ハイクラス転職に強い転職エージェント14選!目的・年齢別も紹介
ハイクラス転職とは、年収600万円を超える仕事に特化した転職活動のことです。
高収入を目指せるハイクラス求人は、通常の求人サイトには掲載されていません。では、高収入の求人案件はどのように探せば良いのでしょうか?
この記事では、年収600万円以上のハイクラス転職を成功させたい人のために、転職エージェントの選び方や転職活動の際のポイントをまとめています。
ハイクラス転職の進め方、転職エージェント各社の特徴と選び方、目的別・年齢別におすすめの転職エージェントなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ハイクラス転職とは?一般の転職との違いはココ!
まずは「ハイクラス転職」の定義や、一般的な転職活動との違いについて見ていきましょう。
「ハイクラス転職」とは、その名のとおり高収入の人=「ハイクラス人材」向けの転職活動のこと。
「ハイキャリア転職」「エグゼクティブ転職」などと呼ばれることもある、キャリアも収入もハイクラスを目指す人向けの転職活動のことです。
ハイクラス人材の定義は明確に定められてはいませんが、一般的には「少なくとも年収600万円以上の収入がある人」を指します。
ハイクラス転職で扱われる求人は、年収600万円〜800万円のものが多く、場合によっては年収1,000万円〜5,000万円といった案件も珍しくありません。
ハイクラス転職の主な特徴は2つ
ハイクラス転職の求人が一般的な転職求人と異なるのは、次のような特徴です。
- 「非公開の募集」がほとんど
- 「35歳以降〜ミドル・シニア世代」が有利
ハイクラス転職では、案件のほとんどが部長以上の上級管理職や役員など、企業の経営・管理に深く関わるポジションです。
中には、CEO(最高経営責任者)やCFO(最高財務責任者)など、事業の中核を担うポジションの求人もあります。こうしたポジションについては、求人募集をかけていることそのものが事業戦略と直結しています。
このため、ハイクラス人材の求人募集に関しては、一般の求人サイトに出回ることはほぼ有りません。
また、一般的な転職では年齢が若ければ若いほど有利になる傾向がありますが、ハイクラス転職では「若さ」はそれほど求められません。
ハイクラス転職では、若さよりも「専門的なスキルや経験」が重視されます。このため35歳以降の需要が非常に高く、ミドル・シニア世代が有利になるケースも多いのです。
コロナ禍でもハイクラス転職市場は盛況
ハイクラス転職の市場は、コロナ禍でも盛況です。
先行きが見えない状況だからこそ、確かな経験と実力を持つ人を確保したい、と考える企業は多いもの。
年収600万円を超えるハイクラスのポジションは、コロナ禍においても多くの企業が募集を行っています。
コロナ禍の転職では、オンラインでの面接や自己PR・レジュメの充実といった対策が普段以上に重要になってきます。
しっかりと準備をして臨みましょう。
ハイクラス転職を成功させる基本のコツ・3つ
ハイクラス転職を成功させるには、どんなことを意識すれば良いのでしょうか?
求められるスキルや人物像、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の際のポイントなどを見ていきましょう。
求められるスキル・人物像
ハイクラス転職の求人で求められているのは、部署・セクションや企業全体のリーダーとして、他の人材を牽引していけるような人材です。
具体的には、次のような経験・スキルが求められます。
- チームリーダーとしての実績
- マネジメント能力
- 企画力
- 実行力
- 論理的な思考力
- 問題解決能力
- トレンドを察知する力 など
ハイクラス求人では、高収入が約束されています。それだけに、求められる人物像もシビアです。
自分が結果を出すことにこだわるだけでなく、部下のモチベーションをアップさせて力を引き出すリーダーシップがあり、課題や問題を解決しつつ新たなビジネスチャンスを切り拓いていけるような、まさに「デキる人材」が求められています。
また、ハイクラス求人のほとんどは、専用の転職エージェントやヘッドハンターを通しての紹介です。キャリアアップに向けてどんな行動をとったら良いのか相談してみるのもおすすめですよ!
