【チェックリストあり】転職面接で必要な持ちものを紹介します
転職活動で面接を受けるとき「どんな持ちものが必要なんだろう?」「面接に持っていく持ちものの注意点ってある?」など、悩みは尽きませんよね。もし面接の前に忘れものに気づいて慌ててしまったら、面接に集中できません。
ここでは面接に「持っていくべきもの」、「持っていったほうがいいもの」、「身だしなみとして必要なもの」の3つに分けて紹介します。
面接に必要な「持ちもの」をチェックリストで確認して、忘れものがないよう前日のうちに準備しておくのがオススメです。
ほかに「デザイン」や「大きさ」など、持ちものを選ぶときのポイントも説明します。
面接前日のうちに必要な持ちものを揃えて、自信を持って面接に挑みましょう。
転職活動中の面接で「絶対に持っていくべき持ちもの」を紹介
この章では、面接へ行く際の「持っていくべき持ちもの」を紹介します。
とくに職務経歴書は「転職活動の面接において必要不可欠な書類」ですから、企業側から指示がなくとも必ず持参しましょう。
面接に必ず持っていくべき持ちものは、次のとおりです。
項目をタップすると、詳しい説明に飛びます。
面接当日に忘れものをしないよう、前日までに必ず準備しておきましょう。
【転職面接で持っていくべき持ちもの1】カバン(男女別)
転職活動で面接を受けるとき、カバンは必ず持っていきますよね。ここでは男女別の表で、「面接へ持っていくべきカバンの特徴」を紹介します。
面接に持っていくカバンとして「A4サイズの書類が入り、カジュアルすぎないもの」を選んでください。
「男性が持っていくべきカバン」の特徴は、次のとおりです。
大きさ | A4サイズの書類を入れることができる |
---|---|
形状 | 床に置いたとき、自立する |
色 | ・黒 ・紺 ・茶 |
素材 | ・革 ・合皮 ・ナイロン |
黒のスーツを着て、明るい赤や緑などのカバンを持っているビジネスマンは、あまり見かけませんよね。スーツを着たときに、カバンが浮かないような色を選びましょう。
また肩掛けバッグやトートバッグ、リュックサックは「面接時のカバン」としてNGです。
普段使うようなカジュアルなものだと、あなたのことを「ビジネスにふさわしい格好で来られない人物だ」と面接官が思ってしまうことも。
「カバンの色」と「靴の色」を合わせることで全体に統一感が出て、キチンとした印象を面接官に与えられます。
面接時に履いていく靴は、「黒色」や「こげ茶色」のものを選びましょう。
転職面接の際に履いていくべき靴の「選び方」や「気をつけるべきポイント」については、次の記事を参考にしてください。
次に、面接に「女性が持っていくべきカバン」の特徴を紹介します。
大きさ | A4サイズの書類を入れることができる |
---|---|
形状 | 床に置いたとき、自立する |
内装 | 内ポケットがついている |
色 | ・黒 ・紺 ・茶 ・白 |
素材 | ・革 ・合皮 ・ナイロン |
とくに女性は、普段も使いたいから「小ぶりなカバン」を選ぶことがありますよね。しかし、履歴書や職務経歴書を折らないと入らないようなサイズのカバンはNGです。
会社案内や資料などを面接時にもらう可能性もありますから、A4サイズの書類が入るものにしましょう。
男性同様、肩掛けバッグやトートバッグ、リュックサックなどのカジュアルなものは避けてください。
化粧品や手鏡など、男性と比べて女性は持ちものが多いですよね。内ポケットがついていると、カバンの中身を整頓しやすいですよ。
リクルートバッグは「新卒の就職活動で使用するもの」というイメージが強いため、頼りない印象を面接官に与えます。
転職活動で面接を受ける際のカバンの選び方や持ち方、置き方については次の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてください。
転職面接にどんなスーツ、インナーを着ていくか迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
【転職面接で持っていくべき持ちもの2】履歴書・職務経歴書
「面接案内のメールでなにも書かれてなかったから、履歴書は持っていかなくていい?」「履歴書持参の指示はされたけど、職務経歴書って必要なの?」など、履歴書・職務経歴書を面接に持っていけばいいのかどうか悩みますよね。
