体育会系の会社は辛いって本当?特徴・向き不向き・求人での見分け方

体育会系の会社は辛いって本当?特徴・向き不向き・求人での見分け方

世の中にはたくさんの会社があり、それぞれに「社風」があります。

社風とは、その企業の持つ特徴的な理念や雰囲気のことで、おおまかに「体育会系」「文化系」などに分けることができます。

中でも「体育会系」の企業には、独特の文化や風土が強く根付いていることが多いもの。その社風が合わないと、働き始めて間もない人でも「辛いな」「辞めたいな」と感じやすくなります。

この記事では、体育会系の会社で「辛いな」と感じている人や就職活動中の人のために、体育会系の会社の特徴や向き・不向き、体育会系の会社の見分け方などを分かりやすくまとめます。

体育会系の会社を避けるための方法についても紹介しますので、職場探しの参考にしてみてください。

体育会系の会社の特徴は?主な共通点5つ

「体育会系」という言葉はわりとよく耳にしますが、具体的にどんな会社がそう呼ばれているのでしょうか?

「体育会系の会社」の主な特徴
  • 上下関係が厳しい
  • 礼儀やマナーを重んじる
  • ノリの良さ、元気・活気を重視する
  • 精神論を重視する
  • チャレンジ精神を歓迎する

それぞれの特徴について、簡単に説明します。

特徴1:上下関係が厳しい

体育会系の会社では、「先輩と後輩」「上司と部下」といった上下関係を重んじます。

「上から下への指示は絶対であり、遵守すべき」という風土を持つことが多く、そうした上下関係が苦手な人は働きにくさを感じる原因になります。

特徴2:礼儀やマナーを重んじる

上下関係がはっきりしている職場では、目上の人に対する礼儀やマナーも重視されます。

「効率の良さよりも礼儀を大切にすべき」といった判断が優先されやすいため、そうした考え方が苦手な人は、苛立ちや窮屈さを感じるかもしれません。

特徴3:ノリの良さ、元気・活気を重視する

体育会系といえば、とにかく明るく「ウェーイ!」と盛り上がるノリの良さをイメージする方も多いのではないでしょうか。

体育会系の会社では、ノリの良さや元気の良さ、活気があることを「よし」とする風土があります。

成功のために緻密な理論を積み重ねるよりも、「とりあえずやってみる」「当たって砕けろ」というフットワークの軽さが重視されるケースが多いです。

特徴4:精神論を重視する

目標を達成するために、気合いや根性といった精神論を重視するのも特徴の1つです。

壁にぶつかってしまって苦しいとき、気持ちで乗り越えた経験を持つ方もいるのではないでしょうか。体育会系の会社では、そうした精神論を重視する文化が根付いています。

論理的な筋道をよく考えてから行動したい、という人にとっては「合理的じゃない」「理不尽だ」と感じる場面もあるでしょう。

特徴5:チャレンジ精神を歓迎する

新しい業務や未知の領域へのチャレンジは、チャンスとリスクの両方をはらんでいます。このため一般的には、なかなか新しいチャレンジに踏み出せない会社も多いものです。

しかし体育会系の会社では、比較的チャレンジしやすい雰囲気があるケースが多く見られます。

結果が予測しづらいことでも「とりあえずやってみろ」と任せてもらえたり、若手社員が責任のあるプロジェクトリーダーに抜擢されたり、ということが起きやすい傾向にあります。

チャレンジ精神を歓迎する社風は、合う人にとってはやりがいが大きく、実力を発揮しやすいメリットがあります。

ただし、合わない人にとっては「チャレンジばかりで落ち着いて働けない」「求められることが多くて疲れる」といった苦痛を感じやすくなるため、注意が必要です。

体育会系の会社「あるある」な出来事!合わない人は要注意

もう少し具体的に、体育会系の会社に多い「あるある」な出来事を見てみましょう。

あるある1「飲み会が多い」

体育会系の会社では、飲み会を使ってコミュニケーションを深める「飲みニケーション」を重視することが多いです。

飲み会の目的は、(お酒を楽しむこと以上に)たくさん会話をして絆を深め合ったり、情報収集を行うこと。ですので、アルコールに強いか弱いかは関係なく「飲み会そのもの」が好きな人が、体育会系には多く集まります。

