転職成功の秘策を紹介!転職経験者が「やってよかったこと」とは何か
転職活動中、「なかなか書類選考に通らない」「面接でダメになる原因は何なんだろう」などと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、全国の男女約1,000人の転職経験者から寄せられた「転職活動でやってよかったこと」や成功例を紹介していきます。
体験談から見えてきたのは転職成功の秘策。これから転職活動を始める人も、活動中だけど上手くいっていない人も、ぜひ参考にしてください。
「私はコレで転職成功!」自己分析と情報収集は欠かせない
転職活動に欠かせないのは「自己分析」と「情報収集」。それぞれどう成功に結びつくのかを、当社が行ったインターネット上のアンケートに寄せられた回答から紐解きましょう。
自己分析をとことんして、転職理由や志望動機を明確にする
まずは「自分はなぜ転職したいのか」「譲れない条件は何か」など、転職理由や自分の望みを具体的にする必要があります。
・自分が何をしたいかよく考える。何にモチベーションが上がるか、何に弱いかなどを把握すると妥協しなくて済み、入社後のストレス防止にもなる。(37歳/女性)
・「前職での経験を活かして活躍できる」という内容の志望理由を理論立てた。おかげで、面接でも堂々とアピールできた。(36歳/女性)
- なぜ転職したいのか
- これまでの経験で何を学んだか
- どんなスキルを持っているか
- 得意なことは何か
- 無理なのはどんな仕事か
- 譲れない条件は何か
- 妥協できる条件は何か
- 給料の最低ラインはいくらか
自分の経験やスキルも洗い出し、なるべく細かく分析するのがおすすめです。そうすれば自分に合う求人を探しやすくなりますよ。
自己分析の詳しいやり方や転職活動への活かし方については、こちらの記事を参考にしてください。
自分のことがわかったら、次は相手先の企業の分析をしましょう。次の章では、企業側の情報収集について説明します。
応募先の情報収集をして、転職後のギャップを防ぐ
転職には自己分析のほかに、応募先企業の情報収集も欠かせません。情報収集しておくことで次のようなメリットがあるのです。
- 企業側のニーズに沿った志望動機が書ける
- 面接での質問に的確に答えられる
- 入社後のギャップが防げる
実際に「情報収集が転職成功に役立った」という転職経験者の例を紹介します。
(28歳/女性)
・会社のホームページを参考に、求める人物を理解して面接に臨んだ。すんなりと質問に答えられた。(30歳/女性)
企業研究は、転職後の「こんなはずじゃなかった」というギャップを最小限に留めるためにも欠かせません。
では転職に成功した人はどのように情報を集めたのか見てみましょう。
・説明会に出向き、不安なことは直接担当者に聞いた。(25歳/女性)
・転職口コミサイトで、希望企業の元社員の口コミを見た。試験内容や適性などを事前に把握でき、筆記試験、面接ともにスムーズに進んだ。(28歳/男性)
ただしネット上の口コミをすべて鵜呑みにするのはおすすめできません。信憑性については、こちらの記事で説明しています。
転職後に「こうしておけばよかった」と後悔したという経験者の声を、こちらの記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
また、転職経験者からはこんな声もありました。
「転職フェア」などのイベントに参加するのもおすすめですよ。いろんな業界の企業の担当者や、同じように転職先を探す人が集まる貴重な機会です。こちらの記事で紹介しています。
転職フェアに参加した際のレポを交えた記事も読んでみてくださいね。
「私はコレで転職成功!」応募は積極的に、書類は丁寧に
この章では、応募の際に経験者が「こうしておいてよかったこと」5つを紹介します。
【応募の秘策 その1】積極的に応募してみる
転職活動では「今度こそいい会社に入りたい」と慎重になり、興味があっても応募をためらうことってありますよね。そんな会社こそすぐに募集が終了してしまい、後悔することも。
転職に成功した人からは、「こうしておいてよかったこと」の1つに「積極的に応募すること」が挙げられました。
・諦めずにいっぱい応募し、とにかく面接までこぎつける。(38歳/男性)
積極的に応募することで、採用の可能性が高くなるのはもちろんのこと「自分の市場価値がわかった」「面接の練習になった」という声も。