レジュメ(履歴書・職務経歴書)作成のポイント
ハイクラスの転職活動では、自分の経歴を文章にまとめた「レジュメ」の書き方がカギとなります。
レジュメとは、簡単に言えば履歴書や職務経歴書といった応募書類のこと。まずはレジュメの段階で、自分の実績やスキルを確実に企業へ伝えていく必要があるのです。
レジュメを作成する際に意識すべきポイントは、次の3つ。
- 専門分野を明確にする
- 具体的な実績を数字で伝える
- 成功体験の理由や背景を論理的に説明する
まず、ハイクラスの求人ではほとんどの場合、何らかの専門分野に精通した人、専門性の高い人が求められています。マーケティング、商品開発、営業、会計……など、企業が求める専門性があるはずです。
求職者の側も、「あれもこれも平均的にできます」とアピールするよりも、「御社が必要としているこの分野の専門知識・スキルがあります」と専門分野を明確にしていきましょう。
また、実績を伝える際は具体的な数字を提示できると説得力が生まれます。応募先企業の興味をそそるような業績や売上実績があれば、「この施策で、売上が前年比○%上昇」といったように具体的な数字を添えましょう。
そして数字に加え、成功への論理的な筋道を示すことができればベストです。なぜなら、企業側が聞きたいのは単なる成功談や自慢話ではなく、「その経験をうちの会社でどう活かしてもらえるか」という点だからです。
問題解決やミッション達成の結果だけでなく、その施策を行った背景や成功した理由などを述べ、論理的な思考と応用可能なスキルがあることを示しましょう。
面接のポイント
ハイクラス転職では、面接でも自信を持って自己アピールできる能力が重要になります。
企業としてはリーダーシップのある人物を求めているのに、自信がなさそうにおどおどしている人物が現れたら、書類上の経歴がどんなに立派でも採用をためらってしまうでしょう。
面接の対策は、ほとんどの転職エージェントで対応しています。緊張しやすい、自信がない、という人は転職エージェントの面接対策を積極的に活用しましょう。
ちなみに、「複数の企業と同時進行で交渉中」もしくは「条件が合わなければ見送ろうと思っている」という場合には、その状況や転職意欲について、面接時に正直に話してOKです。
ハイクラス人材の転職では、企業側もミスマッチが起きないよう慎重に選考を進めています。求職者側も「とりあえず印象の良いことを言ってキープしよう」という姿勢ではなく、本当に条件が合うかどうかを見極めるつもりで面接に臨みましょう。
ハイクラスには転職エージェントが必須!その理由は?
ハイクラス転職を成功させるためには、ハイクラス専用の転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントサービスは、一般の転職者にとっても心強い味方です。
しかしハイクラス転職を目指す人材にとっては、心強く便利というだけでなく「必要不可欠な存在」と言えます。
ハイクラス人材が転職エージェントを利用すべき理由はたくさんありますが、とくに大きなメリットは次の2つです。
- 非公開求人にアクセスできる
- 転職のエキスパートからサポートが受けられる
ハイクラス人材の求人情報は、一般の転職サイトに掲載されることはまずありません。企業の経営やマネジメントに直接関わる情報であるため、非公開の状態でエージェントやヘッドハンターのみが握っていることがほとんどです。
こうした非公開求人にアクセスするためには、転職エージェントに登録するのが一番の近道です。
また、転職エージェントでは、企業の詳細情報レポート、面接対策セミナー、待っているだけでオファーが届くスカウト機能など、便利なサービスを利用できます。
キャリアカウンセリングを通して自分の経歴を棚卸しできますし、転職のエキスパートから心強いサポートを受けることもできます。
就職後のサポートまで継続して行っている転職エージェントもあり、転職の成功率をぐっと高めることが可能です。
転職エージェントの選び方・ハイクラス向けのポイント3つ
世の中には、たくさんの転職エージェントがあります。ちょっと検索してみただけで、「どんな基準で選んだらいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
まずは、ハイクラス転職を成功させるための「転職エージェントの選び方」について、基本的な3つのポイントを押さえておきましょう。
1.「ハイクラス転職に強いかどうか」をまずチェック
