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ブラック企業の特徴と対処法を解説!みんなのブラック体験談

ブラック企業の特徴と対処法を解説!みんなのブラック体験談

「大勢の前で給料泥棒と罵倒された」「毎日タイムカードを切ってから残業を強要された」テレビでよく見るこの光景、現代でも多くの企業で横行しています。

当サイトが全国の男性100人に向けて、インターネットで行なったアンケート調査では、信じられないブラック体験談が数多く寄せられました。

ブラック企業は働く人の心身を消耗させ、ときには働けない状態にまで追い込んでしまうことも。身体があっての労働なのに、健康を害しては元も子もありません。

今回はブラックな体験談とともに、「自分の職場はブラック企業かもしれない」と感じたときにとるべき行動を解説します。

また「自分の職場はホワイトだ」と思っているあなた、実はブラック企業に洗脳されている可能性もありますよ。ブラック企業について詳しくみていきましょう。

ブラック企業の特徴と体験談・対処法を紹介

厚生労働省によると、「ブラック企業」の明確な定義はありません。しかし一般的な特徴としては次のものが挙げられます。

  • パワハラ(パワーハラスメント)が横行している
  • 極端なノルマや長時間労働を課している
  • 賃金不払い残業(サービス残業)が行なわれている
  • 労働者の過度な選別を行なう

このようにブラック企業とは、コンプライアンス(法令遵守)意識の低い企業を指します。これらブラック企業の特徴を、アンケートによる体験談を交え詳しく解説します。

暴言や手柄の横取りなど職場でのいじめ・嫌がらせはパワハラです!

パワハラ(パワーハラスメント)は、職場における地位や雇用形態の違いによる優劣を背景とした「いじめ・嫌がらせ」を指し、具体的に次の条件が挙げられます。

  • 上下関係や雇用形態の違いなどを利用している
  • 本来の業務範囲を明らかに超えている
  • 就労環境を悪化させている
  • 相手の人格や尊厳を侵害する行動・言動である
  • 相手に精神的・身体的苦痛を与えるものである
  • 継続的に行なわれている

職場で受けたいじめ・いやがらせの体験談は、今回の当サイトが行なったアンケートでも多く寄せられました。

・ノルマが達成できなければ、大声で怒鳴られ罵倒された。些細なミスでも反省文30枚を書くことを要求された。(32歳/不動産/営業)

・ノルマを達成できないことが続いたとき、複数人の上司から他の社員の前で「給料泥棒」など1時間以上暴言を浴びせられた。(32歳/証券/営業)

・上司に却下された自分の提案が、後日そのまま会議で上司の案として採用されていた。(25歳/通信/営業)

・ノルマを達成したら、上司から「調子に乗らないで休まず働け」と罵声を浴びせられた。(30歳/不動産/営業)

僕なんて、「死んでしまえ!」とみんなの前で何度も怒鳴られました。
「給料泥棒」や「死んでしまえ」などの暴言や反省文の書き直し、ミスのなすりつけは明らかなパワハラです。
「僕の出来が悪いからだ」と自分を責めて、1人でずっと悩んでいました・・・。
パワハラは個人の尊厳を傷つける、決して許されない人権侵害です。パワハラに悩んだときは1人で抱え込まず、相談窓口に連絡してください。

自分もパワハラの被害者かも?という人は、こちらの記事も読んでみてください。

一人で悩まず、誰かに話したり相談したりするといいですよ。

【労働者を消耗させるサービス残業】タイムカードの落とし穴

厚生労働省によると、平成23年4月~平成24年3月の1年間に「残業に対する割増賃金が不払いになっている」として労働基準法違反で是正指導した事案のうち、1企業当たり100万円以上の割増賃金が支払われた事案は次のとおり。

  • 是正企業数:1,312企業
  • 対象労働者数:117,002人

なんと1年間で約146億円の残業代が未払いがありました。

サービス残業は全国の企業で横行しているのです。

・残業手当の上限があったが、上限を超えても上司からしつこく残業を要求された。その分の残業手当は出なかった。(32歳/メーカー/専門職)

・退勤後にはサービス残業を強要されたうえ、どれだけの時間・何をしたか報告させられた。(25歳/小売/販売)

