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海外で仕事がしたい!日本で求人のある職種や必要スキルを解説

海外で仕事がしたい!日本で求人のある職種や必要スキルを解説

「海外で仕事をしたい」と思ったとき、気になるのは「自分に合った仕事があるかどうか」「どんな仕事があるのか」ということではないでしょうか。

海外で仕事をしたくても「語学力に自信がない」「未経験でも大丈夫なのか」という不安や疑問を持つ人もいますよね。

そこでこの記事では、主に日系企業での「海外での仕事の求人」と、その応募資格を調べてまとめました。

日本人が海外で働くにはどんな仕事があるのか、応募にはどんな経験やスキルが必要かを説明します。

記事の最後には、海外求人を専門に取り扱う転職サイトも紹介。海外での仕事を探すときの参考にしてください。

海外でできる仕事とは?求人募集がある職種一覧

ひとくちに「海外で働く」といっても、日本人が海外で働ける仕事にはさまざまな職種があります。実際に海外で日本人向けの募集があった職種をまとめました。

僕、語学力には自信がありません・・・。そんな人でもできる仕事はありますか?
大丈夫ですよ。経験や語学力が必要な仕事とそうでない仕事に分けて紹介していきます。

それぞれ該当する職種について説明していきます。

海外転職で「経験が必須」かつ「語学力も必須」の仕事

海外で仕事をするにあたり、「業務の経験」と「語学力」どちらも必須なのは次のような職種です。

海外でできる仕事<経験&語学力必須>
  • 事業開発、運営管理
  • 工場管理、生産管理
  • 会計監査、税務、コンサルティング
  • 生産技術
  • 電気設計、機械設計
  • 調達業務
  • 物流システム構築
  • サービスエンジニア
  • 施工管理
  • ITエンジニア
  • マーケティング
  • 人事
  • 営業
  • 経理
  • 一般事務、総務事務、営業サポート
  • 翻訳
  • 通訳兼秘書
  • 人材紹介コンサルタント(キャリアアドバイザー)
  • 「経験必須」な仕事には、業務の難易度が比較的高い職種が目立ちます。主に次のような経験やスキルが求められます。

    海外で求められる必須経験
    • 専門的な経験や実績
    • マネジメント経験

    特に事業開発や運営管理、工場管理などは、企業や社員全体を統括する重要な役目。専門的な業務経験と実績に加え、現地スタッフを統括するマネジメント経験が必須なことも。

    語学力については、現地スタッフとのやり取りや関連企業との交渉、国際的な会議などに英語または現地語のスキルが必要です。

    ただし企業によっては、現地語が必要な場合に日本語が話せるサポートスタッフが付くため「語学力不問」なこともあります。

    海外で仕事をするのに必要(有利)なスキルなどについて詳しくは、「海外で仕事をするのに有利な経験や語学力、スキルや学歴とは」の章で説明します。

    営業や事務などの場合、企業によっては必要なのは「経験」あるいは「語学力」のどちらか、もしくは「経験も語学力も不問」という求人もあるんです。
    同じ職種なのに、どうしてそんなに条件が違うんですか?
    ひとくちに「営業」や「事務」といっても、企業によってビジネスの相手や業務内容、日本人の割合がさまざまだからです。
    というと?
    例えば社員の大半が日本人でクライアントは日系企業、というケースがあります。

    それなら英語も現地の言葉も、働きながら覚えていけば問題ないでしょう。

    なるほど。入社後に勉強するということですね。
    また「海外事業を拡大・強化するために、未経験でも営業社員を増やしたい」という日系企業があります。

    そういう場合は、未経験や語学力がなくても採用してもらえる可能性が高いですよ。

    海外転職で「経験または資格が必須」だけど「語学力は不問」の仕事

    海外で働くために経験や資格は必要だけど、英語や現地の言葉については特に必要ない、という仕事もあります。

    それは業務相手や同僚を含め、関わるのが「日本人」あるいは「日本語の話せる人」がほとんどである仕事。

    語学力を必要とされない仕事

    求人広告には主に、次のような職種で募集されていました。

    海外でできる仕事<経験または資格必須&語学力不問>
  • ITエンジニア講師
  • 保育士、幼稚園教諭
  • 日本語教師
  • 塾講師
  • 美容師
  • 和食の料理人、店舗スタッフ
  • 料理人や店舗スタッフは、現地の人と関わる業務がなければ日本語だけで仕事できます。