どんな場合であっても、転職活動で面接に行く際は「履歴書と職務経歴書のどちらとも」必ず持参しましょう。
面接はたいていの場合、「履歴書・職務経歴書」を見ながら行われるものです。たとえ事前に「なにも言われなかった」としても、面接の際に「履歴書・職務経歴書の提出」を求められる場合もありますよ。
面接前に「履歴書・職務経歴書になにを書いたのか」を確認することで、「書類に書いたこと」と「面接での答え」の食い違いを防げます。
履歴書・職務経歴書は、転職活動において「自分をアピールする」ための大切な書類です。「なにに気をつけて書けばいいのかわからない」という人は、履歴書・職務経歴書の書き方を次の記事で確認しておきましょう。
【転職面接で持っていくべき持ちもの3】筆記用具
面接中に、面接官から言われたことをメモしたり、交通費の支給書類に署名したりする場面がありますよね。
必ず、黒ボールペンを1本は持っていきましょう。
試験があるときは、シャープペンや鉛筆、消しゴムも持っていくのを忘れないようにしてくださいね。筆記用具を持参する際の注意点は、次の3つです。
- 鉛筆を持っていく
- シンプルなデザインを選ぶ
- 消しゴムはキレイなものを選ぶ
どんな筆記試験が実施されるかは、応募先の企業によって異なります。筆記試験の種類や対策については、次の記事で詳しく紹介していますよ。
【転職面接で持っていくべき持ちもの4】印鑑
書類に押印を求められる場合があるので、印鑑は必ず持っていきましょう。
次のような書類に「印鑑の押印」を求められることがあります。
- 交通費に関する書類
- 個人情報に関する書類
- 履歴書
企業によっては、自宅から面接会場までの交通費を支払ってくれることも。交通費を受け取った証明として、受領印を押すように求められます。
また「個人情報の取り扱いに関する書類」や「履歴書の印鑑欄」に、印鑑を押すよう求められる場合もあるようです。
面接時にすぐ対応できるよう、必ず持参しましょう。
【転職面接で持っていくべき持ちもの5】スマートフォン・携帯
世の中の多くの人が、スマートフォンや携帯を常に持ち歩いていますよね。面接当日、電車の遅延など「不測の事態」が起こる可能性も十分に考えられます。
採用者とすぐに連絡がとれるよう、スマートフォンや携帯は必ず持っていきましょう。
またスマートフォンがあれば、アプリを使って「電車の乗り換え」や「面接会場までの地図」を調べることができて便利です。
ただし、面接会場に入る前に「電源を切っておく」か「マナーモードに設定する」など、音が鳴らないようにしてくださいね。
【転職面接で持っていくべき持ちもの6】現金・ICカード
現金とICカードは、必ず持っていってください。
「電車が遅延して面接会場に遅れそうだけど、タクシーを使えば間に合いそう」なんていう事態が、起こる可能性もあります。現金支払いしか受け付けていないタクシーもありますから、現金は必ず持参しましょう。
ICカードはチャージをしておくと、毎回切符を買う手間が省けて、電車やバスなどの公共交通機関を利用するのに便利ですよ。
転職動中の面接で「持っていったほうがいい持ちもの」を紹介
転職活動中での面接において、「持っていったほうがいい持ちもの」を紹介します。
人によっては「必須の持ちもの」である場合もあるため、事前にひと通りチェックしておきましょう。
転職活動で面接を受けるとき、「持っていったほうがいいもの」は次のとおりです。
では、詳しく見ていきましょう。
【転職面接であるといい持ちもの1】電話番号・担当者名のメモ
「面接に遅刻しそう」など緊急の場合に、すぐに担当者と連絡がとれるよう「応募先の電話番号」と「担当者名」をメモして持っていくといいです。遅刻するのに担当者に連絡をしなかったら、担当者からの印象は悪いですよね。
また、スマートフォンや携帯に「応募先の電話番号」や「担当者名」を登録しておくのもいいでしょう。
【転職面接であるといい持ちもの2】求人情報のコピー
面接前に確認するため、求人情報のコピーを持っていきましょう。「募集職種」「雇用形態」などの募集要項や、「勤務地」「事業内容」などの会社情報を見直すことができます。
「履歴書」「職務経歴書」と合わせて、面接前に見直してください。
【転職面接であるといい持ちもの3】傘
