内勤営業ってどんな仕事?向き・不向き・大変なことなどを徹底解明

「内勤営業」という職種がありますが、「外勤営業」との違いを知っていますか?

外勤営業はお客様のところに出向き、そこで商談をするもの。内勤営業は、来店されたお客様に対して商品やサービスの営業活動を行います。

内勤営業は「カウンターセールス」とも言い、その仕事内容は業種によってさまざまです。

外回りのない内勤営業の方が外勤より楽そうにも思えますが、外勤営業と内勤営業、どちらにもそれぞれ違った大変さが。

この記事では、内勤営業の詳しい仕事内容と、向き・不向き、大変なことややりがいなどについて紹介していきます。

内勤営業の仕事内容とは?業種ごとの仕事例を紹介

内勤営業(カウンターセールス)の仕事内容は、業種によってさまざま。

保険代理店・賃貸不動産・携帯電話の店舗販売・住宅展示場・車のディーラー・ブライダル・旅行代理店など、どの職業も同じ内勤営業(カウンターセールス)でありながら、全く異なる仕事内容なのです。

ここでは、「保険代理店」「旅行代理店」「賃貸不動産」の内勤営業について詳しく紹介していきます。

内勤営業の仕事:保険代理店(来店型保険ショップ)の場合

保険の営業といえば、決められたエリアの家や企業を訪問して営業活動を行ったり、すでに契約している人のフォロー活動などを行ったりするのが一般的です。

お客様の都合に合わせ、夜や休日でも動き回らなければならないことも。

しかし、最近はさまざまな保険会社の商品を取り扱う「乗合の保険代理店」をあちこちで見かけるようになりました。

「保険に加入したい」「保険のことで相談をしたい」という人が自ら出向いてくれるのを待っているだけでよさそうですが、それではお客様は来てくれません。

保険代理店(来店型保険ショップ)の内勤営業の主な仕事内容
  • 集客のためのチラシ・ティッシュ配布
  • 集客のためのイベント
  • 来店したお客様の応対(相談・提案・契約など)
  • 既契約者へのDM送付などのフォロー
  • 電話応対・電話営業

店舗では、来客を待つだけでなく集客を増やす活動に力を入れています。

その他、既契約のお客様に電話やDMで新商品の案内をしたり、予約のお客様には事前に見積書の作成なども行います。

多くの保険会社の商品を取り扱う乗合の保険代理店の場合、常に新しい商品が発売され、そのたびに勉強しなくてはなりません。

内勤営業の仕事:旅行代理店の場合

旅行代理店は、旅行業者が企画したパッケージツアーなどの旅行商品を仲介して販売しています。

近年ではインターネットでも簡単に旅行を検索でき、自宅に居ながらでも申し込みまで簡単に行えるようになりましたが、店頭に足を運ぶ人はまだ多いもの。

旅行代理店のカウンター営業スタッフは、旅行業に関する幅広い知識はもちろんのこと、旅行に関するあらゆる手伝いをすることも求められるのです。

旅行代理店の内勤営業の主な仕事内容
  • 来客の応対(相談・提案・申込受付など)
  • 交通機関のチケット販売・予約
  • 宿泊施設の販売・予約
  • ビザ・ESTAなどの代行申請
  • 旅行券の販売

旅行代理店のカウンターに来るのは、たいてい旅行などの申し込みをする人です。中には「どこに行くか決めていない」という人も意外と多く、まず行き先を決めるところから相談に乗ることも。

パッケージツアーだけでもたくさんの種類があるため、要望や予算などからぴったりの商品を選んで提案しなければなりません。

また、ツアーでなくホテルや航空機を個別で手配したり、宿泊ホテルへの交通手段を調べて教えたり。ホテルや旅館に、食事の際にアレルギー対応が可能かどうかの確認を取ったりすることもあります。