転職エージェントには、それぞれ得意分野や強みがあります。たとえば、新卒の案件に強いエージェントもあれば、フリーターの就職に強いエージェントもある、といった具合です。
ハイクラス転職を目指すあなたが選ぶべきなのは、ずばり「ハイクラス転職に強いエージェント」です。
繰り返しになりますが、ハイクラス転職を扱っていない一般的な転職サイトやエージェントからは、エグゼクティブ向けのハイクラス求人にアクセスできません。
非公開のハイクラス求人を扱っているのは、ハイクラス専門の転職エージェントや、一般向けでも大手の転職エージェントのみです。
自分の希望と企業が提示する条件に大きなミスマッチが生まれないよう、転職エージェントを選ぶ際は、ハイクラス専門もしくは取り扱いのあるところを選びましょう。
2.ヘッドハンティング型か、案件紹介型か
ハイクラス向けの転職エージェントは、大きく分けて2種類あります。
1つ目は「ヘッドハンティング型」。
ヘッドハンティング型の転職エージェントは、求職者が登録したレジュメを企業がチェックし、エージェントを通してオファー(スカウト)を送る仕組みです。
求職者側はヘッドハンターから届いたオファーをチェックして、興味がある求人があれば、やはりエージェントを介して対応します。
2つ目は「案件紹介型」。
案件紹介型の転職エージェントでは、キャリアコンサルタントが求職者の希望を聞き、マッチする企業の案件を紹介します。
求職者はまず自分の希望を明らかにし、紹介された案件の中から「良い」と思ったものに応募します。こちらは、一般的な転職活動に近い感覚で求人を探すことができます。
理想的な転職先を中長期的にじっくりと探したい人には、「ヘッドハンティング型」のエージェントが向いています。
ヘッドハンティング型は、経歴を登録した後は企業のオファーを待つのみなので、転職活動にかける時間的コストを節約できるメリットがあります。
一方、すぐにでも転職したい人や、条件に合う転職先を積極的に探したい人には、「案件紹介型」のエージェントが向いています。
ちなみに案件紹介型とは言え、紹介された案件であっても「合わない」と思えば断ることができるので、コンサルタントには正直な気持ちを伝えましょう。
2〜3社の転職エージェントに登録する
転職エージェントは、1社に絞る必要はありません。
とは言え、あまりにたくさんのエージェントに登録してしまうと、管理しきれずかえって転職活動の妨げになってしまう恐れがあります。
また、エージェントによるサービスは「初回カウンセリングから3ヶ月まで」といった期限が設けられているケースもあります。多数のエージェントに同時登録して持て余すのは、もったいないかもしれません。
転職エージェントは、サービスをよく比較した上で希望に最も合致するサイトを絞り込み、2〜3社登録するのがベストです。
また、同じ企業の同じ案件に、複数の転職エージェントから応募するのはNGです。
企業にも、担当のコンサルタントにも、双方に不信感を与えてしまいますので、重複応募になっていないかどうかは必ずよく確認しましょう。
転職エージェントを使う際の注意点3つ
転職エージェントは転職の心強い味方ですが、そのサポートを最大限に活かすためにはいくつか注意すべきポイントがあります。
主な注意点を3つに分けてご紹介しましょう。
1.レジュメはできるだけ詳しく記入する
レジュメとは、履歴書や職務経歴書をはじめとする、あなたの経歴書類のこと。転職エージェントに登録する際は、必ずこのレジュメを記入することになります。
あなたがどんな人間で、どんな経歴を持っているのか。それを企業側が判断する唯一の材料となるのが、レジュメです。
自分の経験やスキルを掘り下げながら、学歴や職歴を記入していくのは、ある程度の時間や気力を使うものかもしれません。でもここで手を抜いてしまうと、出会えるはずのチャンスを逃してしまうかも。
レジュメはできるだけ詳しく記入しましょう。
2.エージェントにはすべて正直に話す
転職エージェントの担当者(ヘッドハンターやキャリアコンサルタント)には、自分の経歴や思いについて、すべて正直に話しましょう。
見栄を張ったりウソをついたりしてしまうと、担当者との信頼関係が崩れるだけでなく、紹介する案件の方向性がズレてしまう可能性もあります。
ミスマッチを防ぐためにも、将来のキャリアのためにも、転職エージェントの担当者には本音を話すようにしましょう。
3.オファー・紹介がないときはどうする?
