妻が嫁ブロックをする理由と対策!転職時に伝えたい9つのポイント

妻が嫁ブロックをする理由と対策!転職時に伝えたい9つのポイント

妻が夫の転職に待ったをかける「嫁ブロック」。

実は筆者自身も夫の転職に際して、嫁ブロックをした妻の1人です。

筆者の夫は転職先の企業を決めるのが早く、「しっかり検討したのか」「本当にやりたい仕事なのか」と不安になり、嫁ブロックを発動。

しかし夫は嫁ブロックを見事に突破し、転職に成功しました。

今では夫婦ともに転職に満足しています。

当記事では、妻が嫁ブロックする理由と対策を体験談を基に紹介。転職を妻にどう伝えればいいのか、9つのポイントをお伝えします。

「嫁ブロック」とは?妻が夫の転職を阻止(ブロック)

嫁ブロックとは、妻が夫の転職や起業に反対することです。

嫁ブロックにより、内定を辞退するケースもあります。

「嫁ブロック」は、もともと転職エージェントや企業の採用担当者が使っていた業界用語。最近では一般的に認知度も高まってきました。業界用語が一般にも浸透するほど、転職が身近になっているということです。
家庭をもつ男性だと、転職時に「嫁ブロック」という壁が立ちはだかる可能性もあるんですね!ところで、嫁ブロックが起こりやすい家庭の特徴はあるのでしょうか?
夫の収入が多い程「嫁ブロック」が起こりやすい傾向があります。奥様が専業主婦、または共働きであっても変わりません。
私だったら収入面だけでなく、子どもの生活も心配です。
そうですね。奥様が転職に反対するのは、さまざまな理由があります。次の章では、奥様がなぜ嫁ブロックをするのか、その理由についてみていきましょう。

妻が嫁ブロックをする理由!なぜ夫の転職に反対するのか

この章では、妻がなぜ嫁ブロックをするのか、その理由を紹介します。

嫁ブロックを対策する前に、なぜ妻が転職に反対するのか、まずは相手の気持ちを知ることが大切です。

妻が転職に反対する主な理由は、次のとおり。

嫁ブロックが起こりやすい5つのポイント
  • 収入が下がる
  • 福利厚生が転職前に比べ劣る
  • 残業の増加・休日の減少
  • 勤務地が変わる
  • 会社の規模が小さくなる

5つのポイントを詳しく見ていきましょう。

嫁ブロックが起こりやすいポイント1:「収入が下がる」

収入が減ることを理由に、転職に反対する妻は多いです。妻の懸念材料としては次のようなものがあります。

  • 生活水準が下がる
  • 子どもがいる
  • 住宅購入を検討している
  • 住宅やマイカーなどローンを組んでいる

生活水準を下げるのは、簡単なことではありません。また子どもがいる場合は育児費用も大きいので、収入が下がることに不安を抱く妻も多いです。

住宅や車の購入を検討している、または住宅・マイカーローンを組んでいる場合も、転職に慎重になる可能性が上がります。

嫁ブロックが起こりやすいポイント2:「福利厚生が劣る」

住宅手当や家族手当などの福利厚生は、家計の支えのひとつ。そのため、転職先企業の福利厚生が現職よりも劣る場合、嫁ブロックをされることがあります。

住宅手当や家族手当以外に、奥さんが気にする福利厚生はありますか?
他には「医薬品や保険料の団体割引」や「社食」の有無などが挙げられます。

嫁ブロックが起こりやすいポイント3:「残業の増加・休日の減少」

残業代や休日手当が出ないことや、残業時間・休日出勤の増加など、勤務条件が悪くなる場合も嫁ブロックをされやすいです。

サービス残業やみなし残業が多いと、妻は夫の体調を心配してしまうもの。

残業や休日出勤が増える場合は「家族で過ごす時間が減ることへの不安」を抱く妻もいます。

嫁ブロックが起こりやすいポイント4:「勤務地が変わる」

勤務地が遠い場合、引越しが必要になる場合もありますよね。

共働きの場合、勤務地によっては妻が退職を余儀なくされる可能性もあります。

子どもも転園や転校が必要になることも。また通勤時間が延びる場合、「夫の体調が不安」という人もいます。

嫁ブロックが起こりやすいポイント5:「会社の規模が小さくなる」

転職先の企業が前職に比べ規模や知名度が劣る場合も、嫁ブロックが起こる可能性があります。

「夫の勤める会社の規模や知名度=自分のステータス」と捉える妻の場合は、転職でそれが劣ると「自分の価値が下がる」と感じてしまうのです。

確かに、この間子どもの保育園でいただいた「ママ名刺」には、旦那さんの会社名まで書いてありました・・・!
最近、ママ友の間で名刺を交換する人もいますね。「旦那さんはお仕事何されているの?」「どちらの会社にお勤めなの?」と日常会話でする方もいます。

その他、妻が夫に嫁ブロックをする理由!家族や夫を心配する妻の心情

また夫を気遣うがゆえに、妻が嫁ブロックするケースも。理由は次のとおりです。

  • 転職先企業のいい噂を聞かない
  • 仕事にやりがいを感じられなさそう

このように「夫が満足のいく転職をできるのか」、という点で嫁ブロックをする妻もいます。

嫁ブロックという行動は、家族や夫を心配する気持ちの表れであるパターンも多いです。

なるほど・・・「嫁ブロック」には、いろいろな理由があるんですね!知りませんでした。
そうですね。奥様はやみくもに転職に反対しているわけではありません。家族や夫の心配だったり、妻自身の満足のためだったりと方向性はいろいろですが、必ず理由があるんですよ。