    また接客時の会話マニュアルがあったり、通訳のサポートがついたりする場合も、語学力は必須では問題ありません。

    ただし資格や経験は必要です。美容師なら日本の美容師免許、保育園や幼稚園で教えるには日本の保育士免許または幼稚園教諭の資格が求められます。

    人手不足を補う即戦力としての募集が多いので、資格を持っているだけでなく、ある程度の経験を積んでいることも必要なのです。

    日本語教師って、海外での教員免許が必要なんでしょうか?
    いえ、日本語教員には、免許という制度はないんです。
    え!?そうなんですか!じゃあ誰でもなれるんですか?
    いえいえ。日本語教師養成講座の修了や日本語教育能力検定試験の合格、日本語学などの分野での博士号取得などが求められます。

    海外転職で「未経験でもOK」だけど「語学力は必須」の仕事

    未経験でも応募はできるけれど、「英語または現地の言葉を話せることが条件」という仕事もあります。

    実際に募集がされていた主な職種は次のとおりです。

    海外でできる仕事<未経験OK&語学力必須>
  • イベント制作
  • 編集記者
  • 旅行手配
  • 緊急医療サポートサービス
  • これらの業務では、取引先や顧客が日本人や日本企業でも、連絡を取る相手が現地の人(現地企業や医療期間、交通機関など)です。

    クライアントが日本人でも語学力が必要な仕事

    現地の人との電話やメール、会話でのやり取り、書類の正しい読み取りが必要となるので、語学力は欠かせません。

    「緊急医療サポートサービス」って何をするんですか?
    海外に滞在する人が病気やケガなどの際に適切な医療を受けられるよう、医療機関などに手配をする仕事です。

    病気などの連絡を受け、医療機関への受け入れ要請や手配、治療費の支払などの事務処理をします。

    責任重大ですね。
    ええ。地域によってはテロなど不測の事態も起こり得ます。

    迅速な作業スピードや、相手の不安を和らげるきめ細やかな心遣いが必要な仕事ですよ。

    海外転職で「未経験でもOK」さらに「語学力も不問」の仕事

    未経験で英語が話せないとなると、海外転職はやはり難しいんでしょうか・・・。
    たしか未経験では、就労ビザが下りない国や地域も多いんですよね?
    ええ、そのとおりです。経験か語学力、どちらかは必要とされる仕事が圧倒的に多いですね。

    でも「未経験でも英語や現地の言葉が話せなくてもOK」という求人もあるんですよ。

    業務経験がなくても、日本語しか話せなくてもできる海外での仕事は、次のような職種です。

    海外でできる仕事<未経験OK&語学力不問>
  • 内勤営業
  • データ入力
  • コールセンター
  • カスタマーサポート
  • 関わるのが日本人だけ、同僚もほぼ日本人という場合には、語学力は必要ありません。

    またコールセンターやカスタマーサポートなどは現地での研修制度が整っているところも多いので、経験がなくても応募が可能なのです。

    経験も語学力も必要ないということは、誰にでもできる簡単な仕事なんでしょうか?
    いえ、そうとは限りません。それぞれ向き・不向きがある仕事です。例えばコールセンターは、苦情電話を受け続けてストレスが溜まってしまう人もいます。
    応募資格がゆるいからと言っても、安易に決めない方がいいんですね。
    ええ。自分に合った仕事を探すには、まずはどこの国で何をしたいかをはっきりさせましょう。そしてたくさん情報を集めてください。

