薬剤師向け転職サイトを徹底比較!転職サイトの選び方も紹介します
薬剤師専門の転職サイト・エージェントは多種多様。「どのサービスを選べばよいのか」、頭を悩ませる人も多いですね。
「そもそも転職サイト・エージェントを使う理由は何か?」と、サービスの利用自体に疑問を抱く人もいるかもしれません。
日々仕事や家事に追われる薬剤師にとって、転職サイト・エージェントはとても心強いサービスです。
当記事では「薬剤師専門の転職サイト・エージェントの選び方」「転職支援サービスを利用するメリット・デメリット」を紹介しています。
正しい転職サイトの選び方やサービス内容を理解して、満足度の高い転職を実現させましょう。
薬剤師専門転職サイトの選び方を紹介!ポイントはたった3つ
薬剤師が転職サイトを選ぶときに確認してほしいことは、次のとおり。
それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。
薬剤師専門転職サイトのサービス対象地域を確認しよう
薬剤師を専門とする各転職サイト・エージェントには、サービスの対象地域が決められています。
首都圏を中心にサービスを展開する転職エージェントでは、東京近郊に住む薬剤師しか担当者と対面面談できない場合も。
対面面談が未対応の地域では、担当者による電話やメールでの転職サポートを受けられます。
薬剤師専門転職サイトが取り扱う『雇用形態』をチェックしよう
薬剤師向け転職サイト・エージェントでは、必ずしも「すべての雇用形態の求人を取り扱っている」わけではありません。
なかには「派遣」「アルバイト」「契約社員」の求人を、一切取り扱わない転職エージェントも。
とくに「派遣薬剤師」の求人を探す人は、転職支援サービスを選ぶ際に「取り扱う求人の雇用形態チェック」が必要不可欠です。
また派遣雇用の求人を保持する転職サイト・エージェントでは、運営会社が薬剤師の人材派遣をおこなっている場合がほとんど。
各社が加入する「健康保険の制度」「福利厚生」を確認しておくことも、転職サイト・エージェント選びのポイントになります。
派遣薬剤師の働きかたについて「薬剤師が派遣会社に登録するメリット・デメリットを紹介!」を参考にしてください。
ライフスタイルに合わせて薬剤師専門転職サイトを利用しよう
薬剤師専門転職サイト・エージェントには「女性・ママ薬剤師向け」といった、求職者のターゲットを絞っているサービスもあります。
このような転職支援サービスでは、子育て世代のママ薬剤師を中心に転職サポートを実施。
自分の生活スタイルと同じような薬剤師の転職実績が豊富なので、家庭と仕事の両立で悩んでいる人でも安心して利用できます。
ただ単に求人を紹介してもらえるだけでなく、その人の状況にぴったりの働きかたも提案してくれますよ。
薬剤師専門の転職サイト・エージェントを使う5つのメリット
薬剤師専門の転職サイト・エージェントをはじめて利用する場合「具体的にどのようなサポートをしてくれるのか?」など、不安を感じる人は多いはず。
仕事や家事などで日々忙しい薬剤師にとって、転職サイトやエージェントはとても便利なサービスです。
そんな薬剤師専門の転職支援サービスを利用するメリットを、次のチェックリストにまとめてみました。
- 自分で求人を探す手間が省ける
- 職場の雰囲気や裏情報が得られる
- 条件交渉を代行してもらえる
- 履歴書の添削や面接対策にも対応
- 転職後のフォローもしてもらえる
薬剤師が転職サイト・エージェントを利用する最大のメリットは、現職を続けながら効率よく転職活動を進められることです。
求人票だけでは分からない「職場の雰囲気」「一緒に働く人」といった、現場のリアルな情報を得られるメリットも。
また求人の紹介だけでなく、転職後のアドバイスや悩み相談といった、アフターフォローも充実しています。
薬剤師専門転職サイト・エージェントを使う3つのデメリット
薬剤師専門の転職支援サービスでは、求人の紹介から内定後のフォローまで、転職活動における手厚いサポートを無料で受けられます。
ただ転職サイト・エージェントのサービスには、デメリットだと感じる部分も。
さっそく、次のチェックリストを見ていきましょう。
- 定期的に営業メールや電話が来る
- 担当者とのやりとりが必要
- 担当者と反りが合わないことも
転職サイトに登録すると「おすすめ求人」の案内メールや、転職の進捗状況の確認連絡が定期的に来ます。
転職サイト・エージェントによっては、大量の求人案内メールがほぼ毎日送られることも。
担当者からの営業連絡がうっとうしい場合は、運営側に「連絡する必要はない」という旨をはっきり伝えましょう。
「すでに内定先が決まっている」といって、営業メールや電話を断るのも有効です。
担当者との相性が悪いと感じたときは、運営側に相談すれば別の担当者と代えてもらえます。
