あなたの転職がうまくいかない本当の理由と成功者の意外な共通点
「自分のスキルを活かせる企業に応募しているはずなのに、書類選考で落ちてしまう」
「もう10社も面接まで言ったのに、結局内定をもらえていない」
転職活動が上手くいかないと、非常にストレスが溜まります。「自分はそんなに価値のない人間なんだろうか」と落ち込んでしまいますよね。
もちろんそんなことはありません。ちょっとやり方を間違えているだけという可能性も十分にあります。
不安な時期だからこそ、乗り越えるために今一度立ち止まって考えてみませんか。
「自分だけ」じゃない!誰でも立ち止まってしまう時期はある
周りが簡単に転職しているように見えて、「自分だけが置いていかれてしまうのでは・・・」。そんな不安を抱えている人も多いですよね。
しかし安心してください。多くの人が転職するにあたって同じように感じ、同じように悩んでいるのです。
転職活動中に、不安を感じない人はほとんどいない!
大手転職サイト「マイナビ転職」が行ったアンケートによると、「離職後の転職活動中に、精神的な辛さを感じる・あるいは感じたことがあるか」という設問に、約82%の人が「Yes」と答えています。
具体的には「収入がないのに支出が増える」「近況を聞かれて答えられない」「自分に合う転職先がない」などさまざま。
思い切って転職しようと踏み出したものの、不安を抱えている人の方が圧倒的に多いのです。
「必要とされない」と落ち込むのはもったいない!
転職活動が上手くいかないと、どうしても「自分なんて価値がない人間だから就職なんて・・・」とひがんでしまいがち。
自分に価値がないわけではなく、「価値が企業側に伝わっていないだけ」なのかもしれません。
それなら、自分の長所、強み、アピールポイントは何かを考え直したり、転職活動の方法や自己アピールの仕方を工夫したりすることで解決につながる可能性は大いにあります。
「なんとかしなきゃ!」という焦りが強くなりがちですが、いったんリセットし、落ち着いて自分を振り返ってみましょう。
転職に1年以上かかる人も珍しくない!
では、転職活動の期間はどれくらいが妥当なのでしょうか。
「マイナビ転職」がアンケートで「離職期間」を聞いたところ、長い人で「1年以上」仕事のない期間があったことがわかりました。
また、約58%の人が「6カ月以上」の離職期間があったのです。
アンケートはいずれも2007年のものですが、転職に時間がかかる人も多いという状況は、大きくは変わらないと考えられます。
「もう3カ月も経ったのに転職できない・・・」なんて落ち込んでいる人も、決して焦る必要はありません。
新卒時の就職活動と転職活動、こんなに違う!
転職活動の際、知っておきたい知識のひとつが「新卒の就職活動との違い」です。
今転職活動をしている方の中には、初めての転職で「新卒の就職活動の時と転職活動ってどう違うのかよくわからない」という方もいるでしょう。
同じ「就職」のための活動とはいえ、その中身は結構違うもの。
もしかしたら、転職がうまくいかない原因は、新卒の時の就職活動のやり方をそのまま今もしてしまっているからかもしれません。
「実務経験」がかなり重要視される
「実務経験」が転職活動と就職活動の違いの代表、といってもいいでしょう。
中途採用を行う企業が知りたいのは、「その人が前職でどのような実務を積み、自分の会社でどう活かせるか」です。
就職活動の場合、当然ながら新卒なので、アルバイト経験はあっても社員として働いた経験はゼロの人の方が多いはず。
しかし、転職活動の場合はすでに新卒として会社に入り、一定の期間「社会人」として働いてきた期間、つまり「実務経験」が必ずありますよね。
転職では即戦力を求められるので、前職で身につけた技能や実務経験、社会人経験が長ければマネジメント経験などがかなり重要視されます。
求められるスキルが高く、前任者に準じるスキルを求められることも
中途採用の候補者はすでに社会人経験がある人なので、求められるスキルやポジションが明確に定められていることも多いです。