    また、雇用契約を結ぶ際には、書類の内容をしっかり確認しておく必要があります。

    海外には、労働者の権利が日本ほど守られていない国・地域もあるからです。

    海外で仕事をするのに有利な経験や語学力、スキルや学歴とは

    この章では、海外転職で求められている具体的な経験やスキル、語学力について見ていきましょう。

    それぞれの項目をタップすると説明に進みます。

    海外で仕事をするのに最も有利なのは「実務経験がある」こと

    海外で仕事をするのに求められる経験として、求人広告に掲載されていたのは次のような条件です。

    応募資格(経験)例
    • 実務経験(例:3年以上)
    • 社会人経験(例:5年以上)
    • マネジメント経験
    • 海外生活の経験

    応募資格として最も多く見られたのが、一定期間の実務経験。最低限必要とされる期間は企業により異なります。

    海外で求められるのは主に「これから育つ人材」ではなく「即戦力となる人材」です。

    専門的な技術が必要な仕事などでは特に、実務経験が採用時の重要なポイント。これは企業側の希望というだけでなく、就労ビザとも関係しています。

    海外で働くためには、その国での労働許可、いわゆる就労ビザの取得が必要。その取得条件として、多くの国が「一定期間の業務経験」を挙げているのです。

    ビザに関係するから、「経験がなくても頑張ればいい」と簡単には行かないんですね。

    同じ職種での経験があれば、業界が違っても応募できるケースはたくさんありました。

    「業務未経験OK」の求人が多いのは、ビザの取得条件が比較的ゆるい国や地域。それでも、海外生活の経験や社会人経験が必要とされることもあります。

    海外生活は環境適応能力の判断材料となり、社会人経験はビジネスマナーの基礎が身に付いているかどうかの指標とされるのです。

    海外で仕事をするのに必要とされる語学力レベル

    語学力が必要な場合、具体的にどの程度の能力が求められるのかは、行き先の地域や企業によって大きく異なります。

    日本人や日系企業を相手に事業を行う企業では、語学力のレベルがさほど高くなくてよいこともあります。

    また大企業などでは、現地スタッフによる通訳が付くため「日本語で差し支えない」という求人も。

    必要とされる語学力のレベルにも、次のような違いがあります。

    海外転職における語学力の主な条件
    • 初級、簡単なコミュニケーションが可能なレベル
    • 中級、日常会話レベル
      (英語ならTOEIC600点以上が目安)
    • 上級、ビジネスレベル
      (英語ならTOEIC860点以上が目安)
    • ネイティブレベル
      (英語ならTOEIC900点以上が目安)

    ただしこれらはあくまで、応募時点での最低条件です。

    初級や中級レベルでよくても、現地で仕事をしながら語学力も身に付けていくのが前提だと考えましょう。

    「日常会話レベル」って具体的にはどれくらい必要でしょうか?
    これは判断が分かれるところなんです。「日常会話=簡単」という意味で使う企業もあれば、「日常会話=何でも一通りこなせる」という意味で使われることもあります。
    全然違う意味になってしまいますね。どう受け取ればいいんでしょうか?
    現地スタッフとのコミュニケーションが目的であれば、最初はカタコトでも大丈夫でしょう。

    クライアントとの会話で必要なら、電話や接客対応くらいはスムーズにできることが望ましいですね。

    企業によって違う日常会話レベルとは

    参考までに、TOEIC試験を主催する「IIBC(一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)」が上場企業向けに行った調査結果を紹介します。

    それによると、「国際部門での業務には700点以上のスコアを期待する」と回答した上場企業が68.6%ありました。

    応募資格に英検の級数やTOEIC、TOFELの点数などの明確な基準がない場合も多いです。その場合、言語についてはあまり重視されていないか、入社してから覚えるくらいで問題ないことも。

    語学力に多少自信がなくても、それだけで諦めずに挑戦してみることをおすすめします。

    行き先が英語圏でない場合は、応募条件に次のような違いもあります。

    • 英語は必須、現地語は不要
    • 現地語は必須、英語は不要
    • 英語と現地語、どちらも必須

    これは「仕事上でどの言語を使うことが多いか」によるもの。英語ができない現地在住の人とのやり取りが多い場合は、英語でなく現地語が求められるのです。

    応募資格の欄に語学について書かれていない場合、できなくてもOKという意味だと思っていいですか?
    いえ、その場合は逆に「できて当たり前」と見なされている可能性があります。