内勤営業の仕事:賃貸不動産の場合

不動産の営業職には沢山の種類の仕事があり、土地の売買・家を建ててもらう・商業施設を建ててもらう・マンションの売買など他にもいくつもの不動産営業の仕事があります。

ここでは、「賃貸不動産」すなわち、「賃貸マンション・アパートの仲介営業」の仕事内容を紹介します。

【賃貸不動産の内勤営業の主な仕事内容】

  • 要望に合った物件を紹介する
  • 気になる物件に案内する
  • 契約手続き
  • 保証人の電話確認・鍵の手配・引き渡し
  • 退去後のリフォームの手配・広告作成

賃貸不動産の仕事は、内勤営業でありながらあちこちへ動くことも多い仕事です。

お客様が気になる物件があれば実際に車で現地に案内します。そのため運転免許は必須ですし、土地勘や周辺施設などの情報も持ち合わせていなければなりません。

数ある物件の中からお客様の要望にマッチする物件を紹介するため、コンサルティング要素も強い仕事です。

中には内勤営業だけでなく、取り扱う物件を増やすためにアパートやマンション所有者に営業をかけたり、お客様が入居した後の管理をしたりする会社もあります。

営業というとノルマが厳しいイメージですが、内勤営業の場合はどうなのでしょうか?
ノルマの有無は業種や職場によって異なります。完全固定給という場合もありますよ。

「内勤営業」と「外勤営業」の違いと向き・不向き

内勤営業と外勤営業、その大きな違いは接客する場所にあります。内勤営業は社内もしくは店内、外勤営業は社外での接客が基本的なスタイルです。

内勤営業では自ら顧客のところに訪問することはありません。来店する人は基本的に商品やサービスに興味がある人なので、外勤営業に比べて営業がしやすいと言えます。

しかし内勤営業は1日中同じ空間で接客をこなすため、拘束時間が長く感じやすいです。

窓口が混みあえば、休憩すらなかなか取れないことも。

また、電話営業やテレフォンアポインターの場合は言葉だけで営業しなくてはなりません。

言葉だけで商品の特徴や良さを伝えるには、それ相応のプレゼンテーション能力が必要です。

営業の仕事には、内勤・外勤などの区別のほかルート営業というスタイルもあります。「ルートセールスは顧客の信頼が第一!仕事のやりがい、大変さも解説」の記事も読んでみてください。

内勤営業に向いているのはどんな人?

内勤営業に向いているのは、次のような人です。

内勤営業に向いている人:人の話を聞くのが好き(聞き上手)な人

内勤営業はお客様と向き合い、対話することがメインの仕事。

人の話を聞くことが好きな人、聞き上手な人が向いています。

ただ会話をするだけではなく、会話から意向・要望を引き出し、それに沿った商品やサービスを提供する必要があります。

話が弾みすぎても仕事にならないので、適度に話を切り上げることも大事ですよ。

内勤営業に向いている人:取扱商品・サービスへの関心・向上心が旺盛な人

商品やサービスに関心持ち向上心を持って学べる人は、内勤営業の仕事に向いています。

自分自身が商品やサービスについて興味を持ち、自信を持って紹介できなければ、誰にもその商品やサービスの良さは伝わりません。

また、常に新しい商品やサービスの知識を習得し続ける必要もあるので、勉強嫌いでないこともポイントです。

内勤営業に向いている人:細やかな気配りができる人

内勤営業では、足を運んでくれる人に快適な環境で商品やサービスを提供する必要があります。そのためスタッフの対応がとても重要です。

わかりにくい部分は丁寧に補足しながら説明したり、話すペースに気をつけたり。自分だったらどんな接客が心地よいか、を考えて接することができる人はお客様にも好かれます。

カウンターセールスの人には笑顔も大切ですね。

内勤営業に向いていないのはどんな人?

