【例文つき】面接後のお礼は必要?お礼メールの書き方とタイミング
転職をするために無事面接を終え、「面接後のお礼メールを送るべきか」悩む人もいます。
面接後のお礼メールは基本的に不要ですが、応募者のなかには送る人がいるのも事実。
お礼メールを送ることで、「採用担当者の印象に残る」「好感度が上がる」という場合もあるためです。
「ならば自分もお礼メールを送りたい」と思っても、「メールマナーがわからない」「メールを送るタイミングがわからない」という人も。
この記事では、面接後のお礼メールを送る時に気をつけたいポイントと、お礼メールを送るタイミングや書き方について詳しく解説します。
例文も用意しましたので、テンプレートとして使ってくださいね。
面接後のお礼メールを送るなら、感謝の気持ちを効果的に伝えよう
面接後のお礼メールは、ビジネスマネーとして必須ではありません。応募者が多い企業の場合は、面接後にお礼のメールを送っても読まれない可能性も。
しかし「読まれるかどうか」「合否に関わるかどうか」で、お礼メールを送るかどうか決めるべきではありません。
お礼メールはあくまでも、「感謝」を伝えるものだからです。
面接の時間を割いてもらったことに対するお礼はもちろん、次のような場合にもお礼メールを送るのがオススメ。
- 好感触だった面接で、さらに好感度を上げたい
- 特に志望度が高い企業の面接を受けたあと、より熱意を伝えたい
ただし転職エージェントを利用した場合は、お礼のメールは不要です。どうしても送りたい場合は転職エージェントのキャリアアドバイザーに、一度確認を取ってからにしましょう。
面接後にお礼メールを送る時のポイントとタイミング
面接後、お礼のメールを送る前に、ポイントとタイミングを押さえておきましょう。
- 文章はシンプルかつ丁寧に書く
- テンプレートにオリジナル性を加える
- 返信不要の旨を記載する
- 採用担当者用のアドレス宛に送る
- メールはパソコンから送る
面接後のお礼メールは、面接日当日がベストです。遅くても翌日の午前中までに送るようにしてください。
お礼メールを送るときのポイントとタイミングについて、それぞれ詳しく説明します。
お礼メール文章はシンプルかつ丁寧に!本文は6行~7行程度がベスト
面接後のお礼メールを送る際、件名や本文は分かりやすく簡潔にまとめましょう。
本文のボリュームが多すぎると、採用担当者の時間を大幅に割くことになり、かえって好感度を下げてしまうことも。
そのため本文は最初の挨拶と結びの言葉を除き、6行~7行程度で収めるのがベストです。
メール送信前には文章を読み返し、誤字脱字がないか必ずチェックしてください。
また面接がカジュアルな雰囲気だったとしても、メールは丁寧な文体で書きましょう。
テンプレートをそのまま送っては意味がない!オリジナル性を加えよう
お礼のメールを送る上で、メールマナーを心配する人も多いですよね。そこで利用したいのがテンプレート。
しかしテンプレートをそのまま使っても、せっかくお礼メールを送る意味がなくなってしまいます。例文はあくまでも例文。オリジナル性が必要です。
テンプレートをもとに、面接中の逆質問で得た「内容」や面接を受けた上での「熱意」など、志望度の高さをアピールしましょう。
ただし、あからさまなアピールはNG。「御社のために尽くしていきます!」のように下心と勘違いされる言葉は避けるべきです。
お礼メールには返信不要の旨を記載!もし返信がきたらすぐに返そう
お礼のメールを送る場合は、返信が不要であることを伝えます。
これは採用担当者が返信で生じる負担を減らすため。
面接後のお礼メールは採用担当者用のアドレス宛に送ろう!
