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トラック運転手への転職は未経験でも可能?注意点や志望動機の書き方

トラック運転手への転職は未経験でも可能?注意点や志望動機の書き方

営業や事務の仕事から、トラックの運転手に転職したいと思う人もいますよね。

トラックの運転手には、未経験でも応募可能な求人はたくさん見つかります。

しかし転職を後悔しないよう、事前に情報を収集しておくことが大切。

自分がトラック運転手に向いているかどうか、仕事内容や労働環境と合わせて考えておく必要もあります。

この記事では、主に未経験からトラック運転手に転職する際に注意すべきポイントを解説。

志望動機を書く際のポイントも紹介するので、参考にしてください。

【トラック運転手の転職事情】ドライバー不足の現状と転職の状況

人手不足の状況について、日本商工会議所が全国の中小企業約4,000社を対象に調査を行っています。

2018年の調査では、運輸業の約8割が人手不足だと回答。

転職する前に、まずは人手不足の実態がどうなのか見ておきましょう。

トラック運転手の求人はたくさんある!特に若手の人手不足が深刻です

トラック運転手の有効求人倍率は、ここ数年常に全職種の平均を上回っています。

つまりトラック運転手の人手不足状態が、他の職種より深刻であるということ。

平成30年4月の求人倍率を比較すると、全職種が1.35%なのに対し、トラック運転手は2.68%です(国土交通省「トラック運送業の現状等について」)。

また、トラック業界で働く人の高齢化も、業界の抱える大きな課題の1つ。

トラック業界では、20代など若い層の働き手が圧倒的に不足しています。

平成27年の調査では、トラック業界では40歳~54歳のいわゆる中年層の人が全体の約45.2%。29歳以下の人の数は10%にも満たない状況です。

全産業でみると、29歳以下は16.3%。トラック業界では9.1%しかなく、かなりの「若者不足」と言えますね。
じゃあ、転職するならより若い方が採用されやすいですね!
未経験なら特に、若い方が環境になじみやすく教育もしやすいと考えられます。

その先長く働いてもらえる可能性も高いので、歓迎されますよ。

40代や50代でも、トラック運転手の求人は見つかります。ただし優遇されるのは経験者や大型免許の保持者、そして若い年代の人。

また、採用されても、年下から仕事を教わったり注意されたりすることに我慢できない人もいます。

40代未経験での転職なら、こちらの記事もぜひ読んでみてください。

トラック運転手には誰でもなれる訳じゃない!向いていないのはこんな人

人手不足で求人が多いからと言っても、トラック運転手は誰にでもできる仕事ではありません。

運転中は常に危険と隣り合わせ。荷物を届けるには、大きな責任も伴います。

時間やルールが守れない人や自己管理ができない人には、トラック運転手の仕事は向いていません。

ストレスに弱い人にも、トラック運転手は不向きです。

運転中は荷物はもちろん、周りの一般車両や歩行者にも注意を払い、事故のないよう常に神経を使うもの。

イライラする原因は多いのですが、イライラは事故のもとです。

トラック運転手には人との関わりがないと思われがち。しかし、取引先ではハキハキとした対応やコミュニケーションが必要とされます。

仕事がしやすいかどうかは、人との接し方で違ってくるのです。

真面目すぎる人も向いていないかもしれませんね。

トラック運転手の労働環境に法令違反が多いことなど、気にしすぎると仕事が嫌になってしまいそうです。

トラック運転手の仕事内容とは?向き・不向きや問題点についても解説」の記事もぜひ参考にしてください。

トラック運転手の離職率は意外に低い!転職先は慎重に選ぶことが大切

「人手不足」と聞くと、離職率も高いと思いますよね。

しかし運輸業界の離職率は、他の産業に比べて高いという訳ではないのです。

厚生労働省による「平成29年 雇用動向調査」結果の概況によると、離職率が最も多いのは「宿泊・飲食サービス業」の30%。

次いで「生活関連サービス・娯楽業」の22.1%、「その他サービス業」の18.1%・・・と続き、「運輸・郵便業」の離職率は12.4%。

調査した業界の中では、14業界のうち9番目です。

トラック業界で長く働いている人も多いということですね。

ただし、職場によっては職場の環境が悪く、離職者が続出するようなところもあります。

転職先の候補は情報をなるべく集めて、慎重に決めましょう。

【トラック運転手の後悔しない転職ポイント】求人情報はココを必ずチェック!

トラック運転手と一口に言っても、職場によって車両の種類から荷物、雇用条件などはまったく異なるもの。

転職前の想像と現実とのギャップが大きいと、また違う職への転職を考えることになりかねません。

転職するなら、求人情報で次のようなポイントを必ず確認。希望に沿うか、自分に合っているかを考えて選びましょう。

トラック運転手の求人チェックポイント
雇用形態 正社員、契約社員、アルバイト、請負等
勤務形態 定時勤務、シフト制、夜便・昼便等
休日 年間休日、週休制等
運転車両 小型・準中型・中型・大型、フォークリフト等
荷物の種類 食料、日用品、家電、薬品など
距離 都市間の長距離か、隣県など近場か
給与形態 歩合制、固定給+手当等
固定給以外の賃金 ・どんな手当が付くか
・ボーナスはあるか
・評価制度や昇給制度はあるか
各種保険 雇用保険や社会保険(厚生年金保険、健康保険)の有無
教育体制 研修制度、免許取得支援制度の有無

