履歴書と職務経歴書の志望動機は同じになる?正しい書き分けを解説!

履歴書と職務経歴書の志望動機は同じになる?正しい書き分けを解説!

転職活動を始めて応募してみたい企業が見つかったら、まずすべきことは書類の準備です。中でも、履歴書と職務経歴書は力を入れて書きたい書類ですよね。しかし、これらの書類を準備する中で、志望動機の書き分け方に疑問を感じる人も多いのではないでしょうか?

履歴書と職務経歴書の志望動機は同じになっても構わないものなのか、それとも別々の書き方をすべきなのか、はたまた重複を避けるためにどちらかは書かなくてもよいのか、迷うところですよね。

今回は、そんな悩みどころの志望動機の書き分け方をご説明します。

職務経歴書に志望動機をどう入れるべき?履歴書と同じでもいいの?

まずは、職務経歴書と履歴書で志望動機を書き分けるべきなのか、それとも同じでもよいのか、気になるところからお話を始めたいと思います。

職務経歴書にも志望動機を書こう!

職務経歴書とは、その名の通りこれまでの職歴を記載した書類です。ですから、必ず志望動機を記入しなければならないという決まりはありません。

しかし、職務の経歴に加えて、志望動機も書いておくことをおすすめします。

それには、以下のような理由が挙げられます。

  • 履歴書よりも長く詳細に記載できる
  • 職務経歴とからめたアピールがしやすい

履歴書の志望動機欄は小さいので、ごく限られたことしか記入できません。一方、職務経歴書には決まった枚数やフォーマットがありませんから、その企業に入社したい理由をある程度のボリュームを使ってきちんと伝えることができます。

また、これまでの経歴を書いた後ろに志望動機を加えることで、今まで積んできた経験をどのように次の仕事に活かせるのかといったアピールがしやすくなるのも、職務経歴書に志望動機を書いた方がよい理由のひとつです。

志望動機の書き分け方

では、履歴書の志望動機と、職務経歴書に書く志望動機は、同じでもよいのでしょうか?

結論としては、「内容は同じだけど書き方は変える」というのが適切な方法です。

書類 書き方
履歴書 簡潔に要点だけをまとめて書く
職務経歴書 これまでの経歴を次の会社でどう生かしたいのか具体的に詳しく書く
このように、職務経歴書には自己アピールや自分の想いも含めながら、これまでの経験をその企業にどんなふうに貢献したくて志望したのかを書くとよいでしょう。そして、履歴書にはそのうちの要点を端的に書きます。

まず職務経歴書から書いて、それを短く要約したものを履歴書に書くようにすると作成しやすいかもしれませんね。そうすることで、内容的に矛盾がなく、それぞれの書類に応じた志望動機を記載することができます。

履歴書と職務経歴書、どちらにも志望動機を書いた方がいいんですね!履歴書の志望動機欄だけだと小さいですから、職務経歴書にじっくりと思いの丈を書けるのは助かりますよね。

でも、内容が重複するのを避けるために、ちょっと違うことを書いてもいいのですか?

志望動機が書類によって違うのでは採用担当者も混乱しますし、一貫性がない人と思われてしまいますから、内容は同じにすべきです。

それを前提として、職務経歴書には経歴や自己アピールとからめて具体的に詳しく、履歴書には要約した内容を書きましょう。

こんなときどうする?履歴書の志望動機を書くときの疑問を解決!

一口に履歴書といっても、手持ちのものを使うこともあれば、指定された様式を使うこともあります。また、市販の履歴書もいろいろですから、実際に志望動機をどう書こうか悩むことも多いですよね。

そこで、志望動機を書くにあたって迷ってしまいがちなケースを取り上げて、どうすべきか解説します。

省略するのはNG?

採用担当者に同じ内容を何度も読んでもらうのは良くないし、書く自分も大変だからということで、職務経歴書にだけ志望動機を書き、履歴書には「職務経歴書をご参照ください」とだけ書いた方がよいのではないかと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、これだと手を抜いたという印象を持たれてしまうおそれがあります。

履歴書は書類選考における顔のようなものですから、まずここで良い印象を与えて興味を持ってもらい、職務経歴書をじっくり読んでもらうきっかけにしたいですよね。

ですから、履歴書の志望動機欄も省略するのではなく、簡潔に動機を記入することをおすすめします。そのうえで、末尾に「詳細は職務履歴書に記載しましたので、そちらをご参照ください」と付け加えるとよいでしょう。

志望動機欄がない履歴書を選ぶのもひとつの手!

とはいえ、「うまく要約できない」「やはり2回も同じ内容を書くのは気が引けてしまう…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんなときは、志望動機欄を設けていない履歴書を使えばよいのです。

たとえばJIS規格の履歴書であれば、「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」という欄がありますので、そこには特技やアピールポイントを記入すれば、志望動機は書かなくても不自然ではありません。

JIS規格の履歴書は、文具店などでも市販されているほか、ハローワークのサイトなどでダウンロードできますので、気になる方は確認してみてくださいね。

志望動機欄がない履歴書を使ってもいいというのは、気が楽になる人も多いですよね!

でも、指定された履歴書があったら、それを使わなければいけませんよね?それに志望動機欄がある場合、やはり履歴書にも職務経歴書にも志望動機を書かなくてはいけないのですか?

そうですね。指定された履歴書がある場合は、それを使わなければなりません。そして、志望動機欄があるなら、省略せずに記入してください。

その場合も、やはり職務経歴書にも志望動機をしっかりと書いてくださいね。

志望動機は「履歴書は簡潔に、職務経歴書では詳しく」が正解!

転職先に提出する書類は、第一印象を決める大切なものです。マイナスイメージを持たれないようにするためにも、どちらの書類にも志望動機をきちんと書く必要があります。

しかし、別々の内容を書いてもダメですし、逆にまったく同じでもいけません。それぞれの書類に合わせて、うまく書き分けましょう。正しい書き分け方のコツは、内容的には同じでも、履歴書には簡潔に書き、職務経歴書には詳しく具体的に自己アピールと絡めながら書くということです。

書き分けに自信がない人は、志望動機欄がない履歴書を使うのも良い手段です。自分に合った方法で、うまく志望動機を伝えてくださいね!