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離職票が届かない?退職から2週間待っても来なければ対処しましょう

離職票が届かない?退職から2週間待っても来なければ対処しましょう

会社を辞めた後に受け取るべき書類のひとつに、「離職票」があります。

離職票は、会社が退職の手続きをすると、ハローワークで交付されるもの。

失業手当の申請をするのに必要です。

離職票は、言わなくても送ってくれる会社もあれば、言わないと送ってくれない会社もあります。また、残念ながら言っても送ってくれない会社も・・・。

この記事では、そんな離職票について、届かないときの対処法などを解説します。基本的な知識も紹介するので読んでみてください。

そもそも離職票とは?いつもらうのか、なぜ必要なのか

従業員が会社を退職したら、会社はハローワークに資格喪失届と離職証明書(場合によってはその他書類も)を提出します。

その際、ハローワークから交付されるのが「離職票」です。

離職票は、退職者が失業手当(求職者給付)の申請をするために必須の書類。

基本的には退職した人すべてに交付されます。

ただし、退職者が離職票を必要としなければ、離職証明書の提出は省略可能。そのため会社側は、事前に離職票が必要かどうかを退職予定者に聞くことが多いです。

離職票が必要かどうかはどうやって決めるんですか?
失業手当をもらうつもりがなければ不要ですよ。

たとえば退職してすぐ転職する場合には、離職票は必要ありません。

ただ、「転職後すぐ辞める可能性もあるから」と受け取る人もいます。

雇用保険の離職の手続きは、「退職の翌々日から10日以内」にしなくてはいけない決まりです。

その後、退職者に郵送されるのに1日~2日かかります。

離職票が必要だと伝えた、もしくは不要だと言っていなければ、通常は退職の約2週間後までに離職票が届きます。

離職票が届かない原因は何?届かないときはどうすればいい?

待っていても離職票が届かない場合、理由として次のようなことが考えられます。

  • 忙しくてハローワークに行く時間がない
  • 離職票は不要だと思い込んでいる
  • 単に手続きを忘れている
  • 面倒だからと手続きを怠っている
  • 嫌がらせで故意に送ってこない

手続きは電子申請もできるようになっていますが、従来のようにハローワークに出向いて手続きをしている会社もあるでしょう。

その場合、窓口が混み合って手続きに時間がかかることも多く、担当者がその時間を取れない可能性もあります。

もしくは、転職先が決まっていると伝えてあるため、離職票は必要ないと思い込まれてしまっている可能性もあります。

理由はどうあれ、こちらとしての対処法は同じ。

退職後、2週間を過ぎても離職票が届かないときは、次のいずれかの対処をしましょう。

  • まずは自分で会社に問い合わせる
  • それでもダメならハローワークに相談する

それぞれもう少し具体的に説明します。

まずは会社に問い合わせてみる

退職日から2週間を過ぎても離職票が届かなければ、まずは会社に問い合わせましょう。

日中に時間が取れるなら、メールよりも、電話で話す方がすぐに動いてくれる可能性が高いのでおすすめです。

「忙しくて発送をし忘れていた」など単純な理由なら、すぐに送ってくれるはずです。

2週間経ってもまだ手続きをしていないとしたら問題ですが、とにかくすぐに手続きをしてもらいましょう。

ダメならハローワークに相談する

会社に頼んでも送ってくれなかったり、会社とはトラブルがあって連絡を取りにくかったりするケースもありますよね。

その場合は、最寄りのハローワークに相談してください。

まずは、会社から資格喪失届が提出されているかどうかの確認からしてみるとよいでしょう。

同時に、離職票が交付されているかどうかもわかるので、どこで手続きが止まっているのかを確認することができます。

場合によってはハローワークから会社に確認してもらえることもありますし、その他の対処法を教えてくれることもあります。

ただし、ハローワークでは「まずは自分で連絡してみてください」と言われることも。

すでに督促したものの届かない、トラブルがあって直接は連絡しづらいといった事実も伝えて対処をお願いしましょう。

転職先が決まっているからと離職票をもらわず退職して、もしその転職先もすぐに辞めてしまった場合はどうなるんですか?失業保険はもらえませんか?
前の会社に離職証明書を作ってもらえば、直接ハローワークに離職票の交付を依頼することができますよ。

もちろん、受給資格を満たしていることが前提条件です。

ハローワークに失業手当を申請したい!離職票の提出期限は?

失業手当の申請には、ハローワークに離職票などを持っていく必要があります。

提出期限はありませんが、給付の期間や日数に限りがあるので要注意。

離職票を提出した日が、失業手当の支給の起算日となります。

ただしすぐには支払われず、その後7日間は待機期間、自己都合退職の場合はさらに2~3カ月の給付制限期間があります。

つまり、離職票を出すのが遅いほど、失業保険の給付スタートも遅れてしまうのです。

しかも、失業手当の支給期間は原則として「退職後の1年間」。それを過ぎると、給付日数がまだ残っていたとしても打ち切りとなってしまいます。

え!?じゃあやっぱり、離職票は早くもらって、早くハローワークに行かないと損しちゃいますよね。
数カ月も経つようだと、受給期間の1年が過ぎてしまう可能性があります。

のんびり待つのでは間に合わないおそれがあるので、早めに問い合わせをした方がいいですよ。

退職後2週間が経っても離職票が届かなければ、まずは会社に連絡を

離職票は、退職して失業手当の支給をしてもらう手続きに必要な書類です。

退職後、会社から離職票が送られてくるまでは、およそ2週間が目安。

2週間を過ぎても離職票が届かないときは、会社に問い合わせましょう。

手元にあるのに送るのを忘れていた、ということもあれば、忙しくて手続きできなかった、などさまざまなケースがありますが、たいていはすぐに対処してくれるはず。

そもそも、退職者が希望すれば、会社側には離職票を渡す義務があります。

督促しても会社が対応してくれないときは、ハローワークに相談してください。

離職票をハローワークに提出した日が、失業保険給付の起算日となります。受給するなら、なるべく早く手続きするのがおすすめですよ。

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