【PR】

業界研究のやり方で転職に差がつく!3つの手順で進める業界研究

業界研究のやり方で転職に差がつく!3つの手順で進める業界研究

業界研究とは、自分に向いている業界を見つけるために、業界の種類と特徴を調べることです。

ここでいう自分に向いている業界とは「自分の強み」を活かし「自分が目指す将来」を実現できる業界のこと。

業界研究の目的が単なる「業界の種類と特徴を調べること」にならないように注意しましょう。

業界研究は、あくまでも自分に向いている業界を見つけるための「手段」です。

あの、「業界研究」のほかに「自己分析」や「企業研究」もありますよね。作業する順番ってあるんですか?
まずは「自己分析」をして、次に「業界研究」、最後に「企業研究」の順番で進めていきます。

当記事では、「業界研究のやり方」と「業界研究に必要な情報収集の仕方」を紹介します。

『業界研究』のやり方を解説!業界に対する先入観は捨てよう

業界研究をしっかり行うと、応募する企業への理解が深まるだけでなく転職の可能性を広げることができます。

業界研究をするときに大切なのは「業界に対する先入観を持たないこと」です。

先入観があると、本当は自分に向いているかもしれない業界を、見逃してしまうおそれがあります。そうならないためには、業界を幅広く調べるのがおすすめです。

さっそく、業界研究のやり方を見ていきましょう。

業界研究の3つの手順
  1. 調べたい業界を選ぶ
  2. 「業界研究ノート」に業界の特徴をまとめる
  3. 自分に向いている業界を選ぶ

それぞれの手順について詳しく説明します。

業界研究の手順1『調べたい業界を選ぶ』

まずは調べる業界をいくつか選びましょう。

行きたい業界が明確に決まっている人はその業界だけでもよいですが、できれば5つくらいの業界を選んで調べるのがおすすめ。

世の中には170以上もの業界があります。それを大まかな分類表にしてみました。

業界の分類と例
大まかな業界の分類 業界の例
メーカー 機械、自動車、食品
商社・流通 商社、百貨店、ドラッグストア
金融 銀行、生命保険、信販
サービス 飲食、旅行、運輸
IT・通信・マスコミ インターネット、携帯電話、出版

具体的な業界名や情報収集の仕方については、「『業界の種類』は就職サイトの業界研究特集ページと業界地図を活用」の章を参考にしてください。

ここでは、業界を選ぶときのポイントをお伝えします。

業界を選ぶときのポイント
  • その業界で社会に貢献したいと思えるか
  • その業界で働いている姿をイメージできるか

業界選びに悩んだら「もし自分に業界を動かす実力と財力があったら、どの業界を動かしたいか」と考えてみるのもおすすめです。

たとえば、次のように思うことはないでしょうか。

  • 売り上げが好調な業界をさらに発展させたい
  • 先行きが不安な業界を立て直したい
  • 日常生活で使っているモノを便利にしたい

いろいろな視点から業界選びをすることで、転職の可能性も広がりますよ。

業界研究の手順2『業界研究ノート』に業界の特徴をまとめる

業界を選んだら、次は「業界研究ノート」を作ってその業界の特徴をまとめましょう。

業界研究ノートの作り方
  1. ノートを用意する
  2. 業界ごとにページを分けて特徴をまとめる
  3. 各業界に対する自分の考えを書く
ノートじゃなくて、パソコンとかタブレットにまとめてもいいですか?
もちろん大丈夫ですよ。重要なのは「調べた内容をすぐにまとめる」「業界比較しやすいように情報をまとめる」という2点です。自分がやりやすい方法を選んでくださいね。

業界研究ノートの作成方法

業界研究ノートには、業界ごとに次のような情報をまとめます。

業界研究ノートにまとめる項目
調べる項目 具体的な内容
業界規模 業界の売上(国内・世界)
事業内容 何をして利益を得ているのか
業界の職種 業界特有の職種
現状 ・トレンドになっている事柄
・現在の問題点
将来性 ・今後の増益または減益の可能性
・社会のニーズ
代表的な企業 売上の高い企業
最新情報 業界の最新ニュースや話題
関連業界 売上に関係する他業界
業界の魅力 自分が魅力を感じるところ
業界に対する不安 自分が不安を感じるところ
感想 ・「自分の強み」が活かせるか
・「自分の目指す将来」が叶えられるか

調べていくうちに別の業界に興味がでてきたら、その業界についても調べましょう。

業界の特徴の調べ方については「『業界の特徴』は業界地図で調べよう」の章をご覧ください。

では業界研究ノートの具体的な作成例を紹介します。

業界研究ノートの作成例

業界研究ノートを作成するときは、まず項目の「業界規模」~「関連業界」を調べてまとめてから「業界の魅力」~「感想」を記入するのがおすすめです。

ドラッグストア業界を例にした、業界研究ノートの作成例は次のとおり。

業界研究ノート作成例『ドラッグストア業界』
項目 記入例
業界規模 6兆4,916億円
事業内容 医薬品、化粧品、化粧品の販売
業界の職種 薬剤師
現状 ・医薬品販売の粗利で食品を値下げして販売
・訪日観光客の売上高い
・首都圏は店舗数が過飽和状態
・地方は人口減少に伴い小規模化
・薬剤師不足
将来性 ・伸び悩み
・利益率の高い調剤に力を入れる
・他社との差別化必須
代表的な企業 ・ツルハホールディングス
・ウェルシアホールディングス
・マツモトキヨシホールディングス
最新情報 ・ツルハHDが静岡の杏林堂グループと資本業務提携
・化粧品・プライベートブランド商品の売り上げ好調により、大手5社が純利益の最高値を更新
関連業界 旅行、医療
業界の魅力 「他社との差別化」が面白そう
業界に対する不安 店舗数が多いので、閉店の可能性も考えられる
感想 ・「新しいアイデアを出す」という強みが活かせるかも
・「周りの人と協力して達成感を味わう」という「目指す将来」が叶えられそう
「業界の魅力」や「業界に対する不安」、「感想」は率直な気持ちを自分の言葉で記入しましょう。

