一般職と総合職の違いや男女比率、選択基準や併願・転換について紹介

一般職と総合職の違いや男女比率、選択基準や併願・転換について紹介

就職活動や転職活動で、一般職と総合職の違いが分からなくて迷っていませんか?

一般職と総合職の大きな違いは、業務内容の範囲です。

この記事では、一般職と総合職の「主な違い」や「男女の割合」を紹介します。自分の性格や将来どうなりたいかを考えたうえで、一般職か総合職かの選択をしましょう。

また「総合職から一般職」「一般職から総合職」に転換できるのか、応募するときは併願して受けられるのかも解説します。

『一般職』と『総合職』の主な違いは、業務内容の範囲と年収

一般職と総合職の大まかな特徴は、一般職は事務やサポートなど仕事内容が限られていて、管理職にはなれない仕事。一方で総合職は、仕事内容の制限がなく、管理職ともなり得ます。

主な違いをまとめてみました。

一般職と総合職の主な違い
一般職 総合職
業務 ・文書作成など一般的な事務作業
・総合職の業務補助
・販売、生産管理、会計、人事などのあらゆる業務
業務範囲 限られている 限りはない
キャリアアップ 昇進のチャンスは少ない 管理職を目指せる
残業 少ない 多い
年収 低い 高い
転勤 ない ある

企業によっては一般職でも転居を伴う異動があるケースや、転勤を伴わず地域限定で雇われる総合職というのも存在しています。

女性は結婚したら仕事を辞めるのが一般的だったかつての時代には、女性が一般職、男性が総合職、というケースがほとんどでした。

今では結婚しても仕事を続け、管理職を目指す女性も増えたので、女性の総合職も増えてきました。

とは言え、総合職の採用比率は男性が8割、一般職では女性が8割を占めています(平成27年度「男女労働者それぞれの職業生活の動向|厚生労働省)。

男性でも一般職になれる可能性があるってことですよね。

僕も気になってるんですけど、一般職のほうが収入が少ないのが気になっていて・・・。

ええ。総合職の方が業務範囲が広いですし、責任が重かったり、対外的な業務をこなしたりもしますからね。

「一般職」は収入が低い分、業務範囲が決まっていて、総合職よりはストレスの少ない会社生活を送れる可能性が高いです。

総合職と一般職のどちらを選ぶのかは、自分の現状や性格も考えて決める必要がありますよ。

公務員にも一般職と総合職の違いはありますか?
ありますよ。公務員の一般職と総合職の違いも、大まかに見れば上記の表とだいたい同じです。

 
たとえば「キャリア官僚」や「上級国家公務員」は総合職。政策の企画・立案などを行います。その企画や立案を実施するのが、一般職として働く公務員です。

業務内容は勤務先によって異なるので、応募するときは募集要項をしっかり確認しておきましょう。

自分の性格や働きたい形を考えて『一般職』か『総合職』を選ぼう

一般職を選ぶか総合職を選ぶか、迷う人も多いですよね。

自分のライフスタイルや「生活において重視したいこと」を基準に考えてみましょう。

一般職・総合職を選択する際に考えるポイント
  • どういった仕事をしたいのか
  • 将来どうなりたいか
  • 自分はどんな性格か
  • 現在、1日にどれくらいの時間働けるか
  • どんな働き方がしたいか
どの項目も具体的に考えるのが難しいです・・・。
頭の中を整理するために、紙に書き出てみるのがおすすめですよ。

たとえば「残業が少ないほうがいい」「できるだけ地元で働きたい」「キャリアを積んで部長クラスにはなりたい」「年収をアップさせたい」など、気持ちを自由に書いてみてください。

