『マイケル・ペイジ』は外資系・スペシャリスト向け転職エージェント
「マイケル・ペイジ」は、ロンドン発祥で40年以上の転職サポート実績を持つ転職エージェント。
世界36カ国で140支店を展開しており、外資系企業の転職に強いのが1番の特徴です。
東京都周辺で外資系企業への転職を希望するなら、「マイケル・ペイジ」の利用をおすすめします。
ただし「マイケル・ペイジ」自体が外資系企業ということもあり、日本の大手転職エージェントと比べるとサービス面で物足りなさを感じる人がいるかもしれません。
この記事では「マイケル・ペイジ」の特徴や利用に向いている人、登録から入社に至るまでの流れを説明します。自分が利用するのに向いている転職エージェントかどうかを見極める参考にしてください。
マイケル・ペイジの『求人』『アドバイザー』それぞれの特徴
マイケル・ペイジは一般的な大手転職エージェントとは違い、利用に向いている人が限られるエージェント。どんな人向けかは、求人内容やアドバイザーの特徴から判断できます。
では「マイケル・ペイジ」の特徴を、「取り扱う求人」と「アドバイザー」それぞれに分けて見ていきましょう。
『マイケル・ペイジ』で取り扱う求人の特徴とは
マイケル・ペイジが取り扱う求人には、主に次の3つの特徴があります。
- 外資系企業が約8割
- 東京都・神奈川県勤務が約9割
- 営業、IT、マーケティングの職種が多め
「マイケル・ペイジ」の公式サイトから求人検索をしてみると、正社員の求人の約8割が外資系企業のものです。
世界36カ国に140もの拠点を構えるグローバルなネットワークと、40年以上に渡る人材紹介の実績によって、外資系企業からの依頼が多く集まっています。
勤務地で見てみると、東京都と神奈川県の求人だけで実に全体の約9割。
地方では1ケタの求人しかないところもあるので、地方で探す人は別の転職エージェントと併用するのがおすすめです。
「マイケル・ペイジ」で公開されている求人を分野別に見てみると、IT系や金融、医療、メーカーなど多岐にわたっています。数で比較すると、上位3つは次のとおりです。
- 営業
- IT
- マーケティング
もっとも多く掲載されていたのは営業職の求人です。また、財務・経理、エンジニアリングの仕事も比較的多く見られました。
『マイケル・ペイジ』に在籍するアドバイザーの特徴とは
マイケル・ペイジでは、キャリアアドバイザーのことを「コンサルタント」と呼んでいます。当記事でもここから「コンサルタント」と呼ぶことにしましょう。
「マイケル・ペイジ」で働くコンサルタントの特徴として、主に次の3つが挙げられます。
- 企業側・求職者側の双方を担当する1人体制
- 業界・職種に分かれたチーム制
- 固定給制のため、無理に転職をすすめられるリスクが低い
「マイケル・ペイジ」のコンサルタントは、担当が「企業側」と「求職者側」に分かれていません。
1人で対応するため双方の事情に詳しく、情報共有不足によるミスマッチが防げます。
また「マイケル・ペイジ」では、「IT」や「医療・ヘルスケア」、「経理・財務」などの分野別チームでコンサルティングを行っています。
それぞれの専門分野の動向や採用ニーズを熟知しているため、企業側と求職者側の双方にとって話がスムーズに進められるというメリットがあるのです。
そのためコンサルタント同士のチームワークを妨げる障害がなく、個人の成績を上げるため無理に転職を勧められるリスクも低いと言えます。
『マイケル・ペイジ』で転職するには『即戦力と英語力』が必要
マイケル・ペイジを利用するのに、年齢などの条件はありません。しかし取り扱う求人のメインが外資系企業のものだという性質上、次の2つはクリアしておきたいところです。
それぞれについて見ていきましょう。
即戦力となる実務経験やマネジメント経験・スキル
外資系企業では「仕事をしながら自分で成長していく」という考え方が主流で、日本の企業のように「会社が人を育てる」風土でない場合がほとんど。
そのため外資系企業への転職者には「即戦力になること」がより重要なポイントです。
