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転職面接の入室・退室マナーをおさらい!細かなギモンも解決します

転職面接の入室・退室マナーをおさらい!細かなギモンも解決します

就職時もそうですが、転職の面接って緊張しますよね。

面接前に心の準備をしようと頭の中でイメージしても、「あれ、面接の部屋にはどうやって入るんだっけ?」とわからなくなってしまう人もいるでしょう。

この記事では、最初の印象を決める入室時のマナーを中心に、面接での正しいマナーを紹介していきます。

マナーを理解し、守って行動するだけでも、自信を持って面接に臨むことができます。

転職活動の最難関とも言える面接。好印象を勝ち取りましょう。

面接までの行動も重要!面接先に着くまでの注意事項とは

当日までに、服装や持ち物などの準備は一通り済ませておきましょう。

そのあたりのことは面接対策全般についての記事で解説しています。

遅刻は絶対NG!約20分前には会場近くに、受付には5~10分前に到着

「面接に遅刻する」なんて絶対に避けたいですよね。社会人としてのマナーだけでなく、入社への意欲、面接への姿勢が疑われます。

面接場所の周辺には20分くらい前に到着しておくのが安心です。受付には、開始時刻の5~10分前に行くようにしましょう。

開始より10分以上前に着いても、印象は良くなるわけではありません。逆に予定時間より前に行くことで、先方の仕事に支障が出てしまうこともあります。

遅刻を避けるために、次のような対策をしておくのが得策です。

  • 面接場所への行き方は、事前にスマートフォンの地図機能などで調べておく
  • 持ち物は前日夜までに準備し、忘れ物のないようにまとめて置いておく
  • 電車の遅延など予期せぬトラブルも見据え、早めに家を出て、会場周辺で時間をつぶす

在職中の場合は、面接日には1日あるいは半日でも有給休暇を取るのがおすすめ。出掛けに急ぎの仕事が入るなどのおそれもなく、時間に余裕を持って行動できます。

自分では気づきにくいけれど要注意!口臭ケア・体臭ケアもしておこう

食後に面接を受ける場合は、始まる前までに必ず歯を磨いておきましょう。

口臭は、自分ではなかなか気づきにくいもの。しかし面接会場に口臭が漂うと、面接官に不快な思いをさせてしまいます。

舌もやさしく磨いておくと、口臭を抑えられる可能性が高くなりますよ。

普段から口臭が気になる人は、歯+舌みがきに加え、口臭予防スプレーやサプリなどで対策してください。

また、ニンニクなど刺激臭がするものを前日に食べると次の日に口臭や体臭がきつくなることも。うどんのように出汁の効いたもの、お好み焼きや焼き肉などを食べた後には、着ているものに匂いが染み付いたりもします。

面接の前日から、匂いの元になるような食事を避けるのがおすすめです。

「口が臭いから」なんて理由でも不採用になるんですか?
接客をするお仕事であれば、その可能性もありますよ。お客様が不快な思いをしますからね。

大抵はそれが直接合否にかかわるとは考えにくいですが、面接官の中には嫌な匂いを我慢するのが苦痛な人もいるでしょう。本人の印象やその場の雰囲気が悪くなるのは否めません。