薬剤師の転職サイト・エージェントをおすすめ別に紹介
各転職サイト・エージェントには、それぞれ大きな特徴があります。
この章では各サービスの特徴を踏まえて、転職サイト・エージェントを3つのおすすめ別に紹介。
気になる転職支援サービスがあれば、各サイト・エージェント名を選択して、詳細記事をチェックしましょう。
はじめて転職する薬剤師は大手転職サイト・エージェントがおすすめ
はじめての転職活動は、いつ何を始めたらいいのか分からず、不安な気持ちがどんどん大きくなることも。
そんな人には、次の転職サイト・エージェントの利用がおすすめです。
転職サイト・エージェント名 | 特徴 |
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薬キャリAGENT | ・医療業界とのつながりが強い ・あらゆる雇用形態に対応 |
マイナビ薬剤師 | ・地方の出張面談を実施 ・日曜も面談可 ・各相談会を開催 |
リクナビ薬剤師 | ・最短3日で転職可能 ・専用アプリあり ・電話面談メイン |
大手の転職支援サービスは求人数も比較的多く転職実績も豊富なので、はじめての転職でも安心して利用できます。
とくに薬キャリAGENTには医療業界に強いコネクションがあり、年間2万人以上の薬剤師が利用。
また、マイナビ薬剤師なら、全国15カ所で相談に乗ってもらえます。
地方の人でも専任のコンサルタントと直接会って、転職の悩みを相談できますよ。
派遣薬剤師の求人に強い転職サイト・エージェントを活用しよう
派遣雇用を希望する薬剤師には、次の転職支援サービスがおすすめです。
転職サイト・エージェント名 | 特徴 |
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ファルマスタッフ | ・求人数6万件以上 ・全国12カ所の拠点数 ・教育研修が充実 |
メディプラ薬剤師転職 | ・ポイント制度あり ・企業薬剤師におすすめ ・本格的な適性検査 |
ヤクジョ | ・東京/神奈川/千葉/埼玉中心 ・女性薬剤師におすすめ ・ヒアリングに強み |
各社のサービス対象地域や対面面談の有無をチェックして、自身のニーズに合った転職サイト・エージェントを利用しましょう。
それぞれで加入できる「各種保険の制度」や「福利厚生」「研修内容」などの違いも、チェックすることが大切です。
実際に利用してみると、自分との相性もはっきりと見えてきますよ。
複数の転職サービスを利用するメリットについて、次の記事で詳しく紹介しています。
コンサルティング重視の人におすすめの転職サイト・エージェント
「コンサルティングの質」「転職先とのマッチング精度」を重視する人は、次の転職支援サービスがおすすめです。
転職サイト・エージェント名 | 特徴 |
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薬キャリAGENT |
・首都圏を中心に展開 ・派遣の求人あり ・関連サイトの充実 |
ファーマキャリア | ・独自の求人紹介 ・電話面談メイン ・正社員、パートのみ |
ファーマジョブ | ・北海道の求人に強い ・5拠点で対面面談可 |
薬剤師転職 ドットコム |
・非公開求人12,000件 ・2拠点で対面面談可 |
お仕事ラボ | ・逆指名が可能 ・派遣の求人あり |
上の表で紹介した転職サイト・エージェントでは、ひとりのコンサルタントが「求職者」と「職場側」双方のヒアリングを担当しています。
担当者は「仕事を探す側」「人材を探す側」それぞれの意見を把握しているため、転職後のミスマッチを防げるのです。
たくさんの求職者を、効率よく企業へ紹介するためです。
規模の小さな転職支援サービスでは、薬剤師一人ひとりに時間をかけて転職サポートをおこなえます。
取り扱う求人数は少ないですが、丁寧で質の高いコンサルティングを提供できるのです。
求人の紹介だけでなく、転職に関する悩みを担当者にじっくりと相談したい人は、ぜひ利用してみてください。
総合型の転職サイト・エージェントは、次の記事で紹介しています。
こちらも、あわせてチェックしてみてくださいね。
薬剤師専門転職サイト・エージェントのサービスを使いこなそう
大手運営サイトから地域密着型の転職エージェントまで、さまざまなサービスがあります。
各転職サイト・エージェントでは「対象地域」「取り扱い求人」が限られるので、自分の目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。
転職支援サービスを利用することで、転職の成功率を一気に上げることができます。
ただし運営会社から定期的な営業連絡が来たり、担当者と反りが合わなかったりするなどの注意点も。
転職サイト・エージェントのメリットやデメリットを理解して、複数のサービスを上手く活用しましょう。