妻が転職に反対する理由を確認したところで、次の章では「嫁ブロック」の対策を紹介します。

妻に伝えるべき9つのポイント!対話を重視すれば事前回避も可能

この章では、転職について妻に相談する際に「妻に伝えるべきポイント」を紹介。また「嫁ブロックを事前に回避するには、どう対策をすればいいのか」という点についてもお伝えします。

まずは、「転職を決めたら妻に伝えるべき9つのポイント」からみていきましょう。

筆者が嫁ブロックをした際、夫から説明されたのは9つのポイント。しっかりと話し合うことで、転職理由に納得し「転職をサポートしよう!」という気持ちを持つことができました。

嫁ブロックにあったときに、妻に伝えるべきポイントは次のとおり。

妻に伝えるべき9つのポイント
  • 年収の変動
  • 勤務地
  • 転勤の有無
  • 福利厚生
  • 休日日数
  • 労働時間
  • 将来のキャリアプラン
  • 転職理由
  • 転職後にプラスになること

当然ながら、年収の変動を気にする妻は多いです。その際は次のようなポイントを書面にまとめて、収入面について妻に説明しましょう。

  • 月額基本給(+固定残業代)
  • 時間外勤務手当(残業代・休日出勤手当て)
  • 賞与

妻に対し「勤務地」「労働時間」「休日日数」など、勤務面での条件もしっかり説明をしてください。

しかし、いちばん大切なのは「なぜ転職したいのか」、「転職後になにがプラスになるのか」というポイントです。

妻はやみくもに転職に反対しているわけではありません。まずはあなたの気持ちをしっかりと丁寧に伝えていきましょう。

また、転職のメリットについて説明するのも有効です。例としては、次のようなポイントが挙げられます。

  • 収入が増える
  • 通勤時間が減る
  • 残業・休日出勤が減る

残業や休日出勤、通勤時間が減ることで、家族と一緒に過ごす時間が増えますよね。それは多くの妻にとって嬉しいことです。

転職をすることで、家族にどのようなメリットがあるのか、という点をしっかり伝えてください。

労働環境や人間関係など、ご自身にとってのメリットも忘れずに。

労働条件や会社の体制などに問題があり、客観的にみて転職しないほうがいい場合でも応援すべきでしょうか。
そのような場合は妻と話し合ったり、説得するための根拠を探したりしているうちに、自然と内定辞退を検討するでしょう。

また転職を、在職中か退職後にするかという点も、妻とよく相談しましょう。転職活動のタイミングについて詳しくは、「転職するなら在職中と退職後どっち?それぞれの注意点と選び方」をご覧ください。

退職後に転職をする場合、条件を満たしていれば失業保険を受け取ることができます。詳しくは「失業保険の手続きや申請期間、振り込みまでの流れについて解説します」をチェックしてください。

嫁ブロックは事前に回避できる!対話をして条件に折り合いをつけよう

実は嫁ブロックはほとんどの場合、事前に回避することができます。回避の仕方はとてもシンプル。

それは「転職を検討している段階で妻に相談すること」です。

ふっ・・・普通のことでは!?
いえいえ、そうでもないんですよ。「転職活動を開始してから妻に伝えた」「内定が取れた段階で相談した」という男性は意外に多いんです。

嫁ブロックを受ける大きな要因は、転職を妻に相談しないまま進めること。

妻は夫とともに家庭を支えるパートナーでもあります。転職という大きな転機を相談もなしに進められては、妻としてもショックが大きいものです。

確かに、実際に転職して働くのは夫自身。とはいえ、転職によって生じる家族、特に妻への負担や影響を考えると、やはり妻の意見というのは無視できない要素でもあります。

対話を大切にして、「夫の転職したい理由が叶えられる転職先」、「妻の不安を取り除ける転職先の条件」に折り合いをつけましょう。

「転職自体を見送ってほしい」のか、「条件次第では転職してもいい」のかをまず確認すべきです。

転職自体を見送ってほしい場合はその理由を、条件次第の場合はその内容というように、できるだけ細かい部分まで確認しておくことが大切。

嫁ブロックに正しく対処するのは、なかなか難しそうですね。僕が嫁ブロックにあったとして、妻を説得できるのか不安です・・・。
企業によっては、家族向けの採用説明会を開催する場合もあります。そうした機会を利用することで、嫁ブロックを事前に回避しやすくなりますよ!

コミュニケーションを大切にして「嫁ブロック」を突破しよう!

嫁ブロックを防ぐためには、事前に妻に相談をするのが有効です。転職を検討する段階から、話し合いを進めるようにしましょう。

すでに嫁ブロックをされている人は、当記事で紹介した「妻に伝えるべき9つのポイント」を参考に妻と話し合いを進めてください。

話し合いをするときは、「夫の希望にあった転職先」と「妻の希望する転職先の条件」に折り合いをつけていきましょう。

条件が複雑化すると、転職先を探すのに一苦労してしまいます。その際は、ミドル専門の転職サイトの利用がオススメ。

転職サイトに登録して(妻とともに)探す、転職エージェントに相談するのもひとつの手です。

コミュニケーションを大切にして、家族ともに満足のいく転職をしましょう。

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