面接場所に着いたら、汗をかいたなら拭って清潔にし、コートを着ているなら脱いで手に持ち、受付に向かってください。

オフィスビルに入ってから受付までの流れをシミュレーション

会場についたら、建物に入るときなどに一度深呼吸をして、緊張をほぐしましょう。

背筋を伸ばして大きく息を吸い、ゆっくり吐くと少し落ち着けます。

トイレも受付前に済ませておくのが安心です。

受付前の廊下でも、その会社の人がいれば挨拶しましょう

受付に向かうまでに、トイレや廊下などでその会社の人とばったり出会ってしまうことがあります。

その場合は、知らん顔をせず、「おはようございます」「こんにちは」などと挨拶をしてください。状況によっては、会釈だけでもよいでしょう。

相手は面接官かもしれませんし、入社後お世話になる先輩かもしれません。また、その時の対応のしかたで、その会社の人の雰囲気がわかったりもします。

オフィススペースに入ったらまずは受付を

多くの場合、面接場所となるオフィスの受付には誰もいない状態なので、呼び鈴や内線電話などを使って、中にいる人を呼び出します。

受付での呼び出し方例(内線電話を使って話をする場合)
相手:ありがとうございます。〇〇株式会社でございます。

自分:本日◯時より、〇〇様にご面接のお約束をいただいております、△△(自分の名前)
と申します。

ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。

相手:少々お待ちください。

朝の時間帯なら、一言目に「おはようございます」と付けるとより礼儀正しい印象になります。昼前後の場合、ここで「こんにちは」ではやや礼儀に欠ける印象なので、何か挨拶をするなら「お世話になります」などとするのがおすすめです。

電話の相手に聞き取りやすいよう、ハキハキと話すことを心がけてください。

受付に人がいたらどうすればいいんですか?
離れたところで目が合ったら会釈をして、近づいたら改めて頭を少し下げて名乗り、担当者につないでもらいます。

「〇〇と申します。本日〇〇時より、〇〇様とご面接のお約束があって参りました」などと言えばすぐにわかってくれるでしょう。

雨が降っていた、あるいは振りそうで傘を持ってきた場合

面接場所に傘を持っていくこともありますよね。折りたたみ傘の場合は、傘立てがないなどの場合に持ち歩けるよう、傘が入る大きさのビニール袋を用意しておくと安心です。

傘立てがあれば、そこに置いておいて問題ありません。

ビニール傘を使っている人もいるかもしれませんが、ビニール傘はもともと、急に必要になった人用に売られている簡易なもの。

「不用意な人」と思われると損ですし、環境に良くないイメージもあるので、普通の傘を持っていくことをおすすめします。

受付後、入室までの流れをパターン別にシュミレーション

受付で担当者を呼び出すと、担当者本人が出てきてくれることもありますが、電話に出た人が面接室に案内してくれるケースも多いです。

まずは、受付してくれた人が面接する部屋へ案内してくれる場合のケースから見ていきます。

いよいよ入室|受付してくれた人が面接室まで案内してくれた場合

受付で待っていて、「こちらへどうぞ」と別の部屋に案内される様子なら、「お願いいたします」などと言ってついていきましょう。

面接室のドアを開けてくれれば「ありがとうございます」と言って入室します。

案内してくれた人が「こちらです」と部屋の前で戻っていったら、自分でドアをノックしましょう。

ノックの返事が聞こえたら、「失礼いたします」と言ってドアを開けて入室し、ドアを閉めます。

ドアを閉めたら面接官の方を向き、挨拶をします。

いよいよ入室|受付で待ち、担当者が出てきた場合

受付で待ち、担当者が出てきた場合は、その場で「〇〇です」と名乗ったりするので担当者だとわかります。この場では簡単に「〇〇です。本日はよろしくお願いします」と簡単に挨拶しましょう。

そのまま面接を受ける部屋に通されたら、ドアも相手が開けてくれるので、「ありがとうございます。失礼いたします」と言って入ります。

面接官がドアを閉めなければ、自分で閉めてください。

その後は、自己紹介や職務経歴の説明、転職理由や志望動機の説明~と続くのが一般的な流れです。そのあたりはこちらの記事で詳しく紹介しているので、目を通しておいてみてくださいね。

カバンはどうする?いつ座る?細かな疑問は解決して臨もう

では、面接の入室の際に気になるギモンを解決しておきましょう。

入室のときのノックは何回すればいい?
ノックって何回すればいいんですか?
絶対の決まりはないですが、「3回」でいいでしょう。2回だと「トイレのようだから良くない」という人がいます。

「トントン、トントン」と4回するのがマナーだという人もいますが、緊張しているとちょっとしにくいですし、相手を急かしているように聞こえる場合もありますからね。

ドアを閉めるときに面接官にお尻を向けてもいい?
入室のとき、ドアを閉めようとすると、そのあいだ相手にお尻を向けることになっちゃいますよね。

それって礼儀として大丈夫なんでしょうか。

ええ、問題ありませんよ。後ろ手にドアを閉める方が、お行儀が悪いです。
入室したらまずどうすればいい?