・25分の早出・残業を強要されたが、タイムカードの計算は30分刻みなので残業代は出なかった。(30歳/建築/作業員)

・定時または1時間残業でタイムカードは切られるが、実際は月に80時間程の残業をしていた。(29歳/食品/製造)

・入社前の説明では8時出勤となっていたのに、実際は7時出勤だった。早出・残業代もつかなかった。(36歳/メーカー/専門職)

残業代の未払いは労働基準法違反です。労働の対価として、賃金は支払われなくてはなりません。

サービス残業のある会社は、法令を守らない「ブラック企業」といえます。

これまでのサービス残業代を支払ってもらうことはできるのでしょうか?
残業代を請求しても会社側が応じなければ、法的手段を取ることになります。

筆者自身も以前サービス残業のある企業で働いていましたが、社員の1人が訴訟を起こしたことがきっかけで未払賃金は全額支払われました。

僕はタイムカードを切ってしまっていたので「残業の証拠がないから未払賃金などない」と言われました。
確かにタイムカードを切った後のサービス残業は、記録に残りません。残業代を請求する際の証拠として、「毎日サービス残業の時間と内容を記録する」「パソコンのログアウトと同時刻の退勤時間の記録をメモに残す」という2つの準備をしましょう。
実際の労働時間を記録しておいたら、お金が支払われるんですか?
必ずしも支払われるとは言えません。まずは労働基準監督署や弁護士など専門機関・専門家に相談すべきです。そしてサービス残業のない会社への転職をおすすめします。

サービス残業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

「とにかく休みがない・・・!」有給消化なし・休日出勤あり

「休みがない・少ない」というのもブラック企業の特徴です。

労働基準法では「働き始めた日から6カ月継続して勤務している」かつ「全ての労働日の8割以上出勤している」場合に、有給休暇を与えるよう定めています。

また労働基準法では、休日について「使用者は労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない」と定めているのです(法定休日)。

しかし実際は休日も満足に取れない人が多くいます。

・時期によっては週6日勤務が常態化していた。ピーク時には月2回しか休めなかった。(27歳/小売業/販売)

・休みが少ないばかりか、「有給休暇なんて取れるものではない」と言われた。(28歳/メーカー/営業)

・休日出勤したとき、上司に「俺は見ていないからな」と言われた。(33歳/小売/販売)

・休日でも頻繁に電話が入り、担当の小売店に商品を届けに行かされた。もちろん給料には反映されなかった。(25歳/メーカー/営業)

休日出勤が多すぎるし有給休暇も取れないので、プライベートな時間が取れず心も体もボロボロです。
休日が少なすぎる場合は、労働基準監督署などに相談しましょう。ただし労働基準法には「4週間を通じ4日以上の休日を与える使用者については適用しない。」ともあるので、計算する際には注意が必要です。

【番外編】運送・配送業はブラックの温床?利便性の裏に過酷な現場

多くの人が連日のニュースで、ネットショッピングの台頭により運送・配送業に大きな負荷がかかっている現状を知っているのではないでしょうか。

再配達による残業や、ペナルティーを恐れた駐車違反の身代わり出頭など、様々な問題が起きています。

実際に当サイトが行なったアンケート調査でも、運送・配送業に従事していた男性からこのような声が寄せられました。

・再配達の量が多く休憩がない。結局残業になるが、残業代は出なかった(35歳)

・仕事のためにやむを得ず路上駐車をした場合でも、反則金は自腹だった。残業代も全くつかなかった。(35歳)

・残業代が500円しか付かないうえ、一定の残業を過ぎるとそれすら支給されなかった。(23歳)

消費者の利便性向上の裏で、労働者が大きな犠牲を伴っているのです。

労働相談って具体的にどこにすればいいんでしょうか?お金はかかりますか?
もちろん無料の窓口もありますよ。勤務先の会社や、会社が所属する労働組合の相談窓口または「厚生労働省総合労働相談コーナー」など外部の相談窓口があります。