    英語または現地の言葉が必要かどうか、業務内容から判断してください。

    海外で働くために欠かせない、業務に必要なスキルや資格

    実務スキルや資格の必要性とその内容は、具体的な業務内容によって異なります。求人広告に記載される主な例を見てみましょう。

    海外で仕事をするのに有利な実務スキル・資格例
    • PCスキル(Word・Excel)
    • 「Illustrator」「Photoshop」の使用
    • 日本語教育能力検定試験合格
    • 旅行業務取扱責任者
    • 保育士、幼稚園教諭免許
    • 一級建築施工管理技士
    • 公認会計士

    例えば事務の仕事であれば、日本と同様「Word」や「Excel」などの基本的なPCスキルが必要です。Webデザイナーなら「Illustrator」「Photoshop」が使えると海外でも有利。

    そのほか、業務に応じた資格が求められます。日本国内の免許でも、技術があるという信頼性が強まり、即戦力になるかどうかの判断材料になるのです。

    スキルと言えば、働く上で役に立つ社会的な能力も重要なポイント。

    海外で仕事をする際に求められるのは、次のような能力を持つ人材です。

    海外転職で必要とされる能力
    • リーダーシップ
    • コミュニケーション能力
    • 自主性
    • 主体性
    • 環境適応能力
    • 臨機応変な対応力
    「自主性」と「主体性」の違いがよくわかりません。
    「自主性」がある人は、自分から率先して行動します。海外では特に、誰かに言われないとできないようでは仕事への意欲が疑われてしまうのです。
    では主体性とは?
    「主体性」は、目的のために何をどうすればいいのか自分で考えて、責任ある行動をとることです。

    海外で就労ビザを取得するために学歴を必要とされることもある

    応募資格とされる学歴については、企業によって「学歴不問」から「大学卒以上」、「博士号取得」などさまざまです。

    転職の場合は経験が重視されるため、日本の学歴は大して重要でないと思うかもしれません。しかし「海外での仕事」ならではの特殊な事情が絡んできます。

    海外で働くために必要な就労ビザの取得条件として、「大学卒業以上」を条件としている国がいくつもあるのです。

    例えば中国や香港、シンガポールやベトナムなどでは「大卒以上」が必須です。

    さらに前の章でお伝えしたように「業務経験が3~5年必要」といった、職歴・経験についての条件など、就労ビザの取得条件は国や地域により異なります。

    困ったことに、就労ビザについては、手続きや条件が突然変更になることがあるんです。

    行く先の国や地域の大使館や総領事館のホームページなどで、詳細を必ず確認しておいてくださいね。

    海外転職するときの転職活動の進め方や注意事項などについては、「海外に転職するには?転職活動の進め方や注意事項を解説」の記事をご覧ください。

    求人を探すには、大手転職サイトのほか、海外の求人に特化した転職サイトもあるのでチェックしてみてくださいね。

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    海外での仕事はいろいろある!応募資格やビザの条件には要注意

    「海外で働きたいけど、どんな仕事がある?」そんな疑問を持つ人のために、日本で募集されている海外の求人を調べ、仕事や必要なスキルなどの応募条件をまとめました。

    海外でもたくさんの職種で求人募集がされています。自分がやってみたい仕事や、その仕事に必要な条件を確認してみてください。

    気になる語学力については、要または不要、必要な場合どの程度のレベルが求められるかについては、企業によって全く異なります。

    しかし求められるレベルは、英検の点数など明確な数値での制限がない場合も。

    その場合、語学力は多少劣っていても、実務経験や社会的能力を理由に採用される可能性もあります。諦めずに応募してみましょう。

    ※掲載の情報は2020年3月現在のものです。
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