退職祝いにおすすめ!喜ばれるプレゼントと気をつけたい贈り物マナー

退職祝いにおすすめ!喜ばれるプレゼントと気をつけたい贈り物マナー

社内で退職する人に対して、退職祝いのプレゼントをするのが習わしの会社も多いですよね。お世話になった上司や、ともに頑張ってきた同僚が退職するとなれば、お礼やその後の人生への応援などいろんな気持ちを込めて、相手に喜んでもらえる贈り物をしたいものです。

でも、いざ退職祝いを選ぶとなると、「どんなものなら喜んでもらえるんだろう?」「予算は?」などなど、迷うことも多いですよね。また、うっかりマナー違反のものを贈ってしまわないように、注意しなければなりません。

この記事では、退職祝いを選ぶときのコツやマナー、人気のプレゼントなどについてご紹介します。相手の方に喜んでもらい、なおかつ会社に残る方も気持ちよく送り出すための参考にしてくださいね!

退職祝いを贈るときのマナーを知っておこう!

プレゼントは、受け取った相手が喜ぶものを選ぶのが大前提です。もちろん、退職祝いも例外ではありません。しかし、それだけではなく、社会人として贈り物のマナーを踏まえたものを選ぶということもまた重要です。

そこで、まずは退職祝いを贈るときのマナーや、注意すべき点についてお話します。

退職祝いにはNGなものとは?

一般的には悪いものではなくても、贈り物としてはマナー違反とされているアイテムもあります。それを知らずに贈ってしまうことのないよう、ご注意ください。

たとえば、よく知られているところでは、4と9に関するものは「死」「苦」につながるとして、贈り物にはふさわしくありません。

「櫛(くし)」が贈り物としてNGであるのはもちろん、贈り物の数が4個や9個にならないよう、お花の本数などにも注意しましょう。

また、ハンカチは日本語で「手巾(てぎれ)」といい「手切れ」を連想させることから、お祝いにはNGとされています。また、お茶は香典返しなどの弔事に用いられるため、お祝い事には不向きです。

上司への贈り物としては避けたいもの

退職するのがお世話になった上司である場合、上記のものに加えて目上の人にNGとされているものも避ける必要があります。

  • 靴、靴下、スリッパ、マット、座布団
  • 下着、肌着
  • 時計、万年筆
  • 現金

具体的には、これらのものを上司の退職祝いに選ぶのはやめておきましょう。

下着や肌着は生活に困っている人に贈るものとされており、現金も「生活の足しにしてください」というメッセージを含ませてしまうため、目上の方には失礼に当たります。また、靴や靴下、スリッパなどは足で踏みつけるものなので、やはり避けた方がよいでしょう。

時計や万年筆、かばんなどのビジネスに用いる文具類も、もっと勤勉であれという意味があるため、相手が部下や若手なら問題ないのですが、上司へのプレゼントとしては選ばないようにしましょう。

熨斗はどうすればいいの?

退職祝いといっても、熨斗にそのまま「退職祝」とか「御祝」などと書くのは、場合によってはNGとなります。

定年退職であれば「御祝」「祝定年御退職」でもよいのですが、自己都合退職の場合、その人が職場から去ることを喜んでいるようにも見えてしまうため、「御祝」ではなく「御礼」の方がよいのです。迷ったときは、「御礼」「謹呈」などとしておいた方が無難です。

熨斗

水引は紅白の蝶結びとし、水引の下に贈る側の名前を書きます。連名の場合は4人以上なら「株式会社○○(社名や部署名など)一同」というように、まとめて書きましょう。

上司には靴下やスリッパ、現金もNGなんですね。

熨斗の表書きなんて、うっかり「退職祝」と書いてしまいそうですよね。

定年退職でも、本当はもっと働きたいと思っているのかもしれませんし、お祝いだと強調しすぎない方がよいでしょうか?

