクエストQJ 勤務地や雇用形態はもちろん、「社会保険完備」「土日休み」などのこだわり条件を細かく絞り込んで探せるサイトです。
ビューティーキャリア お店に勤務しているスタッフの特徴から、求人検索ができます。趣味や出身校など、自分と共通点のあるスタッフが勤めている職場が見つかります。

こうしたサイトを上手に活用して、スムーズな転職をめざしましょう。

美容師を辞めて、他の職業に転職する場合

美容師の仕事で培われたスキルは、他のさまざまな仕事に役立てることができます。

接客スキルやコミュニケーションスキルを活かせる仕事
  • 販売・サービス
  • 営業
  • 受付
  • コールセンター
  • 事務
  • 営業アシスタント など
美容の知識を活かせる仕事
  • 美容ディーラー
  • ウィッグ・かつら関連業 など
美的センスを活かせる仕事
  • ネイリスト
  • メイクアップアーティスト
  • アパレルメーカー
  • 化粧品メーカー など
  • ファッションコーディネーター など

また、人に喜ばれることが嬉しいという人は、介護や教育関係にも適性がある可能性大。

大切なのは、きちんと自信を持って自分のスキルの棚卸しをすることです。長所を活かした転職活動なら、成功する確率もぐっと高まりますよ。

美容師の転職、可能性は無限大。体も心も元気に働ける新天地を探そう!

美容師は、きれいになる手伝いをすることで誰かを笑顔にできる、素敵な仕事です。

でも職場や環境によっては、つらい面ばかりが気になって、大好きな仕事を楽しめなくなってしまうことだってあるでしょう。

そんなときには、転職サイトを使って新しく働ける職場を探したり、美容師ではない別の道を歩く準備をしたりするのも、前向きな選択です。

自分をすり減らすような職場に限界を感じているのなら、体も心も元気に過ごせる新しい場所を探してみてはいかがでしょうか。

※掲載の情報は2019年10月現在のものです。
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