広報の仕事のつらさ・大変さとは?4つの「つらい」理由とその対処法

会社の顔ともなる「広報」の仕事。広報は新商品やサービスなどを広く社会に知らせる役目があり一見華やかですが、責任も重く「つらい」と感じることもあります。

広報の仕事でつらいことの1つが、トラブルや不祥事があると矢面に立たなくてはならないこと。

社内・社外の間で板挟みになることもあれば、思うような成果が出ず落ち込むこともあります。

また、広報の業務の必要性が、周囲の社員に理解されにくいことも。

この記事では、そんな広報の仕事を担う人の抱えるつらさや大変さとはどんなことなのかを説明、その対処法も解説していきます。

広報の仕事がつらい・・・その理由や大変なこと

「広報の仕事は華やかで、やりがいのある仕事」これは確かですが、実際には地道で、責任は重い割に、苦労の結果が目に見えにくい仕事でもあります。

そのため、広報の仕事を「つらい」と感じる人も。そのつらさの原因には、次のような点が挙げられます。

広報の仕事でつらいこと
  • トラブル時の対応
  • 社内外のコミュニケーション
  • 効果を感じられない
  • プレスリリースの作成

それぞれ見ていきましょう。

社の代表としてトラブル時の対応をしなければならない

広報は、会社の顔として自社のプランドや商品などを社会に知ってもらうのが役目。自社のトラブルや不祥事が起きた際にも、会社側の代表として対応しなくてはなりません。

トラブルが起きた際には、広報が矢面に立ち、経緯や原因の説明、今後の対応、消費者への謝罪など、対外的な対応をしなければならないことも。

即座に対応しなくてはならないだけでなく、正確な情報を、誤解を生まないように発信しなければなりません。

問題が重大な場合には企業トップが会見などを行いますが、そのシナリオは広報が作成するケースも多いのです。

会社の窓口となれば、お客様から直接クレームを受けることも。そういった際にも、謝罪など「必要に応じた適切な対応」を行う必要があります。

社内外のコミュニケーションが上手くいかない

広報の仕事には、さまざまな人とのコミュニケーションが不可欠です。

社会との橋渡し役となる新聞やテレビなど、メディアとの関係は重要ですし、自社のことをよく知るには社内の人間との関わりも同じくらい重要です。

しかし、情報を発信する側と受け取る側でニーズが異なることも多々あります。

「情報を出しすぎないでほしい」という社内の意見や「もっと情報を出してほしい」というメディア側の意見の両方を、上手く調整する必要もあるのです。

広報は社内の人間と社外の人との間で板挟み状態になってしまうことも多いんですね。

また、広報の通常業務は目立たないことも多いため、他の社員にあまり理解されず、不要な存在だと見なされてしまうケースもあります。

効果を感じられないことがつらい

広報がどんなに苦労や工夫を重ねていい仕事をしても、それが会社の利益やイメージアップに繋がるとは限りません。

宣伝戦略を考えるのは難しいもの。企業のイメージを守りつつ、方向性や宣伝方法など、あらゆることを決め、広報活動を行います。

それには市場トレンドの調査や自社への深い理解、現状の正しい把握なども必要です。

また広報は、限られた予算内でタイムリーに行わなければならない上に、宣伝には大きなコストや時間がかかります。そのため「絶対に失敗できない」というプレッシャーと日々戦うことになるのです。