また、前任者と同等のスキルを要求されることもあり、新卒採用に比べて条件が厳しい傾向にあると言えます。
面接では「これからの希望」よりも「自分の経験と能力」をアピールすべし
転職先を探す際には「何がしたいか」を重視しますが、転職先へのアピールでは「何ができるか」を重視する必要があります。
就職活動の場合は、学生時代にやってきたことをアピールし、就職してそれを活かす、という形での自己PRが多かったはずです。
「それを転職先でどう活かせるか」をしっかりとアピールしないと、採用にはつながりません。
何がアピールできるか洗い出してみましょう。
本当にまったく何もないなら、転職自体を考え直し、今いる職場でスキルや経験を積む方がよいかもしれません。
タイミングはいつでも、選考期間も短い
新卒採用と中途採用の一番大きな違いは「期間」でしょう。就職活動ではある程度、期間が決まっていますよね。
中途採用は年間を通して「この時期」というものが決まっておらず、欠員が出る・出たときに募集をするため、いつチャンスがくるかわかりません。
選考結果も、中途採用は面接後1週間以内に合否が判明することも珍しくはないのです。
そのため、働きながら転職活動をする場合は、前の会社の退職手続きなどを考慮し、計画的に転職活動をする必要があります。
円満退職するための効率よい転職活動の進め方については、次の記事も参考にしてください。
自分にも当てはまるかも?転職活動がうまくいかない理由とは
「新卒の就職活動と転職活動の違いなんて、もちろんわかってる。だけど転職活動が上手くいかない・・・」という人もいるでしょう。
そこでこの章では、「転職活動がうまく行かない理由」をもう少し考えていきましょう。
「資格がないから転職できない」はウソ!?
「資格があれば転職に有利」「スキルがないから転職は厳しい」と考える人も多いですが、必ずしもそうとは言い切れません。
資格がないからと応募をあきらめず、自分が持っているスキルやこれまでの経験から、転職先で役に立ちそうなことを探してアピールしてください。
資格があっても業務で活かせなければ意味がなく、資格のあり・なしよりも実務経験の方がずっと大事なのです。
逆に資格を持っていたとしても、実務経験が乏しかったり、活かせる仕事に就いていなければ、武器にはなりません。
転職の場合、資格は持っていなくてもよい求人も多いです。ただし何も資格を持っていないよりは、向上心や努力のアピールとなることも。
「何か武器となる資格を取っておきたい」という人は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
転職の場合、「未経験」は厳しい道とわきまえて
求人票には「未経験可」という募集も中にはあります。しかし、これは非常に厳しい道です。
前職の経験をどう活かせるか、いかに早く戦力になれるかをアピールしないと「これなら新卒のほうがマシ」と不採用になりかねません。
新卒採用の場合は、誰もが未経験ですし、企業側も新人を1から育てていく予定なので問題ないですが、中途採用の場合は話が違います。
とは言え、仕事が自分に合わず、新たな業界・職種で頑張りたいと思う人も多いですよね。
当サイトでは、未経験の人のための転職ポイントなども紹介しています。ぜひ読んでみてくださいね。
目的がいつの間にか変わってた・・・なんてことはない?
転職活動のきっかけが「今の会社は休みが取れないから、きちんと休みが取れる会社に転職したい」だとしましょう。
しかし求人情報を数多く見ているうちに、「給料が高いから」「有名企業だから」「家から近いから」など、当初の転職目的とズレた視点で転職先を探し始めてしまう人も。
「なぜ転職するのか」「どのような会社で働きたいか」、「転職の芯」はブレないようにしましょう。
なぜ転職をしたいと思ったのでしょうか。持っているスキルを活かすためなのか、もっと待遇がいい会社で働きたいからなのか。
転職の目的がブレてしまうと、面接などでも上手くアピールできず不採用が続いたり、入社して「こんなはずじゃなかった」と後悔したりするおそれも生じてしまいます。
面接時にきちんと自己アピールはできている?