転職エージェントに登録しても、企業からのオファーや案件の紹介が来ないケースも、残念ながらあります。
この場合、考えられる原因は2つです。
1つは、あなたが希望する条件の求人を転職エージェントが保有していないケースです。この場合は、他の転職エージェントにも登録してしてみるか、もしくは少し時間を置いて良い案件が出てくるまで待ってみましょう。
もう1つは、あなたの経験やスキルが、企業側の希望に届いていないケースです。この場合、今すぐにハイクラス転職を目指すというよりも、少し長期的なプランを練り直し、自分をハイクラス人材として売り込むための経験やスキルを積む工夫をしましょう。
いずれのケースも、転職エージェントの担当者に「なぜオファーや紹介が来ないのか」「どうしたら転職を成功させられるか」というアドバイスを求めてみてください。転職のプロの目線を取り入れることは、必ず自分の役に立つはずです。
目的別に選ぶ!ハイクラス向け転職エージェント
自分に向いている転職エージェントについて、さらに見ていきましょう。
転職活動をどんなふうに進めていきたいか、どんな会社で働きたいかなどは、人それぞれに異なります。
ここでは、「できるだけ急いで転職したい」「外資系の仕事がしたい」といった目的に合わせて、あなたにぴったりの転職エージェントを、具体名を挙げながらご紹介します。
※年齢別のおすすめ転職エージェントは、次の章でご紹介しています。
タイプ1|「できるだけ早く!」今すぐ転職したい人
できれば今すぐにでも転職したい、と考えている人におすすめなのは、求人数がある程度多く、かつサポート体制も整っている転職エージェントです。
ハイクラス向け転職エージェントの中から、オファーを待つヘッドハンティング型ではなく、能動的にこちらからアプローチできる案件紹介型のエージェントを選びましょう。
→ランスタッド、パソナキャリア、JACリクルートメント、エンワールド など
タイプ2|「理想的な職場があれば……」じっくり吟味したい人
無理に転職する必要はないけれど、「理想の職場があればぜひ」と考えている人におすすめなのは、レジュメを登録して企業からのオファーを待つ、ヘッドハンティング型の転職エージェントです。
ヘッドハンティング型転職エージェントは、ハイクラス求人の中でも年収800万円以上の高収入の案件を多く取り扱う傾向があります。その分、企業の基準もシビアになりますので、レジュメでしっかり自己PRを行いましょう。
→リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、iX転職 など
タイプ3|「目指せ年収1,000万円超!」高収入を狙う人
とにかく高収入、できれば年収1,000万円以上を狙いたい、という人におすすめなのは、ハイクラス求人の中でも事業戦略に直結するポストの取り扱いが多い転職エージェントです。
CEOやCFOを含む高収入ポストは、それだけ企業側の求職者を見る目も厳しくなります。経験やスキルをレジュメで確実にアピールしましょう。
→ビズリーチ、エンワールド、ランスタッド、キャリア・デベロプメント・アソシエイツ(CDA) など
タイプ4|「選択肢はたくさん欲しい!」多くの案件を比較したい人
選択肢を増やすために、できるだけたくさんの案件にアクセスして比較したい、と考えている人は、各転職エージェントが保有している求人数に注目しましょう。
求人数の多さ・豊富さなどを謳っている転職エージェント(案件紹介型)を選ぶようにすると、案件の幅が広がります。ただし玉石混交になってしまう可能性もあるので、一つ一つの案件は慎重に吟味してください。
→リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ、JACリクルートメント、エンワールド など
タイプ5|「英語力を活かしたい!」グローバル企業を希望する人
外資系企業やグローバル企業で「英語力を活かして働きたい」と考えている人は、これらの企業の案件に強い転職エージェントを選びましょう。