一方、内勤営業に向いていないのは次のような人です。

内勤営業に向いていない人:完璧主義な人

営業の仕事は、自分の思うように事が進まなかったり、プラン通りに進まないのが当たり前です。

特に内勤営業の場合は、どんな人が来店するのかわからない場合が多いことや、他のメンバーと協力して仕事を進めることから、臨機応変な対応が求められるケースも多いです。

提案が契約に結び付かなかったり、ちょっとしたトラブルがあったりした際にいちいち「失敗してしまった」と落ち込んでいたら、仕事を長く続けていくことが難しくなってしまいます。

内勤営業に向いていない人:人付き合いが苦手な人

人付き合いは営業の基本です。

内勤営業も、人付き合いが上手くできない人には向いていません。

人付き合いは苦手だけど、内勤営業に挑戦したいというなら、その苦手を克服できるよう努力することも大切です。

自分から話しかける、歩み寄りを見せるなどの努力をすれば、仕事や人間関係が上手くいく可能性はあります。

職場で孤立してしまった、なんて経験のある人は、こちらの記事が参考になるかもしれません。

内勤営業に向いていない人:黙々と同じ作業を続けることが好きな人

黙々と自分の世界でできる仕事を好む人の中には、臨機応変な対応が苦手、誰かと協力し合うような作業は苦手でできる限り人と関わりたくない、という人も多いです。

こういった人はどちらかというと職人向き。

人に働きかけることが不可欠で常に成果を出すことが求められる営業職には向いていません。

しかし、黙々と同じ作業をすることが好きな人と言っても、人と接することは嫌いじゃない、コツコツと努力を重ねることが好き、いう人は内勤営業にも向いている可能性があります。

人と関わらずに仕事がしたい、という人は、こちらの記事を読んでみてください。

内勤営業の「大変なこと」と「やりがい」とは

内勤営業の仕事には外勤営業にはない大変さがありますが、やりがいや楽しさもあります。

まずはどういった大変なことがあるのか見てみましょう。

内勤営業の大変なこと
  • 土日は休めない場合が多い
  • 収入の増加が見込めにくい
  • 社内(店内)の人間関係が上手くいっていないと苦痛

来客が多いのが土日であることが一般的なので、土日休みでないことが多いです。人によってはそれが苦になることも。

基本的にはお客様の来店を待つスタイルなので、受注率を上げつつも顧客満足度の向上に力を入れる傾向が強いです。歩合給でも、個人の収入面の大きな増加は見込めにくいと言えます。

また内勤営業は1日ずっと社内で業務をこなす仕事です。一緒に働くスタッフとの関係がギスギスしているような場合には、それが原因で辞めてしまう人も少なくありません。

しかし内勤営業には次のようなやりがいもあります。

内勤営業のやりがい

  • ニーズのあるお客様が相手である
  • 自分の職場(テリトリー)で営業できる
  • お客様の満足を身近に感じやすい

店舗に来る人は、そこに何らかの目的がある人。つまり内勤営業は、商品やサービスに興味を持っているお客様への対応が必然的に多い仕事です。

すでにニーズがあるため商品やサービスを勧めても嫌がられることはなく、自分のすすめ方次第で高い受注率が見込めるのです。

購入や契約が決まってお客様が喜んだり安心したりする姿を見る機会も多く、達成感を得やすい仕事だと言えます。

また、1人でお客様のところに乗り込む外勤営業と異なり、内勤営業はいわば自分のテリトリーでお客様を迎えます。

そのため、比較的落ち着いて接客できます。何か困ったときにも、近くに仲間がいる安心感もあります。

お客様に顔と名前を覚えてもらえる機会も多く、仕事ぶりが認められたという喜びを体感しやすい環境でもあります。それが自信やモチベーションとなり、さらなる向上心に繋がるのです。

営業職に必要なスキルやデメリット」、「未経験から営業への転職ポイント」についての記事もあります。参考にしてください。

内勤営業は大変だけどやりがいも得やすい仕事

内勤営業の仕事は、ニーズのある人を迎える仕事であること、外回りをする必要のないことから、外勤営業とは違う一面を持っています。

とはいえ外勤営業よりも楽だという訳ではありません。休憩時間を取る暇もないほど忙しく、逃げ場もないなど、内勤営業には内勤営業の大変さもあります。

内勤営業に向いているのは、聞き上手な人や気配りのできる人、人と関わることが好きな人。

お客様に寄り添い、満足する姿を身近に感じることで、より自分の能力を高めていくことができるのが内勤営業の仕事です。

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