webデザイナーの年収って？フリーなら高収入？相場や収入UPのコツ
クリエイティブなイメージで人気のある、webデザイナーの仕事に興味のある人は多いですが、年収についてはよくわからないですよね。
「年収が低い」という噂は本当か、給与はいくらくらいか、フリーや在宅勤務など、働き方によってどんな差があるのか。
また、webデザイナーで年収500万円、1000万円を稼ぐのは可能かなど、気になることは多いもの。
この記事では、webデザイナーの年収・給与について、求人情報からわかる相場などを紹介していきます。在宅の場合の収入やフリーランスで収入を上げるためのポイントも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
webデザイナー未経験の場合、年収の相場は250万円程度
webデザイナーの仕事に未経験で挑戦する場合、給料はどれくらいになるのでしょうか。
webデザイナーの給料に関しては、政府や業界団体などによる公的データがありません。そのため、求人情報から見えてくる相場を紹介していきます。
まずは20代～30代の若い世代が中心となる、未経験からOKの求人の給与です。
未経験でwebデザイナーに応募できる求人の場合、月収は20万円前後、年収は250万円～300円ぐらいが相場でした。
| 地域 | 年収（月収） |
|---|---|
| 東京都 | 年収250万円～（月収20万円～） |
| 東京都・神奈川・千葉・埼玉 | 年収300万円～（月収22万円～） |
| 北海道 | 月収18万円～ |
| 宮城県 | 年収250万円～（月収18万円～） |
| 愛知県 | 月収20万円～ |
| 大阪府 | 年収300万円～（月収21万円～） |
| 岡山県 | 年収350万円～（月収25万円～） |
| 福岡県 | 月収15万2000円～ |
給料をもらいながら勉強するという側面もあるので、単純には比較できません。
ただ、研修制度が充実しているのは首都圏の企業が多いですね。
webデザイナー経験者の場合、年収は350万円以上が相場
では次に、経験者採用の給与の相場を、求人情報をもとに検証してみましょう。
首都圏だと年収400万円程度、地方になると320万円～350万円程度を最低ラインとする企業が多く見られました。
| 地域 | 年収（月収） |
|---|---|
| 東京都 | 年収400万円～（月収28万円～） |
| 東京都 | 年収400万円～（月収25万円～） |
| 北海道 | 月収18万5000円～ |
| 宮城県 | 月収21万円～ |
| 愛知県 | 年収400万円（月収25万円～） |
| 大阪府 | 年収350万円～（月収30万円～） |
| 岡山県 | 年収320万円～（月収23万円～） |
| 福岡県 | 月収22万円～ |
あと、地域差が未経験の場合より大きい気がします。
webデザイナーと他の職種との給与に違いはある？
ホームページのデザインを行うwebデザイナーと、そのデザインを元にプログラミング言語をコーディングし、htmlを作成するhtmlコーダー。
コーダーから始めてデザイナーにステップアップする場合もあれば、両方を兼任する場合もあり、その年収の違いも気になるところですよね。
しかし求人情報で多かったのは、webデザイナーとコーダーを同じ給与設定で募集するものでした。
しかしステップアップすればプログラミングも行うフロントエンドエンジニアになる道もあり、それぞれ独立したプロフェッショナルと見なされています。
webデザイナーを目指す人は、コーディングのスキルも習得するのがおすすめです。
一般的にはディレクターのほうが給料は高いイメージですが、求人情報を見る限りではあまり違いはありません。
ただ、webサイトの立ち上げから関わるwebプロデューサーの場合は、webディレクターやwebデザイナーより給与が高い傾向にあります。
フリーランスや在宅webデザイナーの給与はどのぐらい？
勤務場所や時間に縛られずに仕事ができる、フリーランスや在宅の仕事。自由なイメージに憧れる人も多いのではないでしょうか。
しかし、収入に関しては、在宅やフリーランスはシビアな世界。作業時間や仕事量、スキルなどによって収入は大きく異なります。
会社勤めと違い、安定した収入が保証されないのです。
また、在宅で仕事をする場合、給料は時給制のところがほとんどです。求人情報の例を見てみましょう。
| 会社のある場所 | 時給 | 備考 |
|---|---|---|
| 東京都 | 1200円～1800円 | 経験者 |
| 東京都 | 1800円～ | 経験者 |
| 大阪府 | 1500円 | 未経験OK |
時給1,500円で月20万円稼ぐとしたら・・・週5日、1日6時間ずつ働かないといけないんですね。それなら会社員とあまり変わらないような。
毎日通勤できて、安定した収入が欲しいなら、在宅でなく会社に勤める方をおすすめします。
仕事を自分で獲得する必要があり、経験や実績、知名度なども収入に大きく影響するのです。
webデザイナーで年収500万円や年収1000万円も稼げる？
モチベーションを上げるためにも、どうせ働くなら高収入を目指したいですよね。webデザイナーで年収500万円や、年収1000万円は可能なのでしょうか？
年収500万円なら、高いスキルと経験があれば会社員でも実現可能です。
フリーランスであっても、年収が1000万円を超えるにはwebデザイナー以外の仕事の収入と合わせないと難しいと思いますよ。
では、フリーランスで収入をアップするためにはどうすればいいのでしょうか。それには次のような方法があります。
- デザインだけではなく、コーディングやプログラミングのスキルも幅広く習得する
- ウェブサイトの管理や運営も行う
- 毎月更新が必要なバナーやメルマガの制作を請け負う
- マーケティングスキルを身につける
- 高いコミュニケーション能力、営業スキルを身につける
- 企画やディレクションも行う
- スクールの講師やアフィリエイトサイトの作成、イラスト販売などで、副収入を稼ぐ
フリーのwebデザイナーで年収を高くするには、定期的な仕事を複数掛け持ちする必要があります。
継続して仕事をもらうには、クライアントからの信頼が厚くなければなりません。信頼を勝ち取るためには仕事のクオリティの高さのほか、コミュニケーションを円滑にすることも重要です。
また、「コーディングやプログラミングのスキルを磨く」「マーケティングやディレクションまで行う」など、webデザイナーの仕事にとどまらず仕事の幅を広げることで、収入アップが可能となるのです。
webデザイナーの仕事に資格は必須ではありませんが、勉強するなら資格取得を目指すのも1つの方法です。「webデザイナーを目指す人が資格を取るなら？おすすめ資格6選を紹介」の記事も読んでみてください。
webデザイナー経験者の人には「webデザイナーの転職、失敗しない会社選びのポイントを解説します」の記事がおすすめです。
webデザイナーの年収は高くはないが、努力次第で高収入も目指せる
webデザイナーになりたての頃の年収は250万円～300万円ほどと、専門職でありながら決して高いとはいえません。
会社によっては残業も多く、仕事内容に比べ給与が割に合わないと感じるwebデザイナーも多いです。
ただ、web制作のスキルは習得すれば一生もの。スキルさえあれば会社にこだわらず、フリーや在宅ワークも可能で、パソコン一台あればどこでも仕事をすることができます。
とは言え、情報の更新が速い業界なので、勉強は続けていかなくてはなりません。
スキル次第では高収入も期待でき、将来性もある仕事。最初の頃は修行のつもりで、収入に関しては長い目で見て転職を検討するのがおすすめです。
- DODA 第二新卒歓迎！働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
- リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート！大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中！
- マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群！有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
- エン転職 フレックス制で自由な社風！未経験者OK！平日夜・土日面接OK
- ＠type 残業月20h未満/年休125日/定着率95％【入社祝金アリ】