手順3『自分に向いている業界を選ぶ』

業界研究ノートができたら、「働きたい」と思える業界を選びます。ただし、ここで1つに絞る必要はありません。

「働きたい」と思える業界は、すべて候補に入れておきましょう。

働きたい業界を選んだら、業界研究は完了です。

業界研究に必要な情報の集め方を解説!効率よく情報収集しよう

この章では業界研究ノートを作成するのに必要な情報収集の仕方を、業界の「種類」「特徴」「最新情報」に分けて目的別に解説します。

まずは業界研究の情報収集に欠かせないツールを確認しましょう。

業界研究の情報収集に役立つツール
  • 本(業界地図)
  • 業界専門の雑誌や新聞
  • 業界団体のホームページ
  • 新聞やニュース
  • 就職・転職情報サイトの業界研究特集

業界研究に使える代表的なものは「本(業界地図)」と「就職・転職情報サイトの業界研究特集」です。

「業界地図」って、何ですか?
「業界地図」は、業界の現状や今後の予測などの情報を載せている本のことです。毎年複数の出版社が「業界地図」という名称で発行しています。

それでは、それぞれのツールをどのように組み合わせるとよいか、目的別に紹介します。気になる項目をタップすると、詳細へ移動できますよ。

目的別|業界研究のために知りたい内容

それぞれについて見ていきましょう。

『業界の種類』は就職サイトの業界研究特集ページと業界地図を活用

業界の種類を知りたいときに役立つのは、次の2つ。

業界の種類を調べるために使うもの
  • 「業界地図(本)」
  • 就職・転職情報サイトの「業界研究特集」

業界の種類を調べるときは、「業界地図」を活用しましょう。最新号を利用してください。

就職・転職情報サイトの「業界研究特集」は、おもな業界の種類や特徴をわかりやすくまとめているので、業界選びの参考にしやすいです。

『業界の特徴』は業界地図で調べよう

業界研究ノートに特徴をまとめるときは「業界地図」を使いましょう。

この本があれば、業界研究ノートのほとんどの項目を記入できます。

「業界地図」にはホームページ等のおすすめの情報源も紹介されているので、業界研究の時間短縮も可能に。とくにおすすめなのは、東洋経済新報社の「会社四季報 業界地図」です。

『業界の最新情報』は、ホームページ・新聞・ニュース・雑誌で入手

次のような手段で、業界の最新情報を集めましょう。

業界の最新情報を知る手段
  • 企業が任意加盟する業界団体のホームページ
  • 業界専門の雑誌・新聞
  • 新聞
  • ニュース
業界団体のホームページは「〇〇(業界名) 協会」「〇〇(業界名) 業界団体」でインターネット検索をすると出てきます。

【検索例】
「IT業界 協会」「自動車業界 業界団体」など

業界に特化した雑誌や新聞(業界紙・専門紙)を利用するのもおすすめです。業界に特化した雑誌などは公立図書館に置いてあることも。図書館になければ、ネット通販や書店を利用してください。

ニュースや新聞を見るときは、話題のトピックがその業界と「どのような関係があるか」「影響を受けるか」などを考えてください。

業界の現状を客観的に把握しましょう。専門家の意見や解説によって理解を深められるというメリットもあります。

僕は新聞を読まないし、テレビでニュースを見る時間もありません・・・。どうしたらいいですか?
それなら、スマートフォンの新聞アプリやニュースアプリを使いましょう。ちょっとした空き時間に読めるので、忙しい人にはおすすめですよ。

ここで紹介した5つのツールでは最新情報以外の情報も得られるので、必要な内容は業界研究ノートに追記していきましょう。

このほか、転職フェアや「合同企業説明会」などのイベントも情報収集に役立ちます。転職フェアについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

「転職フェアに興味があるけど、どんな感じなのかわからず不安」という人には、実際に転職フェアに参加したレポを交えたこちらの記事がおすすめです。

はじめにお伝えしたように、転職する際は「自己分析」「業界研究」「企業研究」を順に行う必要があります。

最初に自己分析をしておけば、自分にあった業界や企業の研究が効率よくできるのです。詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

「企業研究」の方法については、次の記事で詳しく解説しています。

『業界研究』は先入観を持たずに視野を広げて!選択の幅を広げよう

世のなかには、170を超える業界が存在しています。そのなかから自分に向いている業界を見つけるために行うのが業界研究です。

業界研究は、「調べたい業界を選ぶ」「業界研究ノートに特徴をまとめる」「自分に向いている業界を選ぶ」という、3つのステップで進めていきましょう。

「業界地図」や「転職情報サイトの業界研究特集」など、当記事で紹介したように参考にできる資料はたくさんあります。業界研究に役立ててくださいね。

業界研究をするうえで大切なのは、先入観をもたないことです。

あまり関心のない業界でも、調べるうちに「自分に向いているのでは」と気づくことも。選択の幅を広げるためにも、先入観は捨てましょう。

業界研究は転職活動のスタート段階。その業界で働いている自分の姿をイメージして、業界研究を進めてください。

bg
arrow
btn
あなたの性別は?
  • DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
  • リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
  • マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
  • エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
  • @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】
11月22日 00:47 求人更新
【PR】