現在日本で活躍している転職エージェントの中には、もともと海外で生まれたところや、外資系にとくに力を入れているところも少なくありません。こうしたエージェントを積極的に利用していきましょう。
→ランスタッド、エンワールド、JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズ など
年代別に選ぶ!ハイクラス向け転職エージェント
転職エージェントには、それぞれ「得意とする年齢層」もあります。自分の年齢に合った転職エージェントを選ぶことで、より多くの案件にアクセスすることが可能です。
選択肢を広げるためにも、それぞれの年代を得意とする転職エージェントを把握しておきましょう。
20代におすすめの転職エージェント
経験と実績が評価されやすい「ハイクラス転職」では、20代向けの案件はある程度数が限られてきます。20代がハイクラス転職を成功させるためには、サポートの手厚い転職エージェントを選ぶことが大切です。
また、ハイクラス専門のエージェントだけでなく、大手総合型のサービス(一般的な転職案件を扱うエージェント)も併用しながら高収入案件を探すと、成功率がUPします。
→パソナキャリア、リクルートエージェント、マイナビエージェント、dodaエージェント など
30代におすすめの転職エージェント
30代後半から40代にかけては、ハイクラス転職を最も成功させやすい年齢層です。
応募できる求人数が多く、自分にマッチした案件に出会いやすい年代ですので、エージェントにしっかり希望を伝えつつ、積み上げた経験とスキルを自信を持ってアピールしましょう。
→リクルートダイレクトスカウト、ランスタッド、エンワールド、JACリクルートメント、パソナキャリア、クライス&カンパニー など
40代におすすめの転職エージェント
30代に引き続き、40代もハイクラス求人案件で需要が高い年齢層です。
全年齢を対象としている転職エージェントだけでなく、40代以上に特化して高品質の案件を取り揃える転職エージェントもありますので、それらの利用も検討してみることをおすすめします。
→リクルートダイレクトスカウト、iX転職、クライス&カンパニー、ロバート・ウォルターズ など
50代におすすめの転職エージェント
50代は、仕事の上で経験と実績を積み重ね、非常に成熟している世代と言えます。ハイクラス転職市場ではこの世代はとくに重宝され、高収入でやりがいの大きなポストが見つかる可能性も大いにあります。
案件紹介型のエージェントで次のキャリアを積極的に模索するのも良いですし、ヘッドハンティング型のエージェントで希望に合ったオファーをじっくり待つのも良いでしょう。
50代以上のエキスパートシニアに特化した「MS-Agent(MS-Japan)」のような転職エージェントもありますので、ぜひ活用してください。
→MS-Agent(MS-Japan)、キャリア・デベロプメント・アソシエイツ(CDA)、クライス&カンパニー、ロバート・ウォルターズ など
ハイクラス向け!おすすめ転職エージェント(3タイプ)
ハイクラス転職を成功させるためのポイントや、転職エージェントの選び方について、把握できてきたでしょうか。
ではいよいよ、ハイクラスにおすすめの転職エージェントについて、各社の特徴やおすすめポイントをご紹介していきます。
ここでは、転職エージェントをサービスの種類で分類し、
- ハイクラス向け・ヘッドハンティング型
- ハイクラス向け・案件紹介型
- 一般向け(ハイクラス有り)の大手転職エージェント
以上、3つのタイプに分けてご紹介します。
(1)ハイクラス向け・ヘッドハンティング型
まずは、レジュメ登録後に企業からのオファーをじっくり待ちたい人におすすめの、「ハイクラス向け・ヘッドハンティング型」転職エージェントをご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートグループが運営する、ハイクラス対象のヘッドハンティング型転職エージェントです。
