休みが多い仕事ってどんな仕事?休みが多い業界と探し方を紹介します
休みが多い仕事ってあるんでしょうか?
この記事では、休みが多い仕事を探す人のために、休みが多い主な業界を紹介します。
休みが多い仕事を探す方法も紹介しているので、参考にしてくださいね。
休みが多い仕事ってなに?休みが多い業界を5つ紹介します
「休みの日数なんてどこも似たようなもんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんね。
でも、職場ごとに「いつが休みが」や「年に何日の休みがあるか」は異なるもの。休みが比較的多い業界もあります。
厚生労働省による平成29年「就労条件総合調査」の結果やインターネットの求人情報をもとに、平均よりも年間休日数が多い業界を見ていきましょう。
休日が比較的多いのは、次のような業界です。
それぞれ説明していきます。
【休みが多い業界その1】金融・保険業
金融・保険業とは、簡単に言うと「社会のお金を動かす仕事」。銀行や証券会社、保険会社などが当てはまります。
「金融・保険業」はカレンダー通りの土日祝日休みであることが多く、年間の休日数が多いです。
これは、銀行が「銀行法」によって土日と祝日、年末年始(12/31~1/3)を休むことが決まっているから。
そのため、多くの証券会社や保険会社も土日祝日を休業しており、いわゆる「完全週休2日制」です。
カレンダー通りの営業なのでお盆期間の長期休暇はない一方、特に大企業では連続で5日間の休暇が取れるリフレッシュ休暇制度が整っている会社が多いです。
【休みが多い業界その2】電気・ガス・熱供給・水道業
「電気・ガス・熱供給・水道業」は、電気やガスの供給など、生活に必要なライフラインに関わる業界。
この業界でも、多くの会社が土日祝日休みです。
労働者1人あたりの年間休日の平均も約121日で、金融業とほぼ同じ日数となっています。
また、「電気・ガス・熱供給・水道業」は有給休暇の取得率が他の業界より高い「72.9%」。
平均の有休取得日数は1人あたり年間14.2日で、全体の平均9.3日を大きく上回っています。
ただし、設備のメンテナンスや修理に携わる人は、緊急対応のためシフト制で土日も働く場合があります。
一般的に、個人に商品やサービスを提供する仕事(BtoC)は土日休みでないことが多いです。
【休みが多い業界その3】製造業
製造業(メーカー)は、食品や衣類、輸送機器などあらゆる製品を作り、販売する業界。
求人情報を見ると、製造業は土日・祝日が休みの会社が多いです。
これは、製造業も電気・ガス業界などと同じBtoB(対企業)であることが理由だと考えられます。
ただし、会社によっては祝日が休みでないことも。その場合は、年末年始休暇、夏季休暇やゴールデンウィークが長く設定されています。
また、会社全体の休みだけでなく、有給休暇が取りやすいかどうかも気になるところ。
厚生労働省の「働き方・休み方改善ポータルサイト」を見ると、有給休暇の取得率アップに取り組む企業には、製造業が圧倒的に多いです。
【休みが多い業界その4】IT業界
IT業界はパソコンやインターネットに関わる仕事。企業の業務システムやWebサイトの制作、通信サービスの提供などを行います。
IT業界も土日祝日休みであることが多く、年間休日が120日以上あることがほとんどです。
筆者がある転職情報サイトで求人を検索したところ、IT企業の約93%で年間休日が120日以上ありました。
残業代を支払わないようなブラック企業は、面接や求人情報で見抜けることもあります。次の記事で、ブラック企業の特徴を確認してみてください。
【休みが多い業界その5】人材紹介業
人材紹介業は、働き手が欲しい企業と求職者をつなぐ仕事で、一般的に「転職エージェント」などと呼ばれています。
人材紹介業も、基本的に土日と祝日が休みです。
求人情報で確認したところ、掲載されていた人材紹介会社の85%には年間120日以上の休みがあると分かりました。
ただし、終業後に転職希望者と面談したり、トラブルが発生すると取引先へ謝罪に行ったりと、人材紹介業は残業が多い仕事でもあります。
従業員の数が多い会社ほど、完全週休2日制が多く、年間休日数も多く、1日の労働時間が短い傾向にあるのです。
しかし、中学校の先生は部活や補習授業などが休みの日にあるため、休みが少ないこともあるんですよ。
この記事で紹介した業界でも、企業によっては休みの少ないところがあります。また、紹介した以外の業界で休みの多い仕事があることも。
次の章では、休みの多い仕事を探す目安について説明します。
休みが多い仕事は「完全週休2日制」・「年間休日120日」を目安に
休みが多い仕事を探すなら、求人票に次のどちらかの記載があるところを選びましょう。
- 完全週休2日制
- 年間休日120日以上
「完全週休2日制」は、週に2日は必ず休める制度です。
これに似た制度で「週休2日制」があります。しかし週休2日制は、毎週必ず2日間休めるとは限りません。
月に1度でも週に2日休みがあれば「週休2日制」と言えるので、隔週土曜出勤などもあり得るのです。
「週休2日制」を「完全週休2日制」だと勘違いしてしまう人もいます。募集要項でしっかり確認しておきましょう。
ただし「完全週休2日制」は「土日」が休みとは限りませんし、祝日は休みでない会社もあります。
土日以外の曜日が休みだったり、連休でなかったりするので、休みの曜日も忘れずにチェックしましょう。
次の記事で「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いを詳しく説明しています。
また「年間休日が120日以上ある」ことも、「休みが多い仕事」の目安です。
この「120日」は、1年間にある土日と祝日を足した数とほぼ同じ。
厚生労働省の就労条件総合調査によると、平成29年の労働者1人あたりの平均年間休日は「113.7日」です。
年間120日の休みがあれば、平均より休みが1週間ほど多いと言えますね。
「完全週休2日制」と「年間休日120日以上」であること以外に、有給休暇の取得率も「休みが多いかどうか」の注目ポイントです。
ですが、転職エージェントを利用すれば、企業の有給取得率がわかる可能性がありますよ。
転職エージェントについて詳しくは、次の記事を読んでください。
転職エージェントは複数の利用がおすすめ。その理由は、次の記事で紹介しています。
「どの転職エージェントを利用すればいいかわからない」という人は、次の記事を参考にしてください。
1日の労働時間や残業時間など、さまざまな条件を見て判断してくださいね。
休みが多い仕事に転職してプライベートを充実させよう!
これらの業界は、厚生労働省の調査や求人サイトの情報から、平均よりも年間休日数が多いと分かりました。
休みが多い仕事を探す際は、「完全週休2日制」や「年間休日120日以上」という条件で求人を探せば、平均以上の休みがある会社を見つけられますよ。
転職エージェントを利用したら、休日数だけでなく、有休の取得率や残業時間なども分かる可能性があります。
今より休みが多くてプライベートが充実できる、自分に合った仕事を見つけてくださいね。
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