「積極的に応募しても受からない」という人は、こんな意見も参考にしてみてください。
積極的に応募するとはいえ、深く考えずに職種・希望条件を妥協すると、転職失敗の原因になってしまいます。
【応募の秘策 その2】希望条件に合う企業を焦らず探す
長く転職活動していると、「転職できればどこでもいい」と妥協したくなることも。
しかし、転職活動に焦りは禁物です。
「焦らず時間をかけてじっくり転職先を探したのがよかった」という成功事例もあります。
・一度失敗したので、同じ間違いを繰り返さないと肝に銘じた。以前は焦ったためにブラック企業に入社してしまった。(46歳/女性)
「ここまでは妥協してもいい」と思える許容範囲を決めておき、それ以上は妥協しないようにしましょう。
【応募の秘策 その3】転職活動は在職中にする
転職活動に焦らないために、在職中に転職活動することをおすすめします。
無職の状態で転職活動を続けていると、想像以上に精神的負担が大きくなってしまうのです。
- 定期的な収入がなくなり、生活が苦しくなる
- さらに転職活動に出費がかさむ(交通費など)
- 社会から切り離されたように感じ、精神的に不安になる
- 焦って「とにかく就職できればいい」と転職先を妥協する
退職前は「何とかなるだろう」と楽観視できても、退職してみると金銭的にも精神的にもつらくなり、焦ってしまうのが人間というもの。
・在職中に転職活動してよかった。少なくとも切羽詰まることはないし、辞めてからだと面接でそのことをかなり突っ込まれる。(44歳/男性)
・働きながら転職活動して良かった。お金の不安がなかったのは大きい。(28歳/女性)
ただし、転職活動を在職中にするか退職後にするかについては、普段の業務量や精神的負担によって、一概に正解を決められないことも。こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【応募の秘策 その4】応募書類はわかりやすさを心がけて丁寧に
履歴書・職務経歴書などの応募書類は、「自分はここで働きたい」という気持ちを企業に伝える最初の手段です。「読みやすく」「わかりやすく」書きましょう。
「たかが文字」と思うかもしれませんが、こんな成功事例もあるんです。
・美文字トレーニングをし、くせの少ないキレイな字で履歴書を書いたら、最初の印象をよくできた。(28歳/男性)
応募書類を書く際、「真剣に考え、丁寧に書いた」ことによる転職成功例もありました。
【応募の秘策 その5】詳しい職務経歴書で自分をアピールする
・職務経歴書をしっかり見やすく書いた。面接でいろいろと質問されても、きちんと説明できた。(36歳/女性)
自己分析が苦手な人は、第三者の客観的な意見を聞いてみましょう。
「私はコレで転職成功!」 面接には万全な対策と笑顔で臨む
面接までこぎつければ、もうひと頑張り。でも面接って苦手な人も多いですよね。筆者もその1人です。次は転職経験者による面接の秘策を2つ紹介します。
【面接の秘策 その1】笑顔を心がける
転職活動で一番緊張するのが面接です。誰もが緊張すると顔がこわばってしまうもの。しかし面接の際に笑顔が出れば、採用担当者が受ける印象もぐんとアップします。
面接時の「笑顔」のおかげで転職に成功した、という成功事例も目立ちました。
・内定後「決め手は彼女が笑ったから」と言われた。他の人は緊張でまったく笑わなかったそうで、笑顔の大切さが身に沁みた。(27歳/女性)
「目を見て話を聞き、目を見て答えることが採用につながったと思う」という意見もありました。
採用の際にコミュニケーション能力を重視する企業も多いです。緊張していてもなるべく顔を上げましょう。
面接の練習をしておきましょう。それが次に紹介する、面接の2つめの秘策です。
【面接の秘策 その2】模擬面接で対策
面接で笑顔を見せるためには、準備をして不安要素をなくすことが効果的。
「何を聞かれても大丈夫」と自信を持てれば、面接にもリラックスして臨めます。
今回のアンケートでも「面接対策をしておいてよかった」という回答が非常に多く寄せられました。一例を紹介します。
・面接で聞かれそうな質問を何十通りも用意し、どれを聞かれても答えられるようノートに整理した。自分の考えもまとまり、何を聞かれても困らなかった。(32歳/女性)
面接対策には転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職のプロであるキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいましょう。