約300社、3,000名以上(2021年7月時点)のヘッドハンターが所属し、即戦力となる人材を常に探しています。
「かかりつけのヘッドハンター」というキャッチコピーのとおり、採用後のアフターフォローも充実している点がポイントです。年収600万円以上を目指すなら、絶対に外せないエージェントの1つです。
ビズリーチ
年収1,000万円以上のエグゼクティブ求人が3分の1以上を占める、ハイクラス特化のヘッドハンティング型転職エージェントです。
企業と求職者の両方に事前審査を行い、厳選された優良企業のみを取り扱うことを謳っています。
すべての機能を利用するためには、有料会員へのアップグレードが必要です。月額課金制の転職エージェントは業界でも珍しいシステムですが、その分サービスの質も良いと、評判は上々です。
iX転職(アイエックス)
事業戦略に直結するような、希少性の高いハイクラスのポジションのみを扱う、ヘッドハンティング型転職エージェントです。
2019年にスタートした比較的新しいサービスですが、運営元はdodaでおなじみの人材業界大手・パーソナルキャリア。確かなノウハウと独自のネットワークを活かしたサービスが期待できます。
管理職、マネージャー、CFO(最高財務責任者)といったエグゼクティブポジションを狙う人は、要チェックです。
(2)ハイクラス向け・案件紹介型
次に、自分から積極的に色々な案件をチェックしたい人におすすめの、「ハイクラス向け・案件紹介型」転職エージェントをご紹介します。
ランスタッド
1960年にオランダで設立され、世界39カ国でビジネスを展開する世界最大級の転職エージェントです。
とくに外資系の求人に強く、年収1,000万円以上の案件を常時5,000件以上保有しています。ランスタッドのみが保有し他社には出ない「独占求人」の多さも自慢です。
若手ハイクラス層~管理職まで、幅広いハイクラス転職におすすめです。
パソナキャリア(ハイクラス向け)
株式会社パソナが運営する、1993年設立の転職エージェントです。
求人件数45,000件以上、取引実績企業16,000社以上、利用者の年収アップ率67.1%。長年培ったパソナグループのノウハウとネットワークを活かしたサポートが期待できます。
退職交渉や入社日の調整など、内定後のサポートも手厚く、キャリアコンサルタントの利用者満足度が高いことでも評判です。
エンワールド
エン・ジャパンのグループ企業、ハイクラスのグローバル求人と外資系企業に強い転職エージェントです。
外資系大手企業や、日系グローバル企業のスペシャリスト職案件が多く、年収800万円以上の求人を常時10,000件以上保有しています。
「入社後活躍」という企業ミッションを軸に、採用後も継続的なフォローアップが望める点も嬉しいポイントです。
JACリクルートメント
管理職・技術/専門職の転職に強い、ハイキャリア向け転職エージェントです。
もともとイギリスで生まれたサービスであり、外資系企業や日系グローバル企業、海外進出企業の求人案件を多く取り揃えています。
約800名のコンサルタントが所属し、それぞれに企業を直接訪問して得たリアルな情報を保持。コンサルタントは各業界の出身者も多く、一人ひとりの専門性の高さも魅力です。
クライス&カンパニー
年収800万円以上のハイクラス求人に特化した、30代後半〜の人におすすめの転職エージェントです。
国家資格を持つキャリアコンサルタントが多数在籍しており、キャリアカウンセリングから入社後のフォローまで、手厚くサポートしてくれます。
マッチング精度98.3%、採用決定者の平均年齢37.7歳、平均年収は1,012万円。マネージャークラス以上のエグゼクティブキャリアを目指す人におすすめです。
ロバート・ウォルターズ
外資系、日系グローバル企業に強く、40代以降にもおすすめの転職エージェントです。
