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障害者の転職におすすめの転職エージェントと、メリット・デメリット

障害者の転職におすすめの転職エージェントと、メリット・デメリット

「転職したいけど、障害のためか仕事がなかなか見つからない」「障害と仕事、両方を理解してくれる人がいなくて相談できない」という人も多いのではないでしょうか。

そんなときは、障害者の求人を専門に扱う転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントなら自分と企業との間に第三者が立ってくれるので、1人で転職活動するよりもスムーズな仕事探しが可能。

障害者の転職に詳しいアドバイザーに相談もできます。

ただし転職エージェントにもデメリットはあるので要注意。

この記事では、障害者向けの転職エージェントを使うメリットとデメリットを紹介します。障害のある人におすすめの転職エージェントとその特徴なども解説するので、参考にしてください。

障害者向けの転職エージェントなら、聞きたいことが聞ける

「転職エージェント」とは、キャリアアドバイザーやコンサルタントなどと呼ばれる専門スタッフが、自分と企業との間に立って橋渡しをしてくれるサービスです。

希望や能力に合った求人の紹介だけでなく、応募に関する相談やアドバイスなども行っています。

おすすめなのは、障害者採用の求人を専門に扱う転職エージェントを使うこと。

まずは、障害者向けの転職エージェントをおすすめする理由(メリット)とデメリットを説明します。

「それより、どんな転職エージェントがあるかすぐ知りたい」という人は「おすすめ転職エージェント」の章に進んでください。

障害者向けの転職エージェントなら障害枠の求人が探しやすい、という以外にも、次の6つのメリットがあります。

障害者向け転職エージェントを使うメリット
  • 企業に直接聞きづらいことをエージェント経由で確認できる
  • 企業が直接聞きづらいこともエージェント経由で解決できる
  • 「オープンポジション」の求人にも応募しやすい
  • 客観的に見たおすすめの求人を紹介してくれる
  • 不採用だった場合も理由がわかる
  • 求人情報にはない細かな企業情報や障害者の転職事情がわかる

「オープンポジション」とは、応募者の経験やスキルによって配属先を検討する、というもの。

どんな仕事に就くかがわからないため、自分ではなかなか応募しづらいですよね。

転職エージェントを使えば、担当者が自分の代わりに知りたいこと・聞きたいことを確認してくれます。

給与や働き方などについても、希望条件や障害による制限などは人によってさまざま。

企業に直接聞いてもいいのか、いつ聞けばいいのか、そのせいで不採用にされないかなど、不安な点も多いですよね。

企業側も、障害のある人には、どこまで踏み込んで質問していいのか気を使うもの。障害の程度についても、仕事に向いているか、支障がないかなどの判断が難しいです。

その点、転職エージェントには企業側も率直に聞けるため、入社後にお互いが「こんなはずじゃなかった」と困る可能性も減らせます。
不採用となった理由を教えてもらえるのも、転職エージェントならではのメリット。

なぜ採用されなかったのか、その理由によってはアピール不足やスキル不足など、問題点を把握して次につなげるきっかけにできるのです。

この他にも、書類作成のアドバイスや面接対策、日程の調整など一般的な転職エージェントのメリットは、障害者向けでも同じです。

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

ただし、転職エージェントも万能とは言えません。デメリットも知っておきましょう。

障害者向け転職エージェントは障害者手帳なしで応募できない

障害者向けの転職エージェントには、残念ながらデメリットもあります。

それは主に次の5つ。

障害者向け転職エージェントを使うデメリット
  • 応募は障害者手帳を持っている人のみ
  • 障害者に理解がある企業ばかりとは限らない
  • アドバイザーとの相性の善し悪しがある
  • 障害の種類や程度によって仕事がないことも
  • 地域・職種などによっては仕事が少ない、あるいはない

障害のある人向けの転職エージェントを利用するには、障害者手帳を持っていることが条件です。

申請中でも利用できる転職エージェントはありますが、求人への応募は手帳がないとできません。

その理由は、いわゆる「障害者枠」の求人を取り扱っているから。応募する際は、エージェントにも企業にも障害をオープンにする必要があります。

「障害者枠」って何ですか?
障害のある人に採用のチャンスを広げるため、従業員が一定数以上の企業には、障害者を採用する義務があるんです。

全社員に占める人数の割合(法定雇用率)が決まっていて、「障害者雇用枠」「障害者枠」と呼ばれています。

これは「障害者雇用促進法」という法律に基づくもの。

この法律では対象となる障害者の範囲が決まっているため、障害者手帳でその障害を確認するのです。

また、精神障害の場合は、雇用率計算の対象が「精神障害者保険福祉手帳」を持っている人に限定されています。

現状では、この法律の基準を満たすために障害者を雇用する、という企業も少なくないため、障害のある人を歓迎しているとは言えないところも。

また、担当のアドバイザーとの相性がよくなかったり、障害に関する知識に乏しいアドバイザーが担当になったりする可能性もあります。

ただしこれらは、一般的な転職エージェントにも言えることです。

アドバイスは参考にすべきことも多いですが、すべて鵜呑みにする必要はありません。

「合わない」と思ったら担当替えを依頼するか、別の転職エージェントを利用するのがおすすめです。

また、転職に何より重要なのは、企業ニーズに転職者のスキルが合うこと。

仕事の能力や障害の程度によって、また勤務エリアや希望職種によっては、紹介してもらえる求人がないこともあります。

自分に合う仕事がなかったらどうすればいいんですか?
場合によっては、仕事探しを一旦おいて、基本的な仕事の習慣を身に付けたり、スキルの向上に力を入れたりした方がよいかもしれませんね。