そうですね。退職の状況にかかわらず使える「御礼」にしておけば間違いないですね。

熨斗にしても贈る品物にしても、ここでご紹介したような最低限のマナーは知っておきましょう。

間違えると、相手に不快感を与えてしまうだけでなく、自分の評価を落としてしまいかねませんのでご注意ください。

退職祝いの金額は?贈る相手別の相場はこれくらい!

プレゼントを贈るとき、とても迷うことのひとつが金額ですよね。安すぎても高すぎても失礼になってしまうことがありますから、退職祝いについても大体の相場を知っておくと安心です。

退職祝いの相場

退職祝いの場合、職場の規模にもよりますが、個人で贈ることもあれば、部署やチームでまとめて贈ることもあります。また、贈る相手が上司なのか、それとも同僚や友人、部下なのかによっても相場が異なります。

目安としては、以下のような金額が相場と言われています。

贈る相手 金額の相場
上司・先輩 個人:3,000円~5,000円程度
連名:合計で30,000円程度
同僚・友人・部下 個人:3,000円程度
連名:合計で10,000円程度

これはあくまでも相場ですので、職場の慣例や相手との関係によって適宜増減しましょう。

相手への感謝の気持ちが強ければ上乗せしてもよいですが、贈られる側に気を遣わせない程度にするのがベターです。

上司の方が同僚よりも相場が高いんですね。お世話になった度合いが大きいわけですから、それも当然と言えますね。

最終的にいくらくらいのものを選ぶか決めるには、まず個人で贈るか、みんなで連名で贈るかを考えないといけないですね。

そうですね。プレゼントの金額は、送別会の規模、送別会のときにプレゼントとは別に色紙や花束を渡すのか等によっても変わってきます。

連名でやる場合、はじめに予算を決めてそこからすべてを出す方法と、かかった金額を後から精算する方法などいろいろありますから、職場の人数や状況によって最適なものを考えましょう。

みんなはどんなものを贈っているの?退職祝いの具体例をチェック!

ここまでお話してきたことを踏まえ、退職祝いとしてよく選ばれているものをご紹介します。何がよいのか見当もつかないという方は、この中から相手が喜んでくれそうなものを考えてみてはいかがでしょうか?

退職祝いの具体例

退職祝いとしてよく選ばれているアイテムには、こんなものがあります。

  • お花
  • 観葉植物
  • ハンカチ
  • タオル
  • お酒
  • 入浴剤
  • 万年筆、名刺ファイル、名札ケースなどのステーショナリー
  • ディナークルーズ、スパチケットなどの体験型ギフト
定番のものからちょっとユニークなものまで、実にバラエティに富んでいますね。こうしてみると、意外と自由な発想で選んでも大丈夫なんだということがお分かりいただけるかと思います。

では、以下にひとつずつ詳しく見ていきましょう。

お花を贈る時の注意点

退職祝いとしては定番中の定番ともいえるお花ですが、特にひとり暮らしの男性などは花瓶が家にないという人もいますし、お花は枯れてしまうのが苦手という人もいます。

電車で帰宅する際に大きな花束を持ち歩くのも大変かもしれませんし、生花の花束をもらっても困るということも意外とあるんです。

そうなることが予想される場合は、プリザーブドフラワーのような枯れないお花もおすすめです。

プリザーブドフラワー

参照元:amazon

このようなボックスアレンジなら、持ち運びも楽ですしそのまま置いて飾れますので、受け取る側の負担もなく、喜んでいただけます。

お花好きだということが分かっている相手には、インターネットで注文すれば受け取る側が指定した場所にお花を配送してくれるギフトサービスもおすすめです。

観葉植物

お花だとイマイチかなと思える相手にも、観葉植物なら喜んでもらえることもあります。机の上における小さなグリーンや、エアプランツと呼ばれる土がなくても育つものなど、贈り物にもふさわしい植物がいろいろあります。

