離職票が届かない?会社に発行してもらえない時の対処法を紹介!

離職票が届かない?会社に発行してもらえない時の対処法を紹介!

会社を辞めたら受け取るべき書類のひとつに「離職票」があります。

本来、離職票は会社側から辞めた本人に送ってくるべきものなのですが、実際には離職票が届かなくて困っているという人も少なくないのです。

今回は、そもそも離職票はいつ頃までに届くはずのものなのか、なかなか届かない時にはどうすればいいのか等、具体的な対処法も含めてお話していきます。お困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

離職票が届かない時にすべきことはコレ!

まずは、離職票が届かなくて困っている人がやるべきことについて、具体的にご説明します。

離職票が届かない原因

離職票は、ハローワークが会社からの手続きに応じて交付し、会社に送付されます。なので、退職した本人の元に離職票を送るのは、会社の役割です。

つまり、離職票が届かないというのは会社が何らかの事情で役割を怠っているということなのですが、その原因としては以下のようなことが考えられます。

  • 忙しさなどで忘れている
  • 離職票を必要としていることを認識されていない
  • 嫌がらせで故意に送ってこない
  • 離職票を交付する手続きを怠っている

このようにいろいろな可能性が考えられるわけですが、対処法としてはどのケースも大きな違いはありません。以下に、離職票が届かないときやるべきことを順にご説明します。

会社に問い合わせてみる

離職票が送られてこないとき第一にやるべきことは、会社に「離職票が届かないのですが、どうなっていますか?」と問い合わせることです。

忙しくて発送するのを忘れていた等の単純な理由なら、問い合わせに応じてすぐに送ってくれるでしょう。

また、離職票は転職先が見つかっている人には原則として不要なものなので、勝手に「いらないだろう」と判断されて送っていないだけというケースもあります。

会社は、退職者からの請求に応じて離職票を送付する義務がありますので、このような場合も「必要なので送ってください」と言えば、まともな会社ならすぐに送ってくれるはずです。

会社に交付の請求をする

会社は退職者が出たらハローワークに離職証明書を出して、離職票を交付してもらう義務を負っています。しかし、まれにこの義務を怠り、ハローワークに離職証明書も出さず、離職票自体が発行されていないというケースもあり得ます。

この場合も、まずは会社に離職票が交付されているかどうかを確認し、交付されていないならば「ハローワークに離職証明書を出して手続きをして、離職票が交付されたらすぐに送ってください」と請求しましょう。

こんなことを退職者が言わなければならないというのは、よほど対応の悪い会社であり、本来はあってはならないことなのですが、後ほどご説明するように、離職票がないと失業手当がもらえず退職者が困ることになりますので、まずは冷静に請求をしてみましょう。

ハローワークに相談する

会社に何度もお願いしているのに一向に送ってくれない場合や、在職中や退職時にトラブルがあって嫌がらせで送ってくれない場合など、個人では太刀打ちできないケースもあります。

そんなときは、ハローワークに相談してください。ハローワークでは、会社から退職証明書が出ているか、離職票の交付がなされているかの確認が可能です。

離職票の交付がなされていない場合も、交付されているのに会社が本人に送っていないという場合も、ハローワークから会社に請求してもらえます。

ただし、ハローワークの担当者から「まずは自分で連絡してみて」と言われることが多いため、何度も催促したうえでハローワークに行き、担当者にもそのことを伝えましょう。ハラスメントなどがあって自分からは連絡できない時は、事情を話して対応をお願いしましょう。

きちんとした会社であれば、迅速にすべての退職者に離職票を送るものですが、残念ながらそうでない会社もあるのです。

勝手に不要だと判断されていることも少なくないですから、退職前に離職票がほしいことを伝えておくとよいですね。

いつまで待てばいいの?離職票が本来届くべき期限とは

離職票が届かないときの対処法についてお話しましたが、そもそも離職票はいつ頃までに届くべきものなのでしょうか?