給与については、歩合制で働きに応じて異なる、というケースも多いです。

給与が「基本給+手当」の場合、手当が大きな割合を占めることも。どんな手当が付くかも要チェックです。

一般のサラリーマンのようなボーナスや昇給制度はない会社も多いです。

他の業種とは異なることも多く、職場によって条件の良し悪しは異なります。求人票はよく見ておいてくださいね。

勤務時間については、特に長距離トラック運転手の場合、「8時間」と記載されていても実際にはそれより長時間勤務となるケースがほとんど。

残業がない仕事を希望するなら、近距離を回る小型~中型トラックで決まった時間・相手への配送業務を探すなど、希望の働き方に合う求人を探しましょう。

ただし、中には求人票が実際の条件と異なる会社もあります。

できれば、トラック業界や運転手の知り合いに評判を聞くなど、できるだけ情報を集めることをおすすめします。

企業の良し悪しの1つの判断材料となるのが、国土交通省による「Gマーク」。

これは、交通安全への対策に取り組み、基準をクリアした企業に認定される安全性の評価制度です。

平成29年に「安全性優良事業所」と認定された運送会社は28.9%。トラックの荷台の後ろにステッカーが貼られています。

平成28年の1年間で、Gマークを取得した企業は、取得していない企業に比べて事故が半数以下だという調査結果もあるんです。

Gマークには有効期間もあるので、信頼性も高いですね。

【トラック運転手に必要な免許】仕事内容によって異なる

トラック運転手の求人情報には、必要な免許も必ず記載してあります。

運転免許は現在、「普通」「準中型」「中型」「大型」の4種類。

それぞれ車両総重量と最大積載量によって異なり、大型免許があれば普通から大型までのトラックを運転することができます。

大型トラックの求人は、大型一種免許がないと応募ができないところがほとんど。

普通免許でもOKなところは、小型トラックでの仕事か、まずは小型でトラックの運転に慣れてから中型、大型トラックを任されることになります。

大型免許の取得には、30万円以上のお金が必要。しかし最大10万円が後から返ってくる教育訓練給付制度もあります。

利用には雇用保険の加入期間などの条件があるので、ハローワークに確認してください。

規模の大きな会社では、入社後に免許を取得する人への支援制度がある場合も。働きながら大型免許を取るなら、免許取得の支援があるかどうかも確認してみてください。

けん引免許やフォークリフト運転技能講習などの資格が必要な場合もあります。

トラックの免許の種類をわかりやすく紹介!仕事の幅が広がる資格も」の記事では、受験資格なども詳しく紹介しています。

【トラック運転手の志望動機】伝えるのは「意欲」と「適性」

未経験でトラック運転手に転職する際、志望動機をどう説明するのがいいのでしょうか。

志望動機には、仕事への意欲と、自分がトラック運転手に向いていることを盛り込みましょう。

次のようなポイントをおさえるのがおすすめです。

志望動機で伝えたいポイント
  • 運転が好きだということ
  • トラックの仕事に誇りを持てること
  • トラック運転手の働き方が自分に合っていること
  • 時間やルールを守れる、体力があるなど、必要な資質があること

「運転が好き」では単純すぎるようですが、労働環境のよくないトラックの運転手には大切な要素。

辛くても「好きだから続けられる」という人は、他の仕事でも多いのではないでしょうか。

ただしそれだけでは採用の決定打になりにくいので、別の要素も組み合わせましょう。

トラック運転手の仕事が「社会に貢献できる、誇りを持って働ける仕事だから」というのもおすすめです。

仕事への誇りには、責任感も伴うもの。「困難な仕事を最後までやり遂げた」など、責任感の強さをアピールできる経験なども交えると、適性があることも同時に伝えられますよ。

応募しようとしている会社は、どんな人材を求めていますか?

適性をアピールするには、それを把握しておくのも重要なポイントです。

会社側は「この人は我が社の仕事に耐えられるか、続けられるか」を気にしているもの。

自分がそれに耐え得る人材であると、得意なことや長所、これまでの経験からアピールしましょう。

応募するトラック運転手の仕事で「デメリットになりがちなこと」や「大変なこと」を、ポジティブに変換するのです。

たとえばルート配送なら「同じ作業の繰り返しから、効率化を考えた改善策を見つけるのが得意」といった具合に。

毎回違う配送先なら「単調な繰り返しよりも臨機応変に対応する仕事の方が、自分が成長できて楽しい」などと言い換えることができます。

だからこの仕事が自分に向いていると思った、ぜひやりたい、という流れで話せば効果的。

説得力を増すために、これまでの仕事でのエピソードを加えるのがおすすめです。

トラック運転手の仕事やその会社のことをよく調べた上で応募してきたとわかれば、採用担当者の印象もよくなりますよ。

履歴書などの志望動機の書き方については、こちらの記事も参考にしてください。

転職成功には、経験者の声も参考にするのがおすすめです。

トラック運転手の転職には、専門の転職サイトを利用するのがおすすめ。一般的な求人サイトよりも詳しい情報が手に入りやすいですよ。

トラックの転職におすすめの求人サイト特集!それぞれの特徴を紹介」の記事を参考にしてください。

地域などによっては求人が少ないので、一般的な転職サイトも利用して選択肢を増やしましょう。

トラック運転手の転職は、現状を知って自分に合った働き方を

トラック運転手に転職する前に、トラック業界の人手不足、長時間労働、高齢化などの現状を知っておきましょう。

ただ、業界全体では離職率は他の業種よりやや低め。つまりトラック運転手として働き続けられる人も多いということです。

トラック運転手として仕事を続けられるかどうかは、仕事の種類と職場選びが最大のポイント。

長距離か近場か、大型トラックか小型トラックか、将来的に何を目指すかなどを踏まえて求人を吟味し、自分に合った職場を探しましょう。

人手不足とは言え、誰もがトラック運転手に転職できる訳ではありません。

未経験の人は、応募動機で自分の意欲や適性を上手くアピールしてくださいね。

※掲載の情報は2019年3月現在のものです。

 

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