「人が集まる飲み会の雰囲気が苦手」という人には、苦痛を感じやすい職場かもしれません。

あるある2「一発芸をやらされる」

飲み会では、単なる会話だけでなく、人前に出ることを求められるケースがあります。

とくに営業職や若手社員などは、「人前に出ることに慣れさせる」という目的で、強制的に一発芸をさせられることがあるので、苦手な人は注意が必要です。

飲み会だけでなく、普段の朝礼や会議の中で、1分間トークなどのコーナーを設けて若手社員に発言を求める会社もあります。

あるある3「プライベートがなくなりがち」

体育会系の会社では、「人生すべてが仕事につながる」という考え方をする人材が好まれる傾向があります。

夜中まで残業したり、休日出勤をしたり、また退勤後や休日にも仕事のために自分をブラッシュアップしたり……といった人が、社員として集まりやすいです。

個人のプライバシーに関しても、「人生すべてが仕事なのだから、みんなに共有して当然」という雰囲気が漂っているケースもあります。

「仕事とプライベートをきっちり分けたい」という人は、この点で居心地の悪さを感じやすいです。

あるある4「ノルマがきつい」

とくに営業系の仕事では、達成が難しいノルマが課せられることもあります。

競技スポーツは競い合うことで能力を高め、目標を達成することで大きな喜びを得ることができますが、体育会系の会社でも、その流れを重視する傾向があります。

「大変だからこそ、乗り越えたときの喜びが大きい」と考え、普通なら達成不可能に思えそうなほど大きなノルマを社員に課すこともあります。

あるある5「独特の挨拶がある」

挨拶は人間関係の基本ですが、体育会系の会社ではとくにそれが重視されます。

「おはようございます」といった礼儀正しい挨拶だけでなく、ときには社員同士が「オス!」と声を掛け合うなど、独特の挨拶が根付いている職場もあります。

あるある6「社員の声が大きい」

挨拶については、独特なだけでなく、大きな声で元気に言うほど「よし」とされることも。

はきはきと喋れるのは決して悪いことではないのですが、大きな声を出したり聞いたりするのが苦手な人にとっては、居心地が悪くなりがちです。

あるある7「やたらストイックな人がいる」

体育会系の会社には、ストイックに頑張ることを喜びに感じる人も集まります。

たとえば、「筋トレを続けて体脂肪を一桁台に維持している人」や、「どんなときも有言実行を守り続ける人」など。

そのストイックさは、先輩や上司として尊敬でき、信頼を築ける場合もあるでしょう。

少し注意したいのは、精神論に基づくストイックさを強要されるケースです。
ストイックさを強要? どういう意味ですか?
「気合いがあれば体調不良にはならない」とか、「ノルマを達成できないのはやる気が足りないからだ」といった精神論を強要される場合があります。

こうした考え方は、社員が自分で決めて実行しているならともかく、無理強いされているのであればパワハラにもあたります。

ストイックな社員の存在自体は、決して悪いことではありません。でも「自分がそれを求められたときにどう感じるかは自由で、尊重されるべき」という考え方も、忘れてはいけません。

体育会系と「ブラック企業」は別のもの

体育会系だからといって、ブラック企業というわけではありません。

体育会系というのは、あくまでも社風の一種です。一方で「ブラック企業」は、法律を破ったり、社員の人権や人格を否定したりする企業のことで、こうした悪しき習慣はとても社風とは言えません。

体育会系によく見られる「大きな声での叱咤激励」などは、エスカレートすれば確かに、いじめやパワハラに繋がる可能性もあるでしょう。

いじめやパワハラは職場を働きにくいものにするだけでなく、うつをはじめとする病気、休職・退職・自殺といった問題に発展する可能性をも秘めています。

ですが、体育会系だからと言って、いじめやパワハラ、うつの問題などが必ず生じるわけではありません。

運動部でコーチや監督がげきをとばすシーンと同じで、受け止める側と叱る側の関係性によって、状況は変わってきます。

上司に厳しく叱られたときも、それを良い意味での「叱咤激励」と感じられるような関係性があれば、それはいじめやパワハラとは言えないでしょう。

そうは言っても、上下関係とか礼儀とか、厳しいことが多くて怖いイメージがあります……。
合わない人にとっては、どうしても抵抗感がありますよね。でも、それだけでブラックと決めつけることはできないんです。

