不採用になった会社に再応募できる?もう一度応募できるかの見極め方

不採用になった会社に再応募できる?もう一度応募できるかの見極め方

転職活動には不採用はつきもの。正直志望順位が高くない企業であれば「まあ落ちちゃったか」で済ませられるかもしれませんが、第一志望だった場合は諦めきれない方も多いでしょう。

そんな時に考えるのが「再応募するべきか?」です。

再応募しても印象は悪くならないのか?再応募したら採用してもらえ可能性はあるのか?など、どうしても志望する企業に入りたい!という方は知っておきたい「再応募」について今回は解説していきます。

一度不採用になっても再応募は出来る?企業側の実態を知りたい

「そもそも、一度不採用になった企業に再応募してもいいのだろうか?」まずここで悩む方も多いと思います。

まず、企業側としては再応募をどう考え、そして再応募してきた人に対してどう感じているのかを調べてみました。

意外?再応募が可能な企業は多い

転職エージェントである「ワークポート」が行った「過去に不採用になった人からの再応募を受け付ける期間」についてのアンケートによりますと、90%の採用担当者が再応募が可能という回答をしています。

つまり、ほとんどの企業が再応募を「良し」としているわけです。どうしてもプライドであったり、「再応募したら迷惑なのではないか」と引き気味になってしまいますが、気にしなくてもよさそうですね。

残りの10%は「再応募不可」の企業です。こういった企業は求人にも「再応募不可」と記載してあるところがほとんどかと思います。志望する企業が再応募不可でないならば、チャンスとも言えるでしょう。

不採用になったからすぐ再応募、は落ちる可能性大

とはいえ、「不採用になってしまった。でも再応募したら受かるかも!」と安易にすぐ再応募するのはNG。

なぜなら、先程のアンケートで再応募OKとする企業であっても、その多くが「一定以上の期間を空けたならば」という条件の元、再応募OKとしているからです。

一番多いのが「1年以上」で、次いで「2年程度」、次が「半年」、そして「いつでも可能」…と続きますが、多くの企業はすぐ再応募してもダメで、一定以上の期間をおいてから再応募してきてほしいと考えています。

すぐに再応募したいなら別の部署を狙うことも考える

「1年も空けていると、転職活動に影響が出る」「他の企業に就職したほうが早そう…」とも思いますよね。

その際、すぐに再応募する方法がないわけではありません。

同じ会社の「別の部署」であれば、すぐに応募することも可能です。

実際、不採用になった人が別の部署に応募し、そこでも不採用になったらまた別の部署に応募してきたなんてケースもあるようです。

部署が違えば求められるスキルも違いますし、採用担当者も違いますので別のところではダメでもここではOK…ということもありますし、実際別の部署で採用となったケースもあります。

「この会社のこの部署じゃないと嫌!」というなら別ですが、「この会社に魅力を感じているからどの部署でもいいから入りたい!」というのであれば、別の部署に応募することも考えてみましょう。

落ちた理由によっては絶対にダメなケースもある

しかし、落ちた理由によってはいくら再応募しようが絶対にダメなケースもあります。

それは「人柄」や「会社の風土に合わない」といった、その人が持つものが理由だった場合です。

入りたいと思った会社からそう思われるのは悲しいことですが、いくら再応募のチャンスがあっても、スキルが高くてもこういった人間性の面で「無理!」と評価されたら採用される可能性は限りなく低いと知っておくべきでしょう。

再応募は厳しい道なんですね…。

求人に再応募について記載がなければ再応募してもいいと考えていいんでしょうか?

基本的にはそれで問題ありません。

しかし、企業によっては記載していなくても再応募者は不採用にしているところもありますので、注意が必要ですね。

ただ再応募するだけでは採用率は低い!その理由とは

多くの企業が再応募を受け付けていることに対して希望を見出した方もいるのではないでしょうか。

しかし、ただ再応募をするだけでは採用される可能性は低いまま!その理由は何なのでしょうか?

落ちた理由を理解していないと何度も不採用に

当然ですが不採用になるには、必ず理由があります。

  • 求めているスキルを持っていなかった
  • 求めている職種の経験が短かった
  • キャリアに不安があった
  • その他、面接での態度など

「自分はなぜ面接に落ちてしまったのか」を考え、そこをクリアしない限り同じ企業に応募してもまた不採用になるだけです。

落ちた理由を自分で理解しようとせず、最初に応募した時となんら変わらない書類を提出したとして、採用される可能性が上がると考える人がどれだけいるでしょうか?

逆に自分が人事担当者になった時、不採用にした人が特別前回と変わったところがない書類を送ってきたとき、「2回目だ!根性があるな!面接しよう!」と思うでしょうか?

どこが悪かったのかを見直し、そこを改善出来た時に応募しないと同じ結果になってしまい、自信をなくすだけになってしまいます。

直接連絡をして再面接を望むのはアリ?ナシ?

