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MR(医薬情報担当者)が転職を考える理由とは?転職の注意点も紹介

MR(医薬情報担当者・Medical Representatives)は、医薬品の正しい使い方や新薬の情報などを医師たちに伝え、効き目や副作用などの実態を把握する仕事。

薬に関する正しい情報を広めることで、病気の予防や患者の回復に貢献することができます。

しかし、MRの仕事にはストレスを感じることも多く、転職を考える人も。

この記事では、MRが「辞めたい」と転職を考える原因は何なのか、転職先としてどんな活躍の場があるのかなどについて解説していきます。

MRの転職におさえておきたいポイントも紹介するので参考にしてください。

MRが「もう辞めたい」と転職を考える理由とは

製薬業界では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の台頭などにより、各社が早期退職者を募って社員の数を減らしたり、組織を立て直す方向に動いています。

そんな事情や次のような理由が相まって、転職を考えるMRは少なくありません。

MRが仕事を辞めたくなる原因とは
  • ノルマに追われる
  • 医師に相手にしてもらえない
  • 労働時間・拘束時間が長い
  • 成績以外のやりがいを肌で感じにくい
  • 常に勉強し続けないといけない
  • 商品や担当エリアによっては売上が伸びない
  • 転勤したくない
  • キャリアアップの見込みがない

では、MRが今の仕事を辞めるとして、転職にはどのような選択肢があるのでしょうか。

MRからの転職には4パターンある

MRが「今の仕事を辞める」という場合、主に4パターンの選択肢があります。

MRの転職パターン
  • 職種(MR)は変えず、職場を変える
  • オンコロジーなど専門領域のMRになる
  • MRの知識を活かせる別の職種に転職する
  • 未経験の業界、職種に転職する

どれを選ぶかは、MRが転職したいと思う理由によって違ってきます。

自分がなぜ今の仕事を辞めたいのかを見つめ直し、不満や課題を解消できる転職先、転職の目的が叶う転職先を探しましょう。

たとえば「商品の」「遠くに転勤になるのが困る」なら「転勤なし」という条件で募集している企業に転職したり、転勤のないCRAに転職したり。

プライマリーMRで「キャリアアップしたい」「もっと仕事にやりがいがほしい」という人は、オンコロジーや免疫など専門領域のMRを目指すのがおすすめです。

「プライマリーMR」とか「オンコロジー」とかって、何のことですか?
「プライマリーMR」は、プライマリーケア領域、つまり生活習慣病や慢性疾患などの薬を幅広く扱うMRのことです。

「オンコロジー」は、主に抗がん剤を専門に扱う専門分野(領域)の1つですよ。

専門領域には、オンコロジーのほか免疫や循環器、中枢神経や希少疾患などがあります。

MRの求人でよく見る「コントラクトMR」の良し悪し

MRの求人を見てると、「コントラクトMR」って書いてある求人が多いんですけど、「コントラクトMR」って何ですか?
「コントラクトMR」は、製薬会社の社員ではなく、いわゆる派遣や請負の形で働くMRです。

医薬品業界には、MRなど医療系スタッフの派遣を行う「CSO」と呼ばれる企業がいくつか存在しています。

コントラクトMRは、いわゆる「派遣社員」とは異なり、CSOに正社員や契約社員として雇用されるケースが多いです。

(公財)MR認定センターの「MR白書」によると、2018年度のコントラクトMRの数は、全国で3,614人。

ちなみにMRの総数は、2019年3月末時点で59,900人です。

コントラクトMRとして働くのには、次のようなメリットがあります。

コントラクトMRのメリット
  • 製薬会社の直接雇用よりも仕事が見つかりやすい
  • 未経験者、ブランクありの人も応募できる求人が多い
  • 勤務地が限定されている求人も見つかる
  • 2~3年のサイクルで仕事をするため、マンネリにならない
  • さまざまな領域の仕事につける

ただし、製薬会社のMRに比べると給料などの待遇がよくなかったり、成績や評価次第で契約を切られてしまったりといったデメリットもあります。

継続して必ず仕事があるとは限らないのも、コントラクトMRとして働く面では不安材料の1つですね。

MRから別の職種に転職するときのポイント

MRの中には、MRの仕事自体に嫌気がさしたり将来性を悲観するなどして別の職種への転職を考える人もいます。

しかし転職市場は即戦力を求める企業が大多数。そのため、転職先に自分をアピールするには、MRで培った経験やスキルを活かせる職場を見つけるのがポイントです。

MRの経験が活かせる転職先の例
  • CRA(臨床開発モニター)
  • 医療機器メーカー、生命保険など医療知識を活かせる業界での営業
  • 老人ホームなど福祉関係の営業
  • メディカルプランナー(製薬業界の広告プランナー)
  • 医療系の転職アドバイザー
  • 医療系コンサルティング
  • (資格がある場合)薬剤師、調剤薬局

医療に関する知識や、医師とのコミュニケーションノウハウ、営業としてのコミュニケーション能力などを活かせる転職先であれば、MRから転職しても活躍しやすいです。

ただし、次のようなデメリットも覚悟しておかなくてはいけません。

MRから異職種に転職する主なデメリット
  • MRより収入が低くなる可能性が高い
  • 異業種への転職は年齢を重ねるほど難しくなる
未経験の仕事への転職で収入がダウンすることは、どんな職種でもあり得る話です。

しかし比較的高収入なMRからの転職であれば、その可能性はより高くなります。

また、「未経験OK」とされている求人への応募でも、企業側はなるべく若い人を求める傾向。35歳以上などの場合は、採用のハードルが高くなるのが現状です。

年齢のハンデをカバーするには、自分のスキルと企業側の求める人材の共通点をなるべくたくさん見い出してアピールする必要があります。

MR出身者の武器である「営業力」と「コミュニケーション能力」の高さを活かして、自分を売り込みましょう。

MRから異業種への転職をするなら、業界研究や企業研究は必須です。

転職先を探す前には、自己分析をして転職の目的や求める条件を明確にしておくことをおすすめします。

求人探しには、自分で探すより転職サイト・エージェントを利用するのが効率的です。医療・介護業界なら「ジョブメドレー」が業界に特化していて探しやすいですよ。

ジョブメドレーの特徴などについてはこちらの記事で説明しています。

その他の業界であれば、大手総合型の転職サイト・転職エージェントをチェックしてみてください。

MRからの転職を考えるなら、まずは転職目的を明確に!

MRは医薬品の正しい利用法などの情報を広め、効果や副作用などを把握する仕事。

よりよい医薬品を作るための重要な役割を担っています。

大きな目で見れば社会の役に立つ大切な仕事ではありますが、MRの日々の業務では、そのやりがいを実感しづらいもの。

長時間労働やキャリアアップを理由に「辞めたい」と転職を考えるMRも多いのです。

転職を考えるなら、まずは転職したい理由と転職の目的を明確にしましょう。

たとえばキャリアアップ目的なら専門領域のMRへの転職が近道。コントラクトMRとしていろんな経験を積むのも1つの方法です。

未経験の業界、職種への転職には、MRで得た営業スキルやコミュニケーション能力を活かせる職場を選ぶのがおすすめ。

しかしMRが比較的高収入な仕事であるため、給料が下がる可能性が高いことも覚悟してください。

※掲載の情報は2020年1月現在のものです。

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