「マイケル・ペイジ」の利用も、専門的な実務経験や、部下の指導などのマネジメント経験を積んだ人が向いていると言えます。
マイケル・ペイジの公式サイトにも、「管理職経験者、有資格者など専門性を持つスペシャリストの転職支援をします」と明記されているのです。
その場合は別の転職エージェントを利用しましょう。
とは言え、学歴や社会人経験年数、PCスキルや英語スキルなど、別の条件や能力が求められます。非公開求人にも、未経験OKの求人情報が含まれているとは考えにくいです。
転職は、自分に合ったサポートを受けることも重要なカギとなります。
未経験で20代の人に特化した転職サポートなら「ハタラクティブ」、「doda」などの総合型転職サイトなどもおすすめです。
ビジネスレベルの英語力
外資系企業では、上司や同僚が外国人だったり、クライアントが外国人だったりすることも多いです。そのため英語での会話やメール、電話対応が日常的に行われることも。
「マイケル・ペイジ」で外資系企業への転職を狙うなら、英語力は必須です。
「マイケル・ペイジ」の求人は、7割近くが「英語のみ」で記載されています。
日本語で書かれていても「ビジネス会話レベルの英語力」「TOEIC800点以上」などの必須条件・理想条件がある求人がほとんどです。
「マイケル・ペイジ」公式サイトでも、「登録者にバイリンガルが多いことによってクライアントからの高い評価を受けている」と記載されています。
その場合は、別の転職サイトやエージェントを利用するのがおすすめです。
大手転職サイト・エージェントから職種などに特化した転職エージェントまで、おすすめの転職サイトと主な特徴をまとめた記事があるので、ぜひ読んでみてください。
外資系転職エージェント『マイケル・ペイジ』の基本情報
『マイケル・ペイジ』は、1976年にイギリスのロンドンで設立されました。2001年に日本に進出、東京オフィスを開設しています。
そんなマイケル・ペイジの基本的な情報を表で見てみましょう。
運営会社 | マイケル・ペイジ・インターナショナル・ジャパン株式会社 |
---|---|
会員数・年齢層 | 非公表 |
求人件数 | 約4,000件 |
非公開求人件数 | 非公表 |
求人更新日 | 随時 |
スカウト機能 | なし |
利用料金 | 無料 |
求職者向けスマホアプリ | なし |
拠点一覧 | 東京 |
面談可能時間 | 要相談 |
セミナー・イベント | なし |
『マイケル・ペイジ』登録から入社までの流れを説明
マイケル・ペイジの転職支援サービスは、次のような流れで行われます。
- 登録
- コンサルタントからの連絡
- 求人案件の紹介
- 選考、面接
- 内定、入社
マイケル・ペイジに登録するには、次の2つの方法があります。
- 掲載されている求人情報に応募する
- 「履歴書を送信」ボタンから必要事項を記入、送信する
求人情報にある「応募」ボタンを選択しても、企業に直接応募はされません。まずはコンサルタントからの連絡を待つ形です。
「履歴書を送付」ボタンを選択すると、名前や連絡先の入力フォームに移行。履歴書のデータを添付して送信します。
その代わり、添付する履歴書が仕事を紹介されるかどうかの唯一の判断材料となるのです。
『マイケル・ペイジ』で経験を活かせる外資系企業へ転職しよう
「マイケル・ペイジ」の利用は、英語が堪能なうえ実務経験や管理職などの経験がある人が向いていると言えます。
利用者にはバイリンガルが多く、英語力が必須な求人がほとんど。そのうえ外資系企業では、日本の企業よりさらに即戦力となる人材を求められます。
また東京・神奈川の求人が約9割を占めているので、地方在住で外資系企業への転職を探すなら、別の転職エージェントとの併用をおすすめします。
「マイケル・ペイジ」を上手く利用して、自分の経験を活かせる外資系企業への転職を成功させましょう。
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