転職エージェントに行っても仕事が見つからない、転職先で仕事についていけなかった、という人は、各地域にある障害者就業・生活支援センターに相談してみるのがおすすめです。

ちなみに、民間の企業で働く障害者の方って、どれくらいいるんでしょうか?
平成29年の調査※では、全国の企業で約49.5万人の障害者が働いています。

14年連続で過去最高を更新しているんですよ。

精神障害のある人は敬遠されがちだって聞きましたけど・・・。
この調査の49.5万人のうち、精神障害のある方は約5万人です。

身体障害者や知的障害者に比べると少ないのは確かですね。

しかし前年と比べて、仕事に就いた精神障害者の割合は19.1%も増えています。

※厚生労働省「平成29年 障害者雇用状況の集計結果」より
平成29年までは、障害者雇用義務の対象は身体障害者と知的障害者のみでした。

しかし平成30年4月から対象が拡大となり、精神障害のある人も対象です。

そのため今後、企業が精神障害者への理解を深めたり、転職エージェントが支援を強化することも期待できます。

障害のある人におすすめの転職エージェントとその特徴を紹介

転職には、なるべくたくさんの情報を手に入れることが大切。

選択肢を増やすのはもちろん、転職や仕事の知識を増やしたり、視野を広げたりすれば、転職成功にも確実に近づけます。

「担当のキャリアアドバイザーが信頼できない」「希望に合う仕事が見つからない」「紹介してもらえる仕事が少ない」・・・。

そんなときのために、転職エージェントは1つに絞らず、2~3つのサービスを同時に利用するのがおすすめです。

障害のある人が利用するのにおすすめの転職エージェントと、その特徴をまとめました。

8つとも、無料で利用できますよ。
障害者向けのおすすめ転職エージェント8選
転職エージェント名
(タップで公式サイトへ)
概要・特徴
atGPエージェント
(アットジーピー
エージェント)
・障害者の転職サポート実績が15年以上
・面接に関するサポートが特に手厚い
・管理部門・高収入を目指す障害者の転職支援サービス「atGPハイクラス」あり
Social Partners
(ソーシャル
パートナーズ)
・アデコグループ「Spring転職エージェント」が運営
・障害者が働きやすい職場を厳選
・障害者専門のコンサルタント
・対面での面談は東京のみ
アビリティ
スタッフィング
・リクルートグループが運営
・首都圏エリアのみ対象
・精神障害者を中心に1000名以上の実績あり
・事務職をメインに紹介
・就職フェアも開催
エージェント・サーナ
(Agent Sana)
・障害者の転職支援で26年の実績あり
・関東1都3県、関西(大阪・京都・兵庫・滋賀)が対象
dodaチャレンジ ・パーソルグループの運営
・特例子会社でもある
・決定年収350万円以上が約3割(2017年度)
・精神障害専任のアドバイザーが在籍
・首都圏、中部、関西の求人が多い
ランスタッド
(randstad)
チャレンジド求人
・全国120カ所に拠点あり
・アドバイザーが障害専門でない可能性がある
・精神障害の場合、精神保健福祉士が対応。ただし1都3県のみが対象
MyMylink
転職支援サービス
・東京23区に特化
・障害者転職相談の専任アドバイザー
・実践型の体験ワーク研修あり(開催は不定期)
DIエージェント ・1人平均20件の求人紹介
・1都3県での転職者向け
・対面での面談は東京のみ

先に述べたとおり、これらはすべて障害者手帳を持っている人、または申請中の人向けのサービス。紹介される仕事は障害者雇用枠の求人です。

障害枠と一般枠、どちらで応募するか迷っている場合、障害者向けの転職エージェントに相談することもできます。

「自分で仕事を探したい」「アドバイザーはいらない」という人は、求人情報を掲載している「LITALICOキャリア」などの障害者向けサイトを見てみてください。

障害者枠のメリットを強調される可能性も高いですが、第三者の意見を聞けるよい機会です。

障害を知られたくない、クローズで働きたいという人は、一般の転職エージェントを利用しましょう。

一般的な転職サイト・エージェントについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。

障害者の転職に強い転職エージェントに任せるのが、成功への近道です

障害のある人の転職には、企業と1対1でやり取りするより、転職エージェントに間に入ってもらうのがおすすめ。

その1番の理由は、転職エージェントを介すことで、自分も企業も正直に「知りたいこと」「必要なこと」を確認できるからです。

この記事で紹介した障害者を専門にサポートする転職エージェントの中から、自分に合いそうなものを2~3個選んで併用するのが効率的。

複数の転職エージェントを使うことで、知識も情報も増え、視野も広がります。

ただし障害者向け転職エージェント経由での応募には、障害者手帳が必要。障害枠での応募です。

障害をオープンにしたくない人は、一般の転職エージェントを利用してくださいね。

今回、弊社の公式Twitterに「障害者の転職についても情報を」とのご要望をいただきました。

「こういう情報も知りたい!」というリクエストがありましたら、公式Twitterの方にぜひお寄せください。
(テーマによっては取り上げられない場合もあります。ご了承ください)

※掲載の情報は2020年10月現在のものです。
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