1985年にイギリスで設立、世界31カ国の主要都市にオフィスを構えています。日本でも20年以上の実績を持ち、外資系企業やグローバル企業の案件を多く保有しています。
企業担当者とのやりとりや採用面接が英語で行われることも多いので、英語力に自信がある方にとくにおすすめです。
MS-Agent(MS-Japan)
全年齢向けのサイトから派生した「50代以上限定、エキスパートシニアのための転職支援サイト」です。
管理部門に特化した転職エージェントで、経理・財務、人事・総務、法務といったバックオフィス系職種から、取締役、顧問・監査役まで、幅広いエグゼクティブ案件を保有しています。
50代、60代で「経験や知見を活かす、人生の集大成となる仕事を探している」という人に、とくにおすすめです。
CDA(キャリア・デベロプメント・アソシエイツ)
技術系のエグゼクティブ紹介ではトップクラスを誇る転職エージェントです。開発責任者クラス、管理職クラスの案件を主に扱い、50代以降の転職にもおすすめです。
サポートしてくれるコンサルタントは、ソニー等の大手企業での開発エンジニア経験者や、各業界の経営層の経験者といったプロフェッショナル集団。
社外取締役、非常勤顧問、事業承継/後継者といった分野も取り扱っています。
(3)一般向け(ハイクラス有り)の大手転職エージェント
ここまでは、ハイクラス求人に特化した「ハイクラス向け」の転職エージェントをご紹介してきました。
一方で、一般向けの大手転職エージェントの中にも、ハイクラス求人を保有しているところがあります。
「ハイクラス向けサービスだけでは条件が一致する案件が少ない」「ハイクラス向けサービスを利用できるかどうか自信がない」という人は、こうした一般向け大手転職エージェントを利用するのもおすすめです。
ハイクラス求人を探しやすい大手転職エージェントを、3社ご紹介します。
リクルートエージェント
リクルートグループ運営の、規模・実績ともに人材業界トップクラスを誇る、大手転職エージェントです。
求人数、とくに非公開求人数が多く、「管理職・ハイクラス」「外資系・グローバル」といったカテゴリー分けがされています。
また、拠点数が全国17箇所と多く、日曜日も相談可能。働きながら転職を目指す人にとっては、非常に嬉しいポイントです。
マイナビエージェント(ハイクラス)
20〜30代の若手におすすめの転職エージェントです。
マイナビエージェントそのものは幅広い求人案件を扱っていますが、「マイナビEXECUTIVE AGENT」では、年収800万円以上のハイクラス向け案件を主に取り扱っています。
登録者は25〜35歳が中心で、初めて〜2回目の転職にとくに強く、電話を使ったキャリアカウンセリングにも対応しています。
dodaエージェント
人材紹介大手サイトの「duda」では、求人検索型の転職サイトと、エージェント型のサービス、両方の機能を使えます。
エージェント機能「dodaエージェント」にはスカウト機能もあるほか、カウンセリングや案件紹介から入社後のフォローアップまで、さまざまなサポートが受けられます。
サイト内には、人事・教育に特化した「dodaスペシャリスト」、ハイクラスに特化した「dodaエグゼクティブ」、外資系・グローバル案件に特化した「dodaグローバル」などのページがあり、目的別に使い分けることが可能です。
ハイクラス転職の成功は転職エージェント選びがカギ!
ハイクラス転職を成功させるためには、ハイクラスの求人に特化した転職エージェントを活用することが大切です。
転職エージェントには、企業からのオファーをじっくり待つ「ヘッドハンティング型」と、自分から積極的に案件にアプローチできる「案件紹介型」があります。
年齢や目的に応じて転職エージェントを使い分け、ハイクラス転職の成功を目指しましょう!
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