雨の予報が出ていた場合、傘が必要です。傘を持たずに途中で降られてしまったら、カバンの中にある書類などが濡れてしまいます。
次の2点が、面接に持っていく「傘」を選ぶ際の注意点です。
- 「色が派手なもの」や「目立つ柄」の傘を避ける
- ビニール傘を避ける
できれば、ビニール傘以外のものを準備したほうがいいですよ。
また、折り畳み傘でも問題ありません。コンパクトでカバンに入れることができ、置き忘れ防止にもなりますよ。
【転職面接であるといい持ちもの4】名刺
転職活動の面接では、面接官から名刺を求められる場合があります。名刺を渡していいのか、それとも渡さないほうがいいのか悩みますよね。
在職中や退職後など「状況別の対応法」は、次の表を確認してください。
状況 | 対応 |
---|---|
在職中 (現職の名刺あり) |
・名刺を渡してもよい |
在職中 (現職の名刺なし) |
・名刺を渡さなくてもよい ・転職用の名刺があれば渡してもよい |
退職後 (現職の名刺あり) |
・名刺を渡してはいけない |
退職後 (現職の名詞なし) |
・名刺を渡さなくてよい ・転職用の名刺があれば渡してもよい |
退職後の場合、前職の名刺を持っていること自体がマナー違反だと思われてしまうので、前職の名刺を渡すのは控えましょう。
面接官から名刺を受けとることがありますが、名刺を持っていないなら渡す必要はありません。また、もらった名刺をしまうために、「名刺入れ」を合わせて持っておくと便利です。
名刺受け取りマナーについて、詳しくは次の記事を参考にしてください。
【転職面接であるといい持ちもの5】腕時計
面接会場へ向かう道中や、面接直前にも時間を確認できるよう腕時計を着けていきましょう。
また筆記試験がある場合は、腕時計がなければ時間の経過を確認できません。
試験の最中だけでなく、面接の待ち時間に携帯やスマートフォンで時間を確認していると、「面接前にインターネットを見たり、ゲームをしたりしているのかな」と誤解を受けてしまう可能性があります。
面接に腕時計をつけていく際のマナーや腕時計の選び方など、詳しくは次の記事を確認してください。
転職活動中の面接で「身だしなみとして必要な持ちもの」を紹介
社会人として、身だしなみを整えることはマナーですよね。
きちんとした「身だしなみ」は、採用担当者に好印象を与えることができます。
身だしなみを整えるため、次のような持ちものを持っていきましょう。
- ハンカチ・ティッシュ
- 靴磨き
- 化粧品※
- 予備のストッキング※
ハンカチやティッシュは、身だしなみとしてもちろん必要ですよね。
また靴が汚れていると、採用担当者からマイナスの印象を持たれてしまうことも。面接前に靴をきれいにできるよう、靴磨きを持参するのがおすすめです。
雨の日はどうしても靴が汚れてしまいますし、晴れていてもなにかのトラブルで汚れてしまう可能性がありますからね。
女性でも汚れが気になるなら、靴磨きで綺麗にしておくのを忘れないでくださいね。
とくに夏などの暑い季節は、メイクが崩れやすいので面接前に直してくださいね。またストッキングは、なにかに引っ掛けて伝線してしまうことも。すぐに履き替えられるよう、予備のストッキングを準備しておきましょう。
また転職面接の際は、服装やメイクだけでなく「髪型」にも気を配ることが大切。「転職面接での適切な髪型」について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
転職活動中の面接で必要な「持ちもの」は事前に準備しましょう
「絶対に持っていくべき持ちもの」は、面接を受けるにあたって必要不可欠なものです。とくに「履歴書・職務経歴書」は、面接先の企業から案内がなくても提出を求められる場合がありますから、必ず持っていきましょう。
「持っていったほうがいい持ちもの」や「身だしなみとして必要な持ちもの」は、必要に応じて用意してくださいね。
持ちものを事前に準備しておけば、精神的に落ち着いて面接に望むことができます。また、面接官にいい印象を与える場合も。
当日慌てることのないよう、前日までには持ちものをまとめておきましょう。
そして自信を持って面接へ挑んで、転職を成功させてくださいね。
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