「そもそも転職エージェントって何?」という人は、こちらの記事も読んでみてください。
【番外編】面接でライバルに差をつけた決め手とは
企業によっては、1日に何人もの面接が行われます。たくさんのライバルに差を付けて採用を勝ち取った人のなかには、ささいなことが決め手となった成功例も。
・「働く場所を見ておきたい」とお願いした。内定後に採用理由を聞いたところ「たくさん応募があって迷ったが、面白い質問をする人がいたと記憶に残っていた。(30歳/女性)
「私はコレで転職成功!」成功を呼ぶのは「前向きな姿勢」
これまでは転職活動で具体的に行う事前準備について説明しました。
アンケート回答からさらにわかったことは、「前向きな姿勢」や「日々の業務への取り組み」も転職の成功には重要だということ。
前向きな姿勢で、不採用でもめげないことが転職成功につながる
不採用が続くと、自分のすべてを否定されたように感じることもありますよね。でも落ち込む必要はありません。
・「ダメだろうな」と臨んだ面接はやはり結果的にだめだった。どこか自分に自信のあるポイントを探し、「絶対受かる!」という気持ちで臨むとうまくいった。(28歳/女性)
「転職活動をしてもうまくいかない」という人には、こちらの記事もおすすめです。
日々の業務に真摯に向き合うことが転職の成功にもつながる
「毎日の業務をきちんとこなし、真面目に働いていたことが結果としてよかった」という意見も多くありました。
・前職を全力で取り組んできたので、面接でアピールできる内容が多かった。どんな仕事でも向上心を持って、全力であたるといいと思う。(25歳/女性)
・前の職場の環境は悪かったが、その中で精神的にも技術的にも培われた経験が次の就職先につながったと思う。(34歳/女性)
また、仕事関係のみならず学生時代からの友人など、人とのつながりを大切にしていたおかげで、転職先がスムーズに決まったという声もありました。
「私はコレで転職成功!」 転職エージェントを利用する
転職エージェントとは、キャリアやスキルを踏まえてアドバイザーが求人を紹介してくれたり、応募書類の添削や面接対策のサポートもしてくれたりする便利なサービスです。
「転職エージェントの利用が転職成功に結びついた」という人もかなり多くいました。
・求人情報を探すことから面接の日程調整まですべて行ってくれるので、とてもスムーズに活動できた。(25歳/女性)
・密に連絡を取り合え、心身のサポートもしてくれて本当に助かった。(24歳/男性)
転職サイトや転職エージェントは、いくつか併用するのがおすすめです。
・転職エージェントサービスに複数登録した。前職と似た求人を紹介するアドバイザーもいれば、適性を考えて、全く別業種の求人を提示する人もいた。多様な視点から転職先を探せた。(26歳/男性)
転職エージェントを複数利用するメリットについては、次の記事で詳しく説明しています。
転職サイト・エージェントを紹介している記事はこちらです。
あなたにピッタリの職場を探すには、あらゆる転職方法を駆使するのもおすすめです。こちらの記事で7つの転職方法を紹介しています。
転職経験者の体験談を参考にして、転職を必ず成功させよう
転職には自己分析と事前準備が欠かせませんが、やり方によっては上手くいかないこともあります。
そんなときには、この記事を参考にして自己分析し直したり、書類の書き方を工夫したり、面接の練習をしたりしてみてください。
転職経験者からは「たくさんの企業に応募してチャンスを増やすことが大切、しかし簡単に妥協はしないこと」という意見も多く寄せられました。
迷ったり困ったりしたときには転職エージェントも上手く利用して、転職を成功させましょう。
- DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
- リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
- マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
- エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
- @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】