転職で年収をアップさせたい!年収の交渉をエージェントに任せるメリット
転職を希望する大半の人が「転職して今よりも年収を上げたい!」と思っているのではないでしょうか。
転職で年収を上げる方法の1つとして、相手企業の採用担当者に希望年収を交渉するという手段があります。
しかし自分のビジネススキルをアピールして企業側と年収交渉をおこなうことは、とてもハードルの高い作業です。
特に在職中の人は現在の仕事と転職活動を同時におこなう必要があるため、企業と直接交渉しようとすると、転職活動による精神的な負担も増えてしまいます。
転職の大きなプレッシャーとなってしまう年収交渉は、転職エージェントに任せるのがおすすめです。
当記事では、企業側との年収交渉を転職エージェントに代行してもらうメリットについて説明します。
転職で年収を上げるには企業の給与水準や人手不足の業界に注目する
転職で年収を上げることは、正直決して簡単なことではありません。
年齢が高くなるほど、賃金が減った人の割合は増える傾向にあるのです。(平成27年「転職者実態調査」)
希望する年収に見合ったビジネススキルや、自分を採用するメリットを企業に伝えるアピール力も当然必要になります。
ですが今よりも給与水準が高い会社や人手不足の業界へ転職すれば、転職での年収アップが期待できるかもしれません。
- 現在よりも給与水準の高い会社
- 人手不足の業界
それぞれについて、詳しく解説します。
年収を上げたいなら年収水準の高い業界や会社へ転職する
「年収水準」とは社員の給与を算定するための「給与規定」によって定められている、社内の平均年収のことです。
各企業によって定められた「年収水準」が今よりも高い業界や会社へ転職できれば、年収アップが期待できます。
国税庁が発表した「平成28年分 民間給与実態統計調査」では、業種別の平均年収を知ることが可能です。
国税庁による業種別平均年収のなかから上位5業種を紹介します。
業種分類 | 平均年収 |
---|---|
電気・ガス・熱供給・水道業 | 769万円 |
金融業・保険業 | 626万円 |
情報通信業 | 575万円 |
製造業 | 493万円 |
医療・福祉 | 389万円 |
1年を通じて勤務した場合の平均給与を業種別に見てみると、もっとも多かったのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の769万円でした。
次いで「金融業・保険業」の626万円が続いています。
代表的な企業として関西電力や東京電力、東京ガスなどがありますよ。
生活に必要なエネルギーの供給や汚水などの処理をしている事業は、経済状況に関係なく一定の売上が見込めるので、他業種に比べて平均給与が高いんですよ。
業種や企業ごとの平均年収は、次の方法でも調べることが可能です。
- 厚労省が公開する統計データをチェックする
- 「有価証券報告書」をチェックする
厚生労働省のホームページ内にある「賃金構造基本統計調査(全国)」では、企業規模や産業、雇用形態別などの平均年収データを見ることができます。
転職先の企業が上場している場合は、その企業のホームページで公開している「有価証券報告書」から平均年収を調べることが可能です。
企業が公表する年収額はあまり鵜呑みにせず、参考程度にとどめておきましょう。
人手不足の業界へ転職すると年収アップの可能性が高い
人手不足の業界は競合会社よりも先に人材を確保したいため、給与面などの条件を良くしてくれる可能性も。
厚生労働省が発表している有効求人倍率※では、求職、就職の状況を数値で把握できるため、人手不足の業界を知ることができます。
ハローワークで取り扱っている求人数を求職者数で割り、ひとり当たりに対し何件の求人があるかを示した数値です。
この有効求人倍率が1%以上だと、求人案件に対して応募者がなかなか集まらない人手不足の状況だということがわかります。
厚生労働省が発表した平成29年10月分の業界別の有効求人倍率は、次のとおり。
業界 | 有効求人倍率 |
---|---|
建築・土木・測量技術者 | 6.03% |
介護サービスの職業 | 3.21% |
運輸・郵便事務の職業 | 2.98% |
情報処理・通信技術者 | 2.67% |
開発技術者 | 2.45% |
厚生労働省が調査した業界別の有効求人倍率によると、「建設業界」が5%以上とかなり高い倍率に。
建設以外に介護サービスや運輸、情報処理・通信技術も、他業界より比較的有効求人倍率が高いということがわかりました。
ただし人手不足の影響で、社員一人ひとりの仕事量が増えてしまう傾向があるというデメリットも。
人手不足の業界に注目する際は「サービス残業が当たり前」など、人手不足の影響が社員の負担となっていないかどうか社内状況を見極めることも大切です。
転職で年収交渉が成功しやすい人の特徴とは?