相談窓口や相談方法は、次の記事で詳しく解説しています。

ブラック企業は人を潰す!ブラック企業の見極め方と対策

ブラック企業の事例や体験談・対処法を紹介してきました。最近では有効求人倍率が上がるなか、転職市場は活性化しています。

ブラック企業には早めに見切りをつけ、法令を守るホワイト企業に転職する大きなチャンスです。

ブラック企業で心身共にボロボロになり、働けなくなってしまっては元も子もありません。

しかし「転職先もブラック企業だったら」と不安になる人も多くいます。

そんな人のために、転職する際にブラック企業を見極める方法と対策を紹介します。

求人情報からブラック企業を見極める方法と対策

ブラック企業にありがちな求人情報には、次のような特徴があります。

こんな求人は危険!ブラック企業にありがちな求人の特徴例
  • 離職率が高い
  • 求人情報を常に出している
  • 大量に募集をかけている
  • 学歴・年齢・業務経験不問など誰でも応募できる

長続きしない社員が多く離職率が高い場合は、過酷な職場環境であるなど会社に何かしらの問題がある可能性があります。

そのため人手不足で常に大量募集をかけている可能性があるので、応募は避けるべきです。

また人手不足が深刻な場合は、採用のハードルを下げることも多くあります。スキルや経験が不要な企業は要注意。

ブラック企業を避けるために、次の方法が有効です。

ブラック企業を避ける方法
  • 職場訪問をする
  • 厚生労働省の法令違反リストを確認する
  • 転職エージェントを活用する

応募を希望する企業に、事前に職場訪問が可能かどうか聞いてみましょう。直接職場を見ることができれば、その企業の労働環境や雰囲気を直接知ることができます。

また厚生労働省は「労働基準関係法令違反に係る公表事案」をインターネット上で、掲載しています。

このなかには法令違反を行なった企業名と違反内容の記載があります。希望する企業が掲載されている場合は、応募を避けることをおすすめします。

ブラック企業の見極め方について詳しくは、次の記事を参考にしてください。

自分でうまく見極める自信がありません・・・。
そんなときは私たち転職エージェントの出番です!転職エージェントは実際に紹介する企業に足を運んでいます。実際の企業の雰囲気をお伝えすることができるんですよ。
転職エージェントって、転職サイトと何が違うんですか?
転職サイトは主に求人情報を掲載し、求職者が自分でそこから検索して応募をします。対して転職エージェントは、専任アドバイザーが求職者に付いて転職支援を内定まで行ないます。
サポートって何をしてもらえるんですか?
求職者のスキルや希望に応じた企業の絞込みや紹介、履歴書や職務経歴書の書き方や面接の指導などです。

次の章で転職エージェントについて詳しく紹介します。

転職エージェントなら企業の雰囲気や詳細がわかる!

転職エージェントなら、実際に応募先の企業に足を運んでいる場合も多く、職場の雰囲気や求人情報の詳細を教えてもらえます。

おすすめの転職エージェント3つと、それぞれの特徴は次のとおり。

転職エージェント 特徴
doda(デューダ)
  • 転職サイトと併用できる
  • さまざまな転職支援サービスがある
  • 求人紹介メールが多い
マイナビエージェント
  • 業界専任のアドバイザーに相談できる
  • IT・エンジニア・メーカーの求人に強い
  • 独占求人が多い
リクルートエージェント
  • 転職エージェントの拠点数が多い
  • 日曜日でも面談ができる
  • サービス提供期間は3カ月

転職エージェントが紹介する企業のなかに、100%ブラック企業が紛れ込んでいないと言い切ることはできません。しかし確実にリスクを減らすことは可能です。

転職エージェントに仕事内容や企業の雰囲気などを細かく聞くと同時に、自分でも情報収集を怠らないようにしましょう。

ブラック企業の職場いじめ・嫌がらせに悩んだら転職がおすすめ

ブラック企業の特徴や体験談・対処法を紹介し、ブラック企業で悩んでいるなら転職がおすすめであると説明しました。

筆者自身もブラック企業でつらい体験をしましたが、今では希望の条件に合う職場で自分のスキルを活かして働くことができています。

求人情報でいかにも魅力的な言葉を並べているブラック企業も多いです。転職先までブラック企業では、元も子もありません。

実際に企業の実情を知る転職エージェントに、希望する企業の情報を詳しく聞き、自分でも事前にしっかりとリサーチしておきましょう。

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