企業が候補者のことを知るのに重要な局面となる面接。ここで経験やスキルなどを上手くアピールできるかどうかで、転職の成功・失敗が大きく左右されます。
企業の立場に立って質問の意図を図り、期待通りの答えができれば、担当者に与える印象がぐんとよくなります。
転職に失敗しやすい人は、面接で「企業のニーズがつかめず、求められているような回答ができない」「他者の目線で客観的に物事をとらえられない」「企業のニーズがつかめず、求められているような回答ができない」という人が多いです。
もちろん、経験やスキルを確認する前に、社会人としての資質やマナーが自社にふさわしいかどうか、もチェックされるポイント。
マナーなどに自信がない人は、改めて見直しておきましょう。面接に自信を持って臨んでいるかどうかも、相手に与える印象を大きく左右します。
当日のシミュレーションをする、自己アピールの練習をするなど、事前準備をしておきましょう。
自分自身をアピールするのが苦手な人も多いもの。しかし採用してもらうには、自分の良さをわかってもらう必要がありますよね。こちらの記事も参考にしてみてください。
面接で企業側の質問にうまく答えられないのには、企業に関する勉強不足の可能性も。入社後のミスマッチを防ぐためにも、企業研究をしておきましょう。
転職経験者の声を聞き、自分の転職に活かすのもおすすめです。こちらの記事をぜひ読んで参考にしてください。
転職活動の方法や、転職先の業界・職種などにこだわりすぎていない?
転職活動の方法は様々です。転職サイトはもちろん、「ハローワーク」など、求人情報はあらゆるところに。
また、世の中にはたくさんの業界・職種が存在しています。
しかし、中には「このサイトしか使わない」と転職方法を限定している人や、「この業種にしか応募しない」「結果が出るまでは1企業への応募のみ」など、自分で可能性を狭めてしまっている人も。
転職サイト1つとっても、取り扱っている求人は多種多様です。業種によっては専門の転職サイトや転職エージェントを使った方が、効率よく求人情報が探せます。選択肢を多くして、チャンスを広げましょう。
「転職エージェントって何?」という人は、こちらの記事も読んでみてください。
業界や職種などにこだわらず、自分に合う仕事がないか、可能性を広げて探してみることも大切です。
また、転職では数社あるいは数十社受けるのが一般的。1社ずつ応募していると、時間のロスにもなりかねませんし、その間によい求人がライバルに取られてしまうことも。
ターゲットを絞ってうまくいかないなら、可能性を求めて、間口を広げることも考えてみてください。
転職方法をいくつか紹介している記事もあります。参考にしてみてくださいね。
転職におすすめの業界について書いた記事もあるので、読んでみてください。
つい条件にこだわってしまったり、面接では緊張してうまく話せなかったり・・・やっぱり転職って難しいですね。
あと大切なのは、焦ったり必要以上に落ち込んだりしすぎないことですね。1社断られても、「縁がなかっただけ」と気持ちを切り替ることも大切ですよ。
各地域で開催される「転職フェア」に参加してみるのもおすすめです。自分と同じ、転職を希望している人が集まる貴重な機会。企業の担当者とも直接会って話をすることができます。何か新たな気づきがあるかもしれませんよ。
実際に転職フェアに参加したレポを交えた記事もあります。
自分の価値を他人に見つけてもらう「転職エージェント」
「自分の価値がわからない」「どこで転職活動が失敗しているのかわからない」という方にオススメなのが、「転職エージェント」です。
転職のプロが、自分では気づかない強みを見つけてくれる可能性がありますし、職務経歴書や履歴書のチェック、面接対策も行ってくれます。
また、自分では全く考えていなかった業種や職種を紹介してもらえることも。
客観的なアドバイスで新たな弱点が見つかれば、対策を練ることもできます。また、不安なときに相談できる点も心強いです。
でも転職エージェントの担当アドバイザーにも、性格的に合わない人はいるんじゃないでしょうか。
また、複数の転職エージェントにお願いするのもひとつの方法ですね。選択肢も多くなります
転職サイトや転職エージェントは数多く存在しているので、自分に合った方法でよりよい転職先を探しましょう。
不安になったら見直しを。転職エージェント活用も
しかし、自分が強みと考えていない部分が実はあって、アピールが足りないだけかもしれません。
あなたの希望する業種ではなく、まったく思いもしなかった業種でとても必要とされているかもしれません。
不安になったら立ち止まり、自分を冷静に見直してみましょう。また、客観的な意見やアドバイスをくれる転職エージェントを利用するのもおすすめです。
あなたを必要としている企業は必ずあります。前向きな気持ちで転職活動を乗り切りましょう。
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