転職回数が多くて心配な人は必見!採用を勝ち取るアピール方法を紹介
転職を何回か経験している人は、次の転職に「転職回数が多いと不利なのでは」と心配になりますよね。
しかし転職回数が多いというだけで採用に不利になるとは限りません。
採用担当者は、転職回数よりも「転職理由」や「在籍期間」を重視しています。
転職回数が多いなら、それまでの転職で得たことや入社への意欲をアピールするなどして、採用担当者にネガティブな印象を持たれないことが大切です。
また、転職回数が多い理由を聞かれた場合、人事担当者にきちんと説明できるように回答を準備しておきましょう。
この記事では、転職回数が多い人向けに「応募書類を書く際の注意点」や「職務経歴書の書き方」も紹介します。
転職回数の多い人がおさえるべき転職成功ポイントを3つ紹介
転職回数の多さが不利になるとは限りません。しかし転職エージェントで働く人によると、企業は応募者の転職回数を必ず確認するのだとのこと。
そのため転職回数の多い人が転職を成功させるには、次の3つをおさえる必要があります。
- 採用担当者が納得できる転職・退職理由を準備する
- これまでの経験がどのように役立つのかを伝える
- 入社意欲の高さを伝える
転職理由が曖昧だったり転職の目的に一貫性がなかったりすると、人事担当者に「ウチでも長続きしないのでは?」と不信感を持たれてしまいがち。
目的がはっきりしている・筋が通っているなど、転職理由に納得してもらえれば、その不信感を払拭できる可能性が高いです。
転職回数が多い人は特に理由を掘り下げて聞かれる可能性があるので、落ち着いて答えられるようにあらかじめ答えを準備しておきましょう。
実際の理由が何であれ、退職・転職理由はポジティブな内容にするのがおすすめです。
こちらの記事で回答例などを紹介しています。
また、転職には即戦力が求められるので、自分のこれまでの経験や持っているスキルが企業のニーズを満たせなければ採用されません。
転職回数を重ねて得た経験やスキルの中で、特に転職先で活かせるものをアピールしましょう。
応募先の企業がどんな人材を求めているかは、募集要項やホームページで確認してください。
入社後に「思った会社と違った」などと失望しないよう、応募する前に企業研究をするのがおすすめです。
また、「すぐに辞めるのでは?」と疑われないよう、入社への意欲もしっかりアピールする必要があります。
「うちの会社のことを何も知らないな」と思われないよう、やはり企業研究をしておくのが大切です。
会社へ熱意を伝えるために、特に力を入れたいのは志望動機。よく使われるような定型文ではなく、オリジナリティのあるものを考えてみましょう。
転職者の履歴書・職務経歴書の志望動機の書き方は、次の記事で説明しています。
また、面接で「何か質問はありますか?」と聞かれたときも、入社意欲の高さをアピールするチャンス。
面接の逆質問について書いた記事があるので、参考にしてくださいね。
労働政策研究・研修機構(JILPT)の調査によると、転職経験者の平均経験会社数は男性だと2.89社、女性は3.03社という結果が出ています。
筆者の上司は「3回」以上だと気になるとのこと。でもやはり、「回数だけでなく年齢や各企業での勤続年数などから総合的に判断する」とのことでした。
面接では、1社ごとの転職理由のほか、転職回数が多い理由を聞かれることもあります。次の章で、その答え方を見ていきましょう。
転職回数の多さは「一貫性」と「前向きな姿勢」でカバーする
「なぜ転職回数が多いのか」と質問されると、答えに困る人もいるのではないでしょうか。
転職回数が多くなった理由を伝えるときは、次の2つの点を意識してください。
- 転職に一貫した目的があることを伝える
- ネガティブな理由を避ける
転職回数が多いのは、目指すキャリアや働き方など自分なりの目的があり、その目的のために何度か転職が必要だったことを理解してもらえるのがベストです。
今度こそは自分の目的を明確にして、「転職回数を重ねることで自分の目的がはっきりしたので御社に応募した、今後は長く働きたい」という意思を伝えましょう。