頑張っても効果がなかったら、自信もなくなりますし、やり甲斐も見いだせなくなりますよね。

また、自社のブランド・商品の品質が誇れるものでない場合にも、広報の仕事はつらいものに。

どんなに上手く宣伝できたとしても、ブランドや商品に魅力がなければ売れない、あるいは一時は売れても続くことはありません。

ブランドや商品、サービスの質が高いのが前提で、それを上手く宣伝できてこそ、広報の仕事が報われるとも言えます。

しかし、広報としての責任感が強い人ほど、効果が表れなければ広報の自分に責任があると感じてつらくなってしまうのです。

プレスリリースの作成がつらい

広報の仕事の1つに「プレスリリースの作成」があります。プレスリリースとは、新聞・テレビなどのメディアに向けて自社の情報を発信すること。

しかし自社の取り組み、商品などがいかに画期的か、いかに社会のニーズに合うかなど、魅力をわかりやすくかつ最大限に伝えるのは意外に難しく、つらく思えることも。

しかもマスコミ関係者は、各企業から送られてくる大量のプレスリリースに毎日のように目を通しています。

目に留めてもらえる魅力的な文章が書けなければ、取り上げてもらえないのです。

広報の人って、いろんなことに頭を悩ませているんですね。

でも、上手くいけばとてもやり甲斐を感じられるお仕事だと思います。

市役所などにも広報があると聞いたのですが、仕事のつらさは一般の会社と同じでしょうか?
お役所の場合は、予算などで一般企業より厳しい制約があります。

また、社会の見る目も、お役所にはより厳しくなりがちです。何か起きたときには、風当たりも強いですね。

広報のつらさや大変さを乗り切るための対処法

広報の仕事がつらくて心が折れそうになったときの対処法を、悩み別に見ていきましょう。

トラブル時の対応がつらい場合の対処法

トラブルや不祥事が起こった際、企業は謝罪をしなければならなかったり、正しい情報を社会に発表したりしなくてはなりません。

その責任は重く、大きなプレッシャーとなります。

プレッシャーに打ち勝つためにも、マニュアルを作るなど、事前にできる限りの対策をしておきましょう。

まずは想定されるトラブルをリストアップ。それぞれにどういった初期対応をすべきか、どの部署と連絡を取り合うか、などを明確にしておきます。

また、社長の不在時にはどういう指示系統で動くか、などの確認も必要。何があっても困らないようにしておきたいものです。

ほとんどのトラブルは、初動対応が重要なカギを握ります。

初動対応が上手くいけば、「神対応」などと高く評価されることもあるんですよ。

記者会見や取材時の質疑応答なども、事前に予想して回答をある程度考えておくのがベター。なぜなら、質問にはすべて即答するのがベストだからです。

迷ったり言い淀んだりしてしまっては、あらぬ誤解を招いてしまいます。

とは言え、広報担当として事実を正確に伝えることだけは守るようにしましょう。

嘘やごまかしは、会社や自分の首を自分で締めることになりかねません。

社内・社外のコミュニケーションが上手く取れずつらい場合の対処法

社内で広報の仕事が理解されていなくてつらい、という場合は、まず身近な人に、広報の仕事内容とその重要性を理解してもらうことから始めましょう。

広報の一言で株価が変わることもあるなど、事例も交えて説明すれば、いかに大切な役割かを理解してもらいやすいです。

また、普段から社員全員への「感謝」の気持ちを持つことも大切。

「広報なんて不要だ」という人がいる場合、「直接的に会社に利益をもたらさないから」という理由を挙げる人もいます。

ただし、この場合は営業以外のすべての職種に対してそのような考えを持っている可能性大。

広報の仕事の重要性を理解してもらうと同時に、「みなさんのおかげ」という気持ちを持って接することで、相手の印象を変えられる可能性があります。

広報だって重要な仕事なんですから、へりくだったりする必要はありませんけどね。

社外のメディア担当者とのコミュニケーションは、相手のニーズを冷静に読み取ることがカギ。

その担当者はどんなことに興味を持っているか、どんなことを書けば取り上げてくれそうか、などのリサーチをしてみてください。

広報活動の効果を感じられないことがつらい場合の対処法

広報活動の効果は、すぐに出るとは限りません。地道な活動や口コミなどによって、じわじわ広がっていくケースもあるのです。

プレッシャーが大きくても、結果をすぐに求めず、焦らず、じっくりと取り組んでみましょう。

また、広報の仕事で大切なのは、自社やその商品などに対して、まずは自分が興味を持ち、愛着を持つこと。

宣伝するものに対して愛着を持てなければ、効果的な宣伝をすることはできません。

そして、良い面ばかりではなく悪い面もしっかり把握しておくことが大切です。

広報すべきものをさまざまな視点で見ることで、いろんな角度からアプローチをする、マイナス面を逆手に取るなど、厚みのある広報活動ができるようになります。

プレスリリースの作成がつらいときの対処法

プレスリリースしたものを記事として取り上げてもらうのは、そう簡単なことではありません。

とはいえ、マスコミなどに取り上げてもらえなかったり、世間に認知されないと、広報として責任を感じてしまいますよね。

基本的には数多くこなす必要があるので、ネタがすぐに尽きてしまうことも悩みのタネ。

そんなときには、話題を小分けにしてプレスリリースを書いてみましょう。

仮に、新商品(お茶系ドリンク)の発売をプレスリリースに書くとします。その情報を、できるだけ小出しにしてみるのです。

ドリンク1つにしても、使用している茶葉、抽出方法、監修者、ボトルデザインのことなど、さまざまな情報に分けられます。

それぞれメインとなる内容、アピールポイントを変えることで、1つの商品、サービスに関していくつものプレスリリースが作れるのです。

開発担当者に話を聞いたりして知識を増やしたり、関連情報やライバル製品について調べるなどして、情報を増やす工夫をしてみることもおすすめします。

広報の仕事って、常にさまざまな試行錯誤が必要なんですね。
ええ。アピール力だけでなく、効果的な広報活動を的確に選んで実行したり、社会のニーズや傾向を分析するスキルも必要です。

これらが不得意な人には、広報の仕事はつらいものでしかないかもしれませんね。

対処しても広報のつらさが払拭できない場合は、転職も1つの選択肢に

広報は会社の顔として重要な存在。でもそのせいで風当たりが強かったり、業務の重要性をほかの社員に理解してもらえなかったりすることもあります。

まずは落ち着いて、自分が広報の何を「つらい」と思うのか、その原因を考えてみましょう。

それによって、あらかじめトラブルを想定し心の準備をしておいたり、重要性をわかってもらう努力をしたりして、つらさを払拭できないか試してみてください。

広報の仕事の魅力は、企業の顔として情報を発信できたり、さまざまな人との繋がりが持てたりすること。

その広報のやりがいをまったく感じられず、会社に行くのが苦痛で毎日眠れない、悩んで食事も喉を通らないという状態なら、身体や心に支障が出てしまう前に転職するのも1つの選択肢です。

 

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