「採用担当者の名刺やホームページ、資料などにメールアドレスが記載されている」という場合は、基本的に採用担当者のアドレス宛に、面接後のお礼メールを送ります。
採用担当者のメールアドレスが分からない場合は、ホームページや資料に記載されている採用窓口宛にお礼メールを送りましょう。
結果的に相手の手間を増やしてしまい、マイナス要因になる可能性もありますから、お願いは慎重にした方がよいですよ。
お礼メールにかかわらず、企業とのメールのやりとりはパソコンを利用
企業とのやりとりにメールを使う場合は、パソコンを利用しましょう。
スマホの設定によっては、自動的に普段使いの署名が入ってしまう可能性も。そのためメールは相手と同じ環境、パソコンで送信するのがベターです。
お礼のメールを送るなら面接当日がベスト!遅くても翌日の午前中まで
面接に対するお礼のメールは、できるだけ早く送りましょう。
当日がベストですが、遅くても翌日の午前中までには送るようにしてくださいね。
主な理由は次の2つです。
- 多くの企業が、当日もしくは翌日に合格・不合格の選考を行っているため
- 採用担当者の面接時の記憶が鮮明な状態で、さらに印象付けができるため
メール等の連絡は、スピード感が大切。翌々日以降にお礼メールを送ってしまうと、逆に「ビジネスマナーの基礎がなっていない」とマイナスに評価されてしまう可能性もあります。
翌日の午前中までに送り逃したら、いっそ送らないほうが賢明です。
お礼を伝えるのであれば、やはりメールが最も有効な手段ですね。
面接後のお礼メールの例文を紹介!すぐに使える3つのテンプレート
面接後のお礼メールの宛先は、主に次の3つのいずれかです。
先ほども言ったように、面接後にお礼のメールを送る際、オリジナル性が必要。しかし一からすべて考える必要はありません。
形式が決まった部分には、ここで紹介するテンプレートをぜひ使ってくださいね。
テンプレートその1、面接官が1名でアドレスを知っている場合
「面接官が1名でアドレスを知っている場合」に利用するテンプレートを紹介します。
件名は「〇月〇日の面接のお礼 〇〇〇〇(自分の名前)」にしましょう。本文は次のとおりです。
人事部 〇〇様(名刺をもらっていて肩書を知っている場合はあわせて記載)
〇〇〇〇(自分の名前)と申します。
本日(昨日)はご多忙な中、面接の機会を頂き
誠にありがとうございました。
『〇〇様のお話を伺う中で、貴社のサービスの質が高い理由や社員満足度、活躍するために取得していくべきスキルについて理解でき、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。
前職で培った▲▲▲というスキルや経験を活かし、
貴社成長の一端を担うことができたら、幸甚でございます。』
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせて頂きました。
ご多忙かと存じますので、ご返信にはおよびません。
末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
<署名>
氏名:
メールアドレス:
電話番号:
住所:〒
(都道府県から建物名、号室まで記載)
枠内のテンプレートに面接先の情報や自分の名前、連絡先などを入力しましょう。
枠内の『 』の部分は例文です。面接で聞いた話など、オリジナルの内容を入れて利用してくださいね。
テンプレートその2、面接官が複数で誰かのアドレスを知っている場合
「面接官が複数で誰かのアドレスを知っている場合」に利用するテンプレートを紹介します。
件名は「〇月〇日の面接のお礼 〇〇〇〇(自分の名前)」にしましょう。本文は次のとおりです。
人事部 〇〇様(名刺をもらっていて肩書を知っている場合はあわせて記載)
〇〇〇〇(自分の名前)と申します。
本日(昨日)はご多忙な中、面接の機会を頂きまして、
誠にありがとうございました。
『〇〇様のお話を伺う中で、貴社のサービスの質が高い理由や社員満足度、活躍するために取得していくべきスキルについて理解でき、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。
前職で培った▲▲▲というスキルや経験を活かし、
貴社成長の一端を担えることができたら、幸甚でございます。』
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせて頂きました。
面接頂きました■■様に、くれぐれもよろしく伝えくださいませ。
ご多忙かと存じますので、ご返信にはおよびません。
末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
<署名>
氏名:
メールアドレス:
電話番号:
住所:〒
(都道府県から建物名、号室まで記載)
枠内のテンプレートに面接先の情報や自分の名前、連絡先などを入力しましょう。
枠内の『 』の部分は例文です。面接で聞いた話など、オリジナルの内容を入れて利用してくださいね。
テンプレートその3、面接官のアドレスを知らず採用窓口宛に送る場合
「面接官のアドレスを知らず採用窓口宛に送る場合」に利用するテンプレートを紹介します。
件名は「〇月〇日の面接のお礼 〇〇〇〇(自分の名前)」にしましょう。本文は次のとおりです。
人事部 採用担当者様(名刺をもらっていて肩書を知っている場合はあわせて記載)
〇〇〇〇(自分の名前)と申します。
本日(昨日)はご多忙な中、面接の機会を頂きまして、
誠にありがとうございました。
『お話を伺う中で、貴社のサービスの質が高い理由や社員満足度、活躍するために取得していくべきスキルについて理解でき、
ますます貴社で仕事をしたいという気持ちが強くなりました。
前職で培った▲▲▲というスキルや経験を活かし、
貴社成長の一端を担えることができたら、幸甚でございます。』
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせて頂きました。
面接官様に、お伝え頂けると幸いです。
ご多忙かと存じますので、ご返信にはおよびません。
末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、
貴社のますますのご発展と社員皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
<署名>
氏名:
メールアドレス:
電話番号:
住所:〒
(都道府県から建物名、号室まで記載)
枠内のテンプレートに面接先の情報や自分の名前、連絡先などを入力しましょう。
枠内の『 』の部分は例文です。面接で聞いた話など、オリジナルの内容を入れて利用してくださいね。
面接後のお礼メールは基本的に不要!感謝を伝えたいなら必要
面接後にお礼のメールを送っても、合否の決定に直結するわけではありません。しかしお礼メールには、「印象に残りやすい」「好感度が上がりやすい」という利点があります。
せっかく送るのであれば、ポイントやタイミングを知り、より効果的なお礼メールを作成しましょう。
お礼メールにはオリジナル性も必要。
「オリジナル性が必要」といっても、1からメールを作成するには「マナーが心配」という人も多いので、テンプレートとして使えるよう例文を用意しました。
前後の決まった形式の部分は会社名や名前などを書き換えてそのまま利用し、中央部分に関してはオリジナルの内容を取り入れてみてくださいね。
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