中には「不採用になったけれど電話やメールで最お湯担当者に連絡を取り、再度面接してもらえないかお願いする」という方法もあります。

確かにこの方法で「そこまでうちの会社に入りたいのであれば…」と再面接をしてもらったケースもないわけではありません。

が、いくら再面接してもらったとしても結局落ちた理由を解決出来ていなければ結果は同じ。

「改善出来た」と思えるのならば「アリ」かもしれませんが、ただ落ちたことに納得できずに再面接を望むのであれば「ナシ」でしょう。

本当にその企業に行きたいのか再度考える

気をつけなければいけないのは、本当にその企業に行きたいと思っているのかどうかです。

「この企業以外書類選考で落ちてしまったから」「面接までこぎつけたんだから採用までいきたい」など、意地になっている部分がある場合、それは本当に行きたい企業と言い切れません。

自分自身に「絶対にここに入りたい」という熱意がないと、準備がおろそかになる可能性もあります。

落ちたことは残念ですし悔しいことですが、「それでもその企業に入りたいのか」ももう一度じっくり考える必要があるでしょう。

落ちた理由を考える…自分を省みるのは難しいことですよね。

落ちる理由で面接での態度の場合、すぐ再応募したら結果が変わることが多いのでしょうか?

正直他の理由に比べて弱いです。多少面接で上手く喋れなかったとしても「この人を取りたい」と思ったら次の段階に進めることがほとんどだからです。

態度がすごく悪かったとしても、再面接しようと担当者が思うか疑問ですしね…。

再応募で採用されるために気をつけるべきポイントは?

ただ再応募するだけでは採用に至る可能性は低いままです。

それでは、再応募して採用されるためには「自分を冷静に省みる」以外に何に気をつければいいのでしょうか?

必要なスキルがあるなら身につける

もし応募していた会社が「このスキルを持っている人歓迎」という資格などを記載していた場合、そのスキルを身に着けてみてはどうでしょうか。

また、資格を持っていても実務経験が足りなかった場合、実務を行うことでスキルアップも狙えますので採用される確率を上げることが出来ます。

ただ転職活動を行っていただけでなく、自分の価値を高めるためにスキルアップを行っていた人材というのは魅力的ですし、さらに自社のほしいスキルを身に着けてきたとなれば、その魅力はぐっとアップします。

前回足りなかった部分を補う努力をする

落ちた際に、自分を客観的に見直すことで「ここはこう書いたほうがよかった」「ここはこう言うべきだった」といった改善点が見えてきます。

そして、その中で「これが自分には足りない」と感じた方も多いはず。

そこを補う努力が伝われば「これから伸びる人材かもしれない」と評価される可能性があります。

以前は履歴書と職務経歴書のみしか用意しなかったけれど、新たに自己PR書を用意することでさらに自分を知ってもらうためのきっかけを作った、というだけでも前回とは印象が変わりますよね。

履歴書の書き方ひとつとっても、やはり「魅力的に感じるもの」と「そうでないもの」に分かれます。

自分の弱点を知り、そこを補強することで「会社にとって魅力的に思える人材」になることも可能なんです。

この会社に入りたいという熱意を伝えることが大事

志望理由とは別に、「御社に入りたいんです」という熱意を伝えることも大事です。

具体的には、履歴書や職務経歴書などを送る際、「添え状(カバーレター)」も一緒に送りましょう。

添え状に「一度面接でおちてしまったが、御社のここが魅力的なのでもう一度チャレンジしました」というような「入りたい!」という熱意を一緒に伝えます。

「とても入りたい!」という気持ちを伝えられて悪い気分になる担当者はいません。

当然志望動機や他の書類などがきちんと整っていることが前提ですが、その上で熱意を伝えることはプラスになります。

転職エージェントを使うのもひとつの手

自分ではどこが悪かったのかわからない、そういう時は「転職エージェント」を利用するのも手です。

客観的にどこが悪かったのかをチェックしてくれますし、より魅力的な書類の書き方も指導して貰えます。さらに、この企業に入りたい!と強く思っているのであれば、そのために必要なスキルや経験などのアドバイスも貰えるでしょう。

また、数が多いわけではありませんが、転職エージェントが間に入ることにより、再面接が行えるケースもあります。

前回の面接で落ちた理由を自分で見つけることができれば、そこを補うことで今度は採用になる可能性がある、ってことなんですね!
その通りです。

特にスキル不足だった場合は努力も必要ですが、改善もしやすいので新たな目標、モチベーションになるのではないでしょうか。

再応募は恥ずかしいことじゃない。自分を見直して糧に

「落ちた会社に再応募するなんて」と思う方も多いでしょう。しかし、再応募しようと考えることは悪いことではありません。

再応募する場合、「なぜ自分は落ちてしまったのか」という疑問に必ず立ち向かわなければなりません。

自分を見直すことで「会社にほしい人材に自分はなれていたか?」と考えることが出来、仮に再応募して不採用になったとしても、それは糧として今後の転職活動に役立つはずです。

再応募から採用を勝ち取った人も決して少なくありません。どうしても入りたい企業があるのなら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。