観葉植物

参照元:amazon

このようなインテリアにもなる素敵な植物なら、おしゃれな女性にもぴったりですね。

ハンカチやタオル

先に、ハンカチは贈り物には適さないとお伝えしましたが、相手が気にしないことが分かっているのであれば、実用的で悪くないプレゼントです。使えるものを贈りたいけどハンカチがマナー的にNGであることが気になるのであれば、タオルにしてみてはいかがでしょうか。

バスタオルセット

こちらは、定年退職される上司にも最適な、高級木箱に入ったバスタオルセットです。柔らかく吸湿性に優れた真っ白なタオルは、男女問わず喜んでもらえそうです。

お酒

相手がお酒好きなら、退職祝いにちょっと高級なお酒を選ぶのも良いですね。

ベルギーの高級ビール「デウス」

参照元:欧州麦酒屋

こちらはベルギーの高級ビール「デウス」です。様々なフルーツの香りやシャンパンに近い味わいがあるそうなので、ビール好きのみならずお酒全般が好きな方には喜ばれること請け合いです。

入浴剤

仕事の疲れをお風呂でゆっくり癒してもらうべく、入浴剤も退職祝いとして人気のあるアイテムです。

バスソルトセット

参照元:rocce

女性にはおしゃれなパッケージのバスソルトセットなども素敵ですが、このような日本全国の湯めぐりを自宅で楽しめるセットなら、定年退職される男性にもよいですね。

ステーショナリー

すでにお伝えしたとおり、目上の人に時計や万年筆などを贈るのはあまり望ましくないのですが、同僚やこれからまだまだ活躍を期待する若手への退職祝いであれば、転職先で使ってもらえそうな文具類を贈るのも悪くないでしょう。

相手が転職先でも自前のネームホルダーを使用するなら、自分ではなかなか買わないようなちょっと高級なものを贈ってみるのも手です。

ネームホルダー

参照元:楽天市場

こちらは牛革製で、使えば使うほど風合いが出てきますので、長く使ってもらえそうですよね。カラーは6色あるので、相手のイメージに合わせて選べます。

体験型ギフト

相手の好みがよく分からなかったりする場合、残らない物の方が贈りやすいということもありますよね。

特に、定年退職などで退職後に時間的な余裕ができる方ならば、体験型のギフトも大変おすすめです。

体験型カタログギフト

参照元:SOW EXPERIENCE

こちらは、クルージングやスパ、パラグライダーにドルフィンウォッチングなど、様々な選択肢の中からお好きなものを選んでいただける、体験型カタログギフトです。

相手の好みがわかっている場合は、それに合わせてディナークルーズやオーダーシャツ、アフタヌーンティーのチケットなどもあります。

熨斗やメッセージカードが無料でつけられるのもうれしいですね。

一般的な贈答マナーではNGなハンカチや万年筆なども、相手によってはOKだったりもするんですね。とにかく、相手の喜ぶものであれば大丈夫なんですね。

それにしても、体験型ギフトは、退職後の暮らしを楽しんでもらえそうで良いですね!贈る際に気を付けることはありますか?

このようなカタログギフトは、贈られた側が申し込みをする期限があり、それを過ぎると無効になってしまいます。また、体験先までの交通費は自己負担となります。

退職後はバタバタしがちですし、経済的な負担も発生してしまうので、その辺りも加味して相手に喜んで利用してもらえそうかどうか考えましょう。

相手の年代や好みに合わせて喜ばれる退職祝いを選ぼう!

いかがでしたか?「退職祝いって何を選んだらいいのかよく分からない」という人も、何となくイメージはつかめたでしょうか?

長らく職場で苦楽を共にしてきた人が辞めていくのですから、感謝やねぎらいの気持ちが伝わる退職祝いを贈りたいものです。年代や関係性によっても最適なものは違ってきますが、最低限のマナーさえ守れば、あとは相手の喜ぶ顔を思い浮かべてその方が好きなものを選べばよいのです。

職場の人たちとも相談しつつ、予算の範囲内で新たな気持ちで退職後の生活を送ってもらえるものを選びましょう!