面接される部屋に入ったら、とりあえずドアの近く(下座)のあたりに立ちます。「どうぞお座りください」などと席をすすめられるのを待って、「失礼します」と言って座りましょう。

カバンはどうすればいい?

持参したカバンは、座る椅子の足元に置きましょう。別の椅子などを勝手に使うのはNGです。

持ってきた書類や筆記用具などがすぐに取り出せるよう、近くに寄せておきましょう。

スマートフォンや腕時計などを机に置くのは絶対にやめてください。

後で必要になる筆記用具も、言われてから出すのが無難です。

椅子に座るときの注意点は?

姿勢が良いと印象も良くなるので、常に背筋をまっすぐに伸ばすことを意識しましょう。

背もたれは使わない、深く腰掛けすぎないのがおすすめです。

座ったときの手の位置は?

手は机の上に乗せてはいけません。軽く握って膝の上に置いておきましょう。

お茶を出されたけど、飲んでもいい?

出されたお茶やコーヒーは、タイミングを見計らって飲みましょう。飲む方が、入れてくれた人の厚意を無にせずに済みます。

飲むときは「いただきます」か「失礼します」とやや控えめ、でも相手にわかるように言ってから、カップに手を伸ばすようにしてください。

そのタイミングがよくわからないんですよね。

相手が話しているときに飲んでもいいんでしょうか。

話の流れにもよりますが、当たり障りない話の途中や、自分が話し終わった直後などがチャンスですね。

タイミングを逃してしまったら、最後に「いただいてもよいでしょうか」と聞いて飲む手もあります。気が利く面接官なら、飲まずにいれば勧めてくれますよ。

お茶を出されたときにも、出してくれた人に「ありがとうございます」と言うか、会釈をしてお礼の気持ちを伝えましょう。

退出時も面接官には見られています!最後までマナーよく

面接官が「ではこれで本日の面接は終了です。お疲れさまでした」と言えば、面接は終了です。とはいえ、まだ気を抜くわけにはいきません。

退室の流れは次のような感じです。

退室の流れ
  1. 面接してもらったことへの感謝の気持ちを述べ、お辞儀をする
  2. 立ち上がり、カバンを持つ
  3. 椅子のすぐ後ろまたは横に立ち「ありがとうございました」と一礼する
  4. ドアの前で振り返り、「失礼いたします」といってドアを開け、部屋を出る
  5. 部屋の方を向いてドアを閉める

面接への感謝は、「本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございました」と言えばよいでしょう。

そのあとに「よろしくお願いいたします」と熱意をアピールすることもできますが、そこは簡単に留めるのがベター。

「がんばりますのでぜひともご採用を」などくどくどとお願いするのはやめましょう。

複数人を続けて面接するのでない場合や、部屋に出入口が1つしかない場合は、自分と同時に面接官も退室することも多いです。

その場合は、面接官の後に続いて部屋を出るようにしましょう。

廊下やエレベーター前などで、「ありがとうございました」「失礼いたします」と一礼して帰ります。

部屋を出てから、相手と別れてからも、行儀よくふるまうように意識しましょう。

どこで誰に見られているかわかりませんよ。

転職成功のカギの1つは、流れを押さえて不安要素なく臨むこと

転職には、面接という難関が待っています。志望動機や自己アピールなどは力を入れて用意しても、入室の際などちょっとしたことで「どうだったっけ?」と迷うことは多いもの。

あらかじめ頭の中でシュミレーションをして、流れを把握しておきましょう。心配ごとや不安は極力なくし、自信を持って面接に臨めるようにするのです。

ここでお伝えしたことと違うケースもあるかもしれませんが、大切なのは「相手に失礼のないようにすること」その1つだけと言ってもいいでしょう。

社会人なら、普段からビジネスマナーは心得ている人がほとんどなはずです。マナーを守って自分をアピールし、面接を成功させましょう。

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