転職で前職よりも年収を上げるには、年収水準が高い企業や人手不足の業界に応募することのほか、面接時に採用担当者と条件交渉する方法があります。
ただし企業との年収交渉は「自分が会社に入れば、このようなメリットがある」という絶対的な魅力と、それをアピールできる力がないと難しいです。
採用する側にとっては、「会社の即戦力になる人材かどうか」ということも重要なポイントとなります。
企業と年収交渉がしやすく、年収が上がる可能性の高いのは次のような人です。
- もともと転職先の業界に精通している
- 年収アップを希望する明確な理由がある
- 希望する年収額に見合うスキルがある
前職で身につけたスキルを最大限に活かせる企業へ転職する場合は、年収交渉での収入アップが期待できます。
「3人目の子供が生まれたばかりなので収入を増やしたい」などの明確な理由をストレートに伝えられると、採用担当者にも納得してもらえます。
逆に未経験の業界へ転職する場合、転職先の会社で勉強をさせてもらう部分が大きくなるため、年収交渉をしても聞き入れてもらえない可能性が高いです。
未経験の業界へ転職するなら前職での経験をどう活かすかうまくアピールしたり、役に立つ資格を取っておいたりするなどの対策をしましょう。
そんなときは転職エージェントに、年収交渉を代行してもらいましょう。
転職エージェントに年収交渉してもらうメリットや方法については、次の章で詳しく解説します。
転職先との年収交渉を転職エージェントに代行してもらおう!
転職で年収を上げたいなら、転職エージェントに年収交渉を代行してもらうのがおすすめです。
転職エージェントは企業の採用基準や経緯などを把握しており、タイミングを見計らって企業と転職者の年収交渉を進めてくれます。
転職エージェントに年収交渉を頼むメリットは、次のとおりです。
- 年収交渉する手間が省ける
- 転職活動による精神的な負担が減る
- 転職者の年収が高いほどエージェントの報酬が多くなる
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
交渉準備など年収交渉による手間がかからない
自分ひとりで企業に年収交渉をする場合、希望年収の伝え方・切り出すタイミングなどを十分に考慮しなくてはなりません。
在職中の場合は仕事の合間を縫って、年収交渉するための情報収集や面接対策などの準備を進める必要があります。
企業との年収交渉を転職エージェントに任せれば、年収交渉にかける手間を省くことが可能です。
転職エージェントに年収交渉を任せることで精神的な負担が減る
転職エージェントに任せれば、年収交渉に臨む不安やストレスが少なくなります。
年収交渉による精神的な負担が少なくなることで、転職先の面接対策や退職の準備などほかの作業に専念できますよ。
転職者が高年収になるほど転職エージェントの利益も上がる
転職エージェントは企業に紹介した転職希望者が採用された場合に、その転職者の年収に応じた報酬がもらえる仕組みになっています。
つまり転職者の年収が高いほど、転職エージェントの受け取る報酬も多くなるんです。
転職者と企業側のマッチングにより高い年収額で採用が決まれば、転職エージェント側の利益もその分多くなるため、懸命になって年収交渉に臨んでもらえます。
年収交渉は転職エージェントに任せて転職活動の負担を減らそう
年収交渉を転職エージェントに任せれば、「自分で交渉しなければならない」というプレッシャーがなくなるため、転職による精神的な負担が少なくなります。
転職者の年収が高いほど、転職エージェントの受け取る報酬も多くなるので、転職エージェントも懸命になって年収交渉してくれますよ。
ただしあまりにも年収にこだわってしまうと、入社後に求められるビジネススキルのハードルも高くなってしまいます。
企業が求める人材と自身の能力を照らし合わせて、「どの程度の年収アップを実現させたいのか」エージェントとじっくり話し合いながら転職活動を進めていきましょう。
- DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
- リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
- マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
- エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
- @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】