「残業が少ないほうがいい」「できるだけ地元で働きたい」のであれば、残業や転勤の少ない「一般職」向きだと言えますね。

キャリアを積みたいのであれば、管理職を目指せる「総合職」として働くのが近道です。

また働き方に関すること以外にも「自分がどんな性格なのか」も踏まえて、どちらが向いているのか考えましょう。

たとえば「人を率いるより、サポートをするのが得意」なら、総合職の補助業務をこなす「一般職」がおすすめ。

「リーダーシップを取るのが得意で、積極的な性格」なら、業務範囲に限りがなくキャリアアップの見込める「総合職」を選ぶのがいいですね。

「キャリアは積みたいけどリーダー的役割は苦手」「バリバリ働きたいけど長時間拘束されるのは嫌」という人は、どちらを優先するか、努力で克服できそうか、なども考えてみてください。

一般職と総合職、どちらが向いているのか把握するために、自己分析をするのもおすすめですよ。

「定時で帰りたい」「責任が軽い方がいい」という理由で一般職を選んでもいいですか?
もちろんいいですよ。ただし、一般職だから定時で帰れる、責任が軽いとは限りません。

企業や部署によって労働時間や業務内容は異なるので、企業説明会に行ったり求人情報を見たりして企業研究もしておきましょう。

一般職と総合職のよくある疑問!転換の可否やエリア総合職について

この章では一般職や総合職に関連したよくある疑問を紹介します。

ここで紹介するのは次の2つです。

一般職・総合職に関する疑問

それぞれ見ていきましょう。

一般職と総合職の併願可否は企業により異なる!募集要項で確認しよう

同じ企業で一般職・総合職のどちらも募集がある場合、「どっちでもいいからこの会社に入りたい!併願して応募できる?」と疑問を持つ人も。

一般職と総合職は、どちらか一方だけしか応募できない企業が多いです。

募集要項に「併願不可」などと記載されていれば、両方に応募することは不可能。

募集要項を見てもわからなければ、企業に直接問い合わせをしてみてください。

併願で可能でも、業務範囲や内容、責任の度合いやキャリアコースの異なる2つの仕事に同時に応募することは、志望動機などに矛盾が出るおそれがあるので気をつけましょう。

「一般職で入社して総合職に転換」したり、「総合職で入社して一般職に転換」したりすることは可能ですか?
それも企業によって異なります。

入社後に一般職から総合職へ転換することは、「可能だけど難しい」と言われることが多いです。

また総合職から一般職に変われたとしても、その企業ではもう総合職には戻れない可能性もあります。

自分に向いているのはどちらかを慎重に考えて、「一般職」か「総合職」を選びましょう。

『エリア総合職』とは、働く場所が限定されている総合職のこと

「エリア総合職」とは、支店や特定の地域内など、働く場所が限定されている総合職のことです。

「総合職で働きたいけど、転勤はしたくない」という人もいますよね。そうした場合に「エリア総合職」を視野に入れて、転職活動を進めるのもひとつの手です。

「エリア総合職」は遠方への転勤はありませんが、基本的な仕事内容や求められる成果などはいわゆる総合職とほぼ同じ。しかし年収は低いことが多いのです。

遠くへ転勤したくなければ「エリア総合職」で転職先を探せばいいんですね。
はい。エリア総合職は「地域総合職」や「特定総合職」など、企業によってさまざまな呼び方がありますから、求人情報をよく確認してくださいね。

何を重視して転職先を決めるかは人それぞれで、正解はありません。ただ、よく考えずに決めたりして後悔する人は多いもの。自分の納得できる働き方を選びましょう。

一般職・総合職の違いを理解し、無理のない働き方を選ぼう

この記事では「一般職」と「総合職」の大まかな違いや男女の採用比率、選び方のヒントなどを紹介しました。

一般職は業務の範囲が決められており、残業が少ない分、年収も低めという特徴があります。

総合職はさまざまな業務を任される可能性が高いほか、管理職への道も開けていますが、責任も重い傾向。その分、一般職よりも高い年収が得られるのです。

男性は総合職、女性は一般職というのは過去の常識となりつつあり、イメージにとらわれる必要はありません。

後悔のないように、自分の適性や希望とする働き方、将来の希望などを考慮して選んでくださいね。

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