離職票が届くまでの流れ

先にも触れましたが、雇用保険法という法律によって、会社は退職者が出たら離職証明書をハローワークに提出しなければなりません。離職証明書が出されると、ハローワークは離職票を交付します。つまり、会社には離職票を交付するための手続きをする義務があるのです。

そして、会社が離職証明書をハローワークに提出する期限は、退職日の翌日から10日以内と定められています。

目安は2~3週間

たとえば、退職後10日目に離職証明書がハローワークに届いたとしても、ハローワークがそれを確認して離職票を交付し、会社に郵送するまでには最短でも1日~2日ほどはかかるでしょう。

ハローワークから離職票を受け取った会社はそこに必要事項を記入しますが、離職票には過去半年分の支給額や退職理由など様々な情報が記載されており、特に多忙な時期には作成に時間がかかっても不思議ではありません。

ですから、離職票に記入後、郵送して退職者の手元に届くまでには、さらに2~3日ほどかかることもあるでしょう。というわけで、会社が適切な処理をしたとしても、離職票が届くまでにおおむね2~3週間くらいは見ておいた方がよいでしょう。

逆に言えば、退職後3週間を過ぎても離職票が届かないときは、会社に問い合わせをしたほうが良いタイミングです。

会社が規定どおり10日以内に離職証明書をハローワークに出しても、その後いろんな手続きが入るため、手元に離職票が届くのは退職後10日を超えることもあり得るわけですね。
その通りです。早く失業手当をもらいたい気持ちがあっても、あまり早く会社に問い合わせてしまうと、よけいに手間をかけさせてしまうこともあります。

少なくとも2週間は待ちたいところですね。

離職票の提出期限は?いつまでにハローワークに出すべきか

退職して次の転職先が決まっていなければ、ハローワークに離職票を提出すれば失業手当を受け取ることができます。では、いつまでに離職票を出すべきなのでしょうか?

提出期限はあるのか

離職票は失業手当を受け取るために必要な書類なので、提出しなければ失業手当が受け取れないというだけであって、提出の義務も期限もありません。

したがって、転職先が決まっている等、失業手当を受け取る資格がない人などは、離職票が届かなくても実際に困ることはないでしょう。

しかし、いつ何時、転職活動を始めることになるか分かりませんから、届かないようならやはり会社に請求等することをおすすめします。

失業給付を受けたいなら1年が期限!

失業手当がもらえる日数は、在職期間や年齢、退職理由等によって異なりますが、いずれにしても退職の翌日から1年間という期限が設けられています。

たとえば、自己都合退職で、被保険者だった期間(勤続年数)が1年以上10年未満のケースでは、失業手当を受給できるのは年齢にかかわらず90日間となっています。

このケースでいえば、もしも離職票がなかなか送られてこなくて、退職後11か月後にハローワークに離職票を出した場合、1年間という受給期限まであと30日ほどしかないため、約60日分の失業手当をもらい損ねてしまうことになるのです。

したがって、離職票の提出に法的な期限はないとはいえ、失業手当で損をしないためにも、1年という受給期限があることを覚えておきましょう。

会社には、退職者が出たら離職票の交付のための手続きを10日以内にする義務があるけど、退職者には離職票をどこかへ提出する義務も期限もないということですね。
そうです。しかし、失業手当を受け取りたければできるだけ早めに離職票をハローワークへ提出すべきですよ。

倒産などで退職した場合は、より長期間受給できますから早く離職票を提出することをおすすめします。

離職票が届かない時は会社に連絡してハローワークに相談を!

退職後、会社から離職票が送られてくるタイミングは、およそ2週間が目安です。3週間たっても離職票が届かないときは、会社に問い合わせてみましょう。

それでも会社が対応してくれないときは、ハローワークに相談してください。会社には離職証明書を出して離職票を交付する手続きを行う義務がありますので、ハローワークを通して依頼すれば会社も対応せざるを得なくなります。

離職票をハローワークに提出できなければ失業手当も受け取れませんから、退職者が損をすることにもなりかねません。一日も早く離職票を受け取るために、できることから対策をしていきましょう。

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