避けるべきなのは、「仕事がつまらなかった」「人間関係が悪かった」などのネガティブな理由で転職を繰り返したと伝えることです。
転職回数が多いのは自分の責任ではないと主張すると、なんでも周りのせいにする人だと思われかねません。
「また同じ状況になったら、すぐ辞めてしまいそうだ」と採用が見送られる可能性も。
どんな理由があったとしても、転職回数が多いことを他者のせいにするのは避けるのが無難です。
企業にとっては採用するにも育てるにもお金がかかるので、長く働いてくれそうな人を採用したいもの。
短期間で辞めた理由もきちんと説明できるようにしておきましょう。
転職回数の多さをカバーする履歴書・職務経歴書の書き方
「転職回数を少なくごまかしたい」という人や、「アルバイトは転職回数に入れるべき?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
この章では、転職回数が多い人向けに応募書類を書くときの注意点や、転職回数の多さをカバーする職務経歴書の書き方を見ていきましょう。
【応募書類を書く際の注意点】転職回数が多くても、職歴をごまかさない
転職回数が多いからといって、履歴書や職務経歴書に転職回数を少なく書くのは絶対にNG。
嘘がバレると、最悪の場合、経歴詐称と見なされて内定が取り消しになる可能性があります。
職歴にブランクがあると選考で不利になりますし、面接でボロが出る恐れもありますよ。
しかし、アルバイト期間が長くて職歴にブランクが空いてしまう場合は、アルバイトであっても職歴欄に書くのがおすすめです。
【職務経歴書の書き方】転職回数が多くても書き方を工夫すれば好印象に
職務経歴書を書く際は、これまでの実績を効果的に伝えられる書き方にしましょう。
転職回数の多い人が職務経歴書を書く際に、おさえてほしい点は次のとおり。
- 会社別でなく、職種・業務別に書く
- キャリアアップしていることを明確にする
- 応募企業にマッチした経験・スキルをアピールする
- 具体的に書く
履歴書は時系列に沿って書きますが、職務経歴書は古い順に書く必要はありません。「営業」や「事務」などの業務内容別に書くのがおすすめです。
前職で学んだことに、プラスで身につけたスキルなどをアピールしましょう。キャリアアップとは、転職することでさらに専門分野の知識を学んで、経歴を積むことです。
転職回数が多い人は、豊富な経験や身につけたスキルを全部アピールしたくなりますよね。しかし、数多く書き出しても、応募企業が関心を持つ経験・スキルでなければ意味がありません。
企業が何を求めているのかを踏まえ、マッチする経験やスキルを選んで職務経歴書に書きましょう。
仕事で工夫したことやその結果を具体的に書くことも大切。結果には「営業利益を10%アップさせた」など、数値を入れると説得力が出ます。
慣れる前に会社をやめてしまう人は「最低でも3年は続ける」など自分で目標を立てるのがおすすめ。「よく考えずに転職していた」という人は、転職先の決め方を見直してみてください。
こちらの記事もおすすめです。
次の記事では、転職を失敗しないための事前準備について紹介しています。
「転職回数が多いから転職がうまくいない」と思っていても、もしかしたら原因は別のところにあるかもしれません。
こちらの記事も読んでみてください。
転職回数の多さを気にするより、退職理由をきちんと説明しよう
転職回数が多い人の転職成功ポイントは、「納得感のある転職・退職理由を伝える」「企業にマッチした能力をアピールする」「入社意欲を強調する」の3つ。
転職回数が多い理由も聞かれる可能性があるので、きちんと説明する準備も重要です。
また、応募書類を書く際は、職歴をごまかさないでください。
職務経歴書には、転職回数が目につかないように工夫するのもおすすめ。職種や職務ごとに書くと、回数より経験を強調できます。
次の転職先では長く働けるよう、自己分析や企業研究もしっかり行ってくださいね。
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