性格的に向いている人にとっては、新しいことにどんどんチャレンジできて団結力もある体育会系の組織は、実力を発揮する良い環境であるとも言えます。

だからこそ、自分が体育会系の会社に「向いているのか、向いていないのか」を的確に知っておくことも大切です。

体育会系の会社に向いている人・向いていない人

他のさまざまな会社と同じように、体育会系の会社にも、メリットとデメリットの両方があります。

当たり前ですが、性格的に向いている人にとってはメリットが大きく、向いていない人にとってはデメリットが大きく感じることでしょう。

そこで、体育会系に向いている人・向いていない人の特徴を見ていきましょう。

「体育会系の会社」に向いている人

体育会系の会社に向いているのは、主に次のような人です。

「体育会系の会社」に向いている人
  • 体育会系の部活に入っていた人
  • 場の雰囲気を盛り上げるのが好きな人
  • 上下関係をきっちりしたい人
  • 競争することに燃える人
  • 勝つことに喜びを感じる人
  • 仲間やチームを何よりも大切にしたい人

学生時代に体育会系の部活(運動部)に入っていた人は、こうした会社にもなじみやすいでしょう。考え方やよく聞くワードが運動部と似ているので、違和感なく働ける可能性が高いです。

また、上下関係が明確なほうが働きやすい人、競争心が強くトップ争いに燃える人、勝つ喜びを得るために努力を惜しまない人なども、体育会系の会社に向いていると言えます。

「体育会系の会社」に向いていない人

反対に、体育会系の会社にあまり向いていないのは、次のような人です。

「体育会系の会社」に向いていない人
  • 自分のペースで仕事をしたい人
  • 上下関係や体育会系のノリが苦手な人
  • 精神論より理論的なやり方で仕事をしたい人
  • 仕事とプライベートをきっちり分けたい人

こうした性格に当てはまる人は、体育会系の会社では能力を発揮しづらい可能性があります。就職や転職の際は、社風を見分ける工夫が必要です。

体育会系の会社を見分ける方法

体育会系の会社を見分けるには、求人に応募する前に、社風を調べておく必要があります。

まずはネット上の口コミや、社長や社員の発信しているSNS、インタビュー記事などをチェックしましょう。

また可能であれば、会社説明会やインターンシップに参加し、自分の目で直接社風を確認するのもおすすめです。

その会社が体育会系の社風かどうかを見極めるには、次のような項目に注目すると良いでしょう。

こんな会社は体育会系かも!チェックリスト
  • 企業理念や社長のメッセージが、根性論・精神論に終始している
  • 求人情報で「成果主義」「がんばった分だけ」といった文言が目立つ
  • 給与に占めるインセンティブの割合が高い
  • 社内イベントや社内部活・サークルが盛んである
  • 社員同士が、家族ぐるみで仲が良い
  • 離職率が高い

とくに離職率が高い会社は、働き始めてから「合わない」と感じる人が多いということです。設立から時間が経っているのに、社員の平均勤続年数が短い、という場合も注意が必要です。

転職の際は、これらの項目も含めて企業をよくリサーチしておきましょう。

もし「自分一人で判断する自信がない」と感じても、大丈夫! そのときはぜひ、無料で相談に乗ってもらえる「転職エージェント」を活用してみてください。

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体育会系の会社には向き・不向きがある!自分と会社の相性を見極めよう

体育会系の社風を持つ会社には、「上下関係が厳しい」「精神論を重視する」といった特徴があります。

その社風に合う人であれば活躍することができますが、合わない人にとっては「辛い」「辞めたい」と感じる原因になってしまいます。

自分が体育会系の会社に向いているかどうかを把握し、求人に応募する前に会社の風土をチェックしておきましょう。

一人で判断するのが不安なときは、転職のプロに相談できる転職エージェントを活用するのもおすすめです。